デビューから20年、ずっと柔らかな空気を纏い、輝き続けている小嶋陽菜さん。MAQUIAとは“同期”であり、約15年も専属モデルを務めてくれている“仲間”として小嶋さんのことをもっと深く知りたい。その想いを込めて小嶋陽菜の“今”を深掘り。
可愛くて、賢くて、面白くて、美しい。
もっと知りたくなる！
小嶋陽菜のすべて
Mind──小嶋陽菜の思考
小嶋さんはどんな想いを持って人や仕事に向き合っているのか？ 9つの質問を通して、その“頭の中”を解剖！
Q:常に新しいことを仕掛けている小嶋さん。その発想力はどこから？
“こういうことがあったら楽しいな”“便利そうだな”っていう自分の身近なところを意識しています
「身近な“あったらいいな”を見逃さないように意識してます。あと、面白い仕掛けをすると周りからもアイデアをもらえるようになるので、またそこから新しい展開に繋がったりもします」
Q:ふんわり柔らかい雰囲気のまとい方は？
ビジュアルのバランスと声のトーンかな（笑）
「たまたま声やビジュアルが柔らかそうなだけかも（笑）。でも、期待しすぎないっていうのはありますね。“こう扱われるべき”とか、そういう期待をしない、頑固にならないってことが、歳を重ねるほど大事かなとは思います」
Q:会社経営者として社員と接する際に心がけていることは？
話しかけられやすい雰囲気を作る！
「スマホを見て作業することが多いですし、もともと感情が伝わりにくいタイプだと思うので、話しかけやすくなるように口角を上げておくってことを意識してるかな。これは社員と接する時に限らず、つねに心掛けていますね」
Q:自分らしくあるために意識していることは？
自分らしさ=経験をカスタマイズして作るもの
「自分らしさって経験からくるものですよね。経験のカスタマイズじゃないかな。私はそんなに個性が強いタイプじゃないから、個性を作るために趣味や好きなものをいろいろ集めて、気づいたらこうなっていたので。例えば、アイドルをしながらマキアモデルをやらせてもらったのが私の1つの特徴になって、それが自信に繋がって他の仕事に挑戦できたりして。結局、自分の“好き”をたくさん重ねていくことが大事なのかも」
Q:ネガティブな思考とどう向き合う？
自分に期待しすぎない。“そんなもん”って割り切る
「ネガティブな感情を引きずることはあまりないんです。次から次にやるべきことがやって来るから、自然に消化されちゃう。強いて言うとすれば、やっぱり自分に期待しすぎないってことかな。高く見積りすぎないとも言うか。“まあ、そんなもんだよね”って、ある程度は割り切ることも必要かなと。“そんな自分でもけっこう頑張ってるじゃん”って思えてくるんです」
Q:あまり気が合わない人とどうコミュニケーションを取る？
“こういう人いるよね”リストに入れちゃう（笑）
「“この人、あの人と一緒だな”って、自分の中のリストに入れちゃいます。データを集めていく感覚で。そうすると、なんとなく攻略法が見えてくるし、データが集まるほどその確度が上がるんです」
Q:仕事のやる気が出ないときはどうする？
自分のやりたいことを叶えられる環境を整える
「どんな仕事に対してもちゃんと責任感を持つようにすると、自ずとやる気が出てくるんじゃないかな。あとは、自分のやりたいことに対してはやる気が出ると思うから、やりたい仕事ができるように頑張って環境を整えていく！」
Q:やると決めたことも三日坊主で続かない…
私もそういうタイプ。違うことで達成感を感じられたらいい
「まさに私がそういうタイプ。それはもうしょうがない、向いていないってことなんだと思います。そこに固執してストレスを溜めるより、違うところで達成感を感じられるように楽しめばいいんじゃないかな。ネガティブに感じると続かないし、無理なものは無理だから（笑）」
Q:やりたいことを叶えるために大事なことは？
大きな目標を立てずに、そのときの気持ちやニーズに合わせて積み重ねていく
「私の場合は、“ブランドを作る”という目標が先にあったわけじゃなく、今やりたいことを重ねていったらブランドになったという感じ。だから、自分の好きなものを誠実に表現することを積み重ねていくのが大事だと思っています」
MAQUIA 9月号
撮影／中村和孝 ヘア＆メイク／犬木 愛〈agee〉 スタイリスト／平田雅子 取材・文／宮下弘江 構成／火箱奈央（MAQUIA）
スイムウェア¥25520／ALEXIA STAM シャツ／スタイリスト私物
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
MAQUIA2024年11月21日発売号
集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア1月号の大特集は「絶対、失敗しない！ベストコスメ2024下半期」。通常版の表紙は有村架純さんです。
