「目の下の黒いくまが気になる…」という方必見!今回は、“黒ぐま”悩みを解決すべく、原因や対策スキンケア、カバーするコンシーラーテクニック&涙袋メイク、美容医療などをご紹介します。

目の下の「黒ぐま」の原因とは

「目」「鼻」「アンチエイジング」関連の治療のスペシャリスト。丁寧なカウンセリングと確かな技術力で同業医師も信頼を寄せ、自身の治療も任せるほど。美容整形の失敗、他院治療の修正も行う。2つある日本美容外科学会「JSAPS」、「JSAS」の認定専門医。
目の下がくぼんで影っぽく見えるのが黒ぐま。彫りが深く、目が大きい人は“くぼみ目”から黒ぐまになる傾向が見受けられます。
実は黒ぐまだけではないかも?
自分が実際どのタイプのくまなのか判別がつかない……という人も多いはず。形成外科医の室 孝明先生によると、実はくまの多くが複合的なものだそう。
黒ぐま悩みを解決するスキンケアのポイント
スキンケア前に準備運動を
「あらゆるくまの原因となる眼精疲労や脳疲労を軽減するために、前頭筋と側頭筋ほぐしを。ここがほぐれることで巡りがよくなり、スキンケアの効きも高まるので、準備運動的に取り入れてみてください」(瀬戸口さん、以下同)


目元の疲れが集約される側頭筋に両手をあて、10秒間圧をかけ力を抜く、を数回繰り返す。

こわばりをゆるめるために手のひらで額の中心を上下、左右に10回ずつゆっくりと動かす。
眉頭を押しお疲れをオフしつつ、アイクリームをぐるぐる塗り
「目周りの構造を支えている眼輪筋が衰えることで血流が停滞。さらに、目の下にすき間ができてハリがなくなるため光の反射率が低下し、黒っぽく見えてしまいます。解決のカギは、目周りの筋肉を再起動させることです」

1 ケア前に両ひじを机につき、目頭のくぼみに親指の腹をあて頭の重さを利用して押す。

2 目尻側をピース指で押さえ、反対の薬指で細かくらせんを描くようにまんべんなく塗布。
黒ぐま悩みにおすすめのスキンケア5選
ラ ロッシュ ポゼ レダミック R アイクリーム
敏感肌でも使えるレチノール配合クリーム
ピュアレチノールを配合ながらも肌の刺激を減らし、効果的に働く独自処方で敏感肌でも使えるように。スッとなじむジェルクリームタイプ。
ドクター 津田コスメラボ スキン バリア アイゾーン

20g ¥8800
潤って、守って、鎮める。創傷治癒発想のアイケア
医療用フィルムをイメージした保護膜を形成し「留まる」と「浸透する」の2層構造を両立。さらに守る、鎮めるケアも搭載し、目元を徹底ケア。
エスティ ローダー アドバンス ナイト リペア LS アイ セラム
目元の立体感を再構築し、引き締まった眼差しへ
目元の構造を支える4種のタンパク質を強化し、目元全体の引き締め、リフトアップ、ふっくらとしたボリューム感を実現。朝晩の使用もOK。
ミノン アミノモイスト エイジングケア アイクリーム
シワを改善しながらハリのある明るい目元へ
シワ改善&シミ予防のナイアシンアミドと、肌あれ予防のグリチルリチン酸2KをW配合。
ユンス VAリンクル アイセラム
次世代型生レチノール×Wの有効成分で攻めと守りケア
100%純粋な生レチノールに、ナイアシンアミドを配合した攻めケアに、肌あれを予防する有用成分も配合。
黒ぐまを隠すコンシーラーテクニック&涙袋メイク

約4年間イガリシノブさんに師事し、独立。トレンドを押さえながら、その人が持つ美しさを最大限に引き出すメイクは、美容業界でも絶大な支持を集める。Three PEACE所属。
▼基本のくまカバー&涙袋メイク
使用アイテム
【A】ジョンセンムル アーティスト コンシーラー パレット スキン
【B】セザンヌ トーンフィルターハイライト 01
くまカバーのやり方
パウダリーFD以外、コンシーラーはファンデ後に使用を。イエベ、ブルベに関係なく、自分の肌の色よりワントーン暗めの黄み・オレンジ系でくまの色を中和し、その後、明るめパウダーで影を飛ばします。

平筆にAのコンシーラーを取り、色が気になる部分を中心にラインを2〜3本引く。

コンシーラーをその場に密着させるよう二つ折りにした何もついていないパフで整える。

くまが消えていない場合はパウダリーFDを、消えていたらBのパウダーをブラシで重ねて。

涙袋メイクのやり方
アイメイクに寄せた色が基本。おすすめはベージュブラウンや赤みブラウンなど。もともとある涙袋を強調するため、パウダータイプで最初に描いたラインを残すのがコツです。

涙袋の下に、丸みに沿わせつつ細めに影色でラインを引く。黒目の幅より少し左右に伸ばして。

涙袋の始まりと、涙袋を描いた上部分に明るめの色のBをチョンとのせると目元が明るくなる。
▼黒ぐまカバー&涙袋メイク


美容エディター 藤井優美
お悩み:お疲れ顔に見える黒ぐまをカバーするとシワっぽくなる。

リキッドタイプのコンシーラーで下目尻側をカバー。上からマットハイライターをかける。

「基本のくまカバー&涙袋メイク」の方法で涙袋を描く。影はオレンジベージュシャドウを。なじませながら明るさを。

Before
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After
黒ぐまを治療する美容医療の種類

ビスポーククリニック統括院長
室 孝明先生
さまざまな治療法があるので医師と相談を
SNSでくまに関する治療法が数多く発信されていることもあり、くま治療を望む患者さんは増えています。
くま治療とひと口に言っても、肌質や骨格、筋肉の状態などによってさまざまな治療法があり、その見極めには医師が経験を積んでいる必要があります。
だからこそ、自分で治療法を決めるのではなく、医師としっかりとカウンセリングを行ってください。ここでは、当院で行われているくま治療をご紹介します。
ヒアルロン酸注入

術前
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術後3カ月
シワやたるみによる皮膚のくぼみに対して、ヒアルロン酸を注入し、へこみを持ち上げて目立たなくする治療。くまの大きさやくぼみの深さによって、それぞれにベストな深さ、量、位置に注入。約1〜2年持続。
料金:1本 ¥110000〜(使用する製剤、本数により異なる)
ハムラ法

術前
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術後3カ月
眼窩脂肪を目の下のへこみ部分へ移動させて固定し、下まぶたを平らに整える手術。裏ハムラ法と表ハムラ法があり、裏ハムラ法は皮膚を切開しないため傷跡が残りにくい。表ハムラ法は皮膚も切除するためたるみも同時に改善できるのが特徴。
料金:裏ハムラ法 ¥495000、 表ハムラ法 ¥550000
資料提供/ビスポーククリニック
※料金は目安です。別途、診察料、麻酔など諸経費がかかります。
※ご紹介する施術には、効果に個人差があることをご了承ください。
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編集部
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公開日:





















































































































佐々木さん
目尻側の影を明るく仕上げる
硬めコンシーラーだとシワっぽくなってしまうため、リキッドタイプをチョイス。くまをカバー後、目尻側のくすみを消すと、目周りの印象が明るく見えます。