神崎さんの連載がスタートして早10年。MAQUIAとともに歩み、進化を続ける神崎さんが、今思う美しさとは? 連載を通して数々の“キレイ”を発信し続ける神崎さんが、今、読者に伝えたい思いを語ってくれました。
大人気連載
神崎 恵の
恋させる瞬間美容劇場 拡大版
\連載開始10年120回超え/
神崎 恵がMAQUIA読者へ贈る
もっと自分らしく輝くための
20の提言
人から選ばれるのではなく
自分自身で選び取った私に
MAQUIAが創刊された20年前は、子育てに追われ、自分に手をかける時間も気力もまったくない日々でした。あの頃、力をもらっていたのは美容雑誌。MAQUIAのページをめくりながら、そこに詰まっている可愛いメイクやトキメク化粧品。その時の自分には程遠いものだったけれど、その美しさに希望をもらっていたな、と思い出します。
連載がスタートした10年前の美容は「ひとから選ばれる自分」になるためのもの。当時はそれが美容の大きな流れだったように感じます。でもここ数年でそのベクトルが大きく変化したように思います。女性が自由と意思をもち選択ができるようになったこと、美しさも、生き方も、自分らしくあることが大切だと気づき始めたこと。
美容が、「人に向けたもの」から「自分のためのもの」に。MAQUIA世代は、ここからがもっと楽しくなると思うんです。自分のなりたい自分になるための知識も力も自由も手に入れた今だからこそ、できることがいっぱいある。思う存分自分を可愛く、美しくしてあげて欲しい。そしてそのやり甲斐や達成感も味わいながら目一杯楽しんでほしい!と思います。
──Megumi Kanzaki
2014年9月号掲載
『vol.1 青空の下でピクニックデート』
撮影/菊地泰久〈vale.〉
2018年5月号掲載『vol.42 結婚式』
撮影/菊地泰久〈vale.〉
2019年3月号掲載『vol.51 IKEAデート』
撮影/菊地泰久〈vale.〉
2020年8月号掲載
『Special Edition 自粛期間で得たこと』
撮影/神崎 恵、神崎さんのご家族
2022年4月号掲載
『vol.87 知的な色気が欲しい日』
撮影/天日恵美子
2024年3月号掲載
『vol.110 ドットファッションを楽しむ日』
撮影/魵澤和之〈まきうらオフィス〉
メイクの大きなハードルを越えてみる
「大きなハードルを越えると、いろいろなことが楽になる。挑戦することも楽しくなるんです。それはメイクでも同じ。赤や青などの鮮やかな色を一度つけたら、その先のメイクがもっと自由で楽しくなる。『私ならつけこなせる』という自信が新しいキレイに繋がるんです」
Aドキッとするほどのレッドチークも、絶妙な深み発色で肌に溶け込む。ジュ コントゥラスト アンタンス グルナ プロフォン ¥7920/シャネル B目元はシマーなベージュで引き算を。クチュール ミニ クラッチ 710 ¥10890/イヴ・サンローラン・ボーテ C鮮やかリップはマット質感が好相性。モノクローム ウェイトレス リップカラー(マット レザー) B15 ¥6930/プラダ ビューティ
可愛さを微調整する
「やっぱり女性にとって『可愛い』は特別なもの。ただ、同じ『可愛い』を追うのではなく、自分に合う可愛いのバランスを纏いたい。引いたり、ひねったり、外したり、組み合わせ次第で、大人の可愛さは無限です」
他人の目を気にしない
「人にどう思われるかにとらわれるより、自分の楽しさや心地よさを大切にしたい。この歳になって思うのは、『自分を楽しませることができるひとは美しくかっこいい』ということ」
10年、20年後の自分を想像しながら生きる
「『若さ』は眩しい。でも、『自分らしく歳を加えていくこと』も素晴らしいことなんです。振り返るのではなく、この先を思い描きながら、『どんな10年、20年後の自分になろう?』と自分だけの美しさを想像し、動く楽しさを日々味わっています」
MAQUIA 11月号
モデル・メイク・文/神崎 恵 撮影/菊地泰久〈vale.〉 ヘア/一番合戦 彩〈Uné GARDEN〉 スタイリスト/黒崎 彩〈Linx〉 構成/若菜遊子(MAQUIA)
ドレス¥25080/ザ・ウォール ショールーム(シスタージェーン) ピアス¥6050、リング¥7150/ロニ
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