みなさんから届いた質問やお悩みに、えみが真正面から向き合う連載企画。常に興味の輪が広がり続けている中で、特に夢中なものについて聞いてみた。
えみはどう考えて、どう思う?
EMI SAYS...,
Q.実は詳しいというオタクなモノ・コトは?
A.デジタルガジェット、DIY、工具など、夢中なものは割と多い方かも
“オタク”はその道のプロ。最強だし、信頼してる
昔は『オタク』という言葉にネガティブなイメージがあった時代もあったかもしれないけれど、私にとってはもはや褒め言葉なんです。だってオタクは、その道のプロ。1つのことを突き詰めた人の言葉や知識には説得力があるし、愛情も感じる。むしろ最強だなと思っていて、何か気になることがあると、その道の“オタク”の人に何でも聞きたくなっちゃうんです。
そういう本気のオタクな人たちに比べると、私自身はまだ何かを突き詰めた!って胸を張って言えるレベルではないけれど、夢中なものは割と色々あって。例えば過去には工場地帯や、鉱石やクラゲが好きだったり、標本やスノードームを集めていた時期も。今もずっと好きで詳しいものといえば、哺乳類やガジェット、文房具や工具。それからDIYも変わらずに好き。よく実家の自分の部屋の壁をペンキで塗ったり、押入れの襖を外してみたり、その後住んでた家でも壁紙を変えたりとかしていたんです。思いつくと自分でやってみたくなっちゃうタイプで、最近は娘が学校の劇で着せ替え人形役になるっていうことで、本人が入って動ける箱を一緒にDIYしたり。4日間かけて電飾まで付けたりして、我ながらなかなかのクオリティに仕上がったんじゃないかと思ってます!
子供の頃遊んでいたものが今も好きなものなのかも
そもそも子供の頃に夢中になったものってなんだっけ?って考えてみたけど、よく思い出せないんですよね。ただ、以前にこの連載で子供の頃の話でもしたように、時計を分解して元に戻したり、野草とか花とか木の実をすり潰して香水や薬のようなものを作ってみたり、何かと実験的なことばかりしていて。子供の頃あまりおもちゃを持っていなかったこともあって、その時にたまたまあったもので遊んでいただけなんだけど、いまだに工具とかが好きなのは、この時の経験が関係しているのかも。当時から物の“中身”に興味があって、知りたくなるから分解してたんだよね。なんなら、人体の中にも興味がある!(笑) 自分の中に本当に内臓が入っているかなんて見たことないから、何かで見られるチャンスがもしあるなら見たいくらい!(笑)
デジタルガジェットにハマったきっかけは、携帯
デジタルガジェットに関しては、携帯が始まり。『Seventeen』時代、詳しい編集さんとよく話をしていたんだけど、とにかく最新のテクノロジーが好きで、そこからハマっていった感じです。生活家電全般もずっと好きだし、直近だと防犯グッズとかペット家電を購入。リサーチすることも好きなんです。
気になるものは海外から空輸してでも手に入れたい!
そんな中で、最近の手に入れたお気に入りが、上のカットで手に持っているRay‒Ban Metaというスマートグラス。一見普通のサングラスなんだけど、右のつるの上部にあるボタンを押すと写真や動画が撮れたり、電話をかけたり音楽も聴けるんです。娘とスキーをしに行く時に手ぶらで動画が撮れたらいいなと思って、日本未発売だったので海外の友人にお願いして送ってもらったけど、これが大正解! さらに、下のカットで装着しているのは、VRヘッドセットのMeta Quest 3。私が実際に持っているのは初代のOculus Questで、発売された時に欲しくて即購入。連動したアプリを使って、宇宙に行ったりジェットコースターに乗ったりしてました。AppleからVision Proが発売になったけれど、今回は見送りかな。ジョブズだったら、外付けのバッテリーが必要な形では出さなかったと思うんですよね。だから、次回に期待しています!
MAQUIA 6月号
撮影/三瓶康友 ヘア&メイク/Kyoko スタイリスト/鈴木美智恵 モデル/鈴木えみ(マキアミューズ) 構成・文/森山和子 企画/吉田百合(MAQUIA)
ポンチョ¥143000/TOGA 原宿店(トーガ プルラ) ピアス¥2640/サンポークリエイト(ミミサンジュウサン) 中に着たトップス/スタイリスト私物
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