ドラマ人気が世界的に広がり、アップカミングなスターが次々と誕生しているタイ。今回マキアでは、大人気のうちに先日最終回を迎えたドラマ『Only Friends』のメインキャストを務めたFirst(ファースト)&Khaotung(カオタン)に注目! 葛藤を抱えながらも関係を持つ難しい役どころを演じきった彼らが語る、お互いへの想いと美に対するこだわりとは?

演技派と名高い仲良しコンビ・First&Khaotung

ますます加速のタイ俳優人気。共演が続く仲良しコンビ・First&Khaotungの魅力 #FirstKhaotung _1

(左)First(右)Khaotung 

所属事務所であるGMMTVへの入所が同時期で、Mix、Winと4人で「Milk Powder Gang」とも言われていたFirstとKhaotung。数々の話題作に出演してきた2人は、W主演ドラマ『The ECLIPSE』(2022)でペアに挑戦。卓越した演技力と絶妙なケミストリーで、人気を不動のものに。『Only Friends』では音楽を愛する苦学生のSand(First)、友人への行き場のない想いに苦悩する資産家の息子・Ray(Khaotung)を熱演。痛みを伴う繊細な演技で、現代を生きる若者の姿をリアルに描いたストーリーにさらなる奥行きを与えている。

周囲をハッピーオーラで包み込む、お日さまのようなFirst

First

俳優・アーティスト 

First

Firstはチューレン(ニックネーム)で、本名はカナパン・プイトラクン。1998年9月3日生まれ。短編作品などの出演を経て、2018年にドラマ『Wake Up Ladies』で本格デビュー。その後も『The Shipper』(2020)、『Not Me』(2021)などの話題作に出演するほか、アパレルブランド『Momento』も手がけている。

First  タイ OnlyFriends

184㎝の高身長でスタイル抜群でありながら、威圧感はゼロ。少年のように無邪気な笑顔とオープンな人柄で、現場をパッと明るくしてくれたFirstさん。用意された駄菓子に興味を示すキュートな一面も。

ーーご自身のチャームポイントを教えてください。
「クールなところ! ふふっ」

ーー外見はとってもクールだけど、暖かい雰囲気も感じます。ご自身ではクールな方向を目指していますか?
「クールと暖かさ、どっちも目指していいですか?(笑)」

ーーもちろん! 今日のような特別な撮影の前にするスペシャルケアはありますか?
「水分をたくさん摂るようにしています。あとはシートマスクをすること。昨日ももちろんやりましたよ〜! タイから持ってきたんですが、前回日本に来た時にいいシートマスクをたくさん買いました」

ーー『Only Friends』ではシリアスなシーンを演じることも多いですが、どうやって気分を切り替えていますか?
「自分がどうやったらハッピーな気分になれるのかをわかっているので、それを実践します。睡眠をとる、ゲームをする、ドラマを観る……。そういったことをしているうちに、気持ちが解き放たれて自分らしさを取り戻せるんです」

役柄とは真逆!?  癒しオーラ全開なKhaotung

Khaotung

俳優・アーティスト 

Khaotung

Khaotungはチューレン(ニックネーム)で、本名はタナワット・ラタナキトパイサン。1998年10月13日生まれ。2018年にドラマ『Cause You’re My Boy (My Tee)』で俳優デビュー。ドラマ『2gether』(2020)で主人公の親友役を演じて注目され、『Tonhon Chonlathee』(2020)では主演を務めた。その後も数多くの作品に出演するほか、アパレルブランド『A*FLEUR』も手がけている。

悪いキャラクターを演じてみたいんです。

動画撮影用に用意したMAQUIAマイクを見て、「かわいいですね!」とニッコリ。(マキアの公式インスタグラムで是非チェックを!)最初から最後まで笑顔を絶やさず穏やかな口調で取材を受け、Khaotungさんが去った後も現場にはしばらくふんわりとした余韻が。

ーーご自身のチャームポイントを教えてください。
「カッコいいところ。僕、クールじゃないですか?(笑)」(「自分に自信がないと、なかなかそうは言えないですよね。僕も同じことを言ったけど(笑)」とFirstさん)

ーーFirstさんもそうですが、Khaotungさんもお話しするとあったかい人柄が伝わってきます。
「ありがとうございます。やっぱりそういうところも僕たちの魅力なのかもしれないですね」



ーー今日の撮影の前に何か特別なケアはしましたか?

「Firstと同じで、僕も前の日にシートマスクをしました。敏感肌なので、肌にのせるものには気をつけています。美容の情報はSNSから得ることが多いかな」

ーー『Only Friends』のRay役は複雑なキャラクターですが、お芝居が終わった後にすぐに気分を切り替えられますか?
「シリアスなシーンが終わった後は、すぐに切り替えができない時もあります。気分を変えようと思っても、ちょっと引きずっちゃう時はあるかも。そういう時はゲームをしたり、音楽を聴いたり、ドラマや映画を観てリフレッシュします」

いつか一緒にお店をやること。それが、僕ら2人の夢なんです。

ますます加速のタイ俳優人気。共演が続く仲良しコンビ・First&Khaotungの魅力 #FirstKhaotung _4

たっぷりの休息と水分補給が美肌をキープする秘訣。

インタビュー中、相手の発言にちょこちょこツッコミを入れながら楽しそうに笑っていた2人。どちらも柔和でハッピーな雰囲気だけれど、2人が一緒にいるとヒーリング効果が倍増! ”ヒリヒリするような展開が続く『Only Friends』の現場は彼らの存在が支えたに違いない!”と確信しました。

ーーお互いの存在に助けられた瞬間はありますか?
「ドラマ撮影やファンミーティングなどで、一緒に仕事をしている時ですね。Firstはすごく一生懸命で、常に向上しようとしている。彼のそういう部分が、自分にとってもプラスに影響していると思います」(Khaotung)
「彼の成長を、隣で見ていられること。Khaotungが仕事をする中でステップを一段一段登っている、成長の一つひとつに”すごくいいな、嬉しいな”って感じます」(First)



ーー相手に対して、演技の相性の良さを感じますか?
「僕らは演技で挑戦することに対してポジティブなところが似ているんです。ちょっと違うことをしてみようと思ったら、とりあえずやってみる。ただ、どんな風に変えるのかは相手には言いません。お互いに思ったことをその場でやってみて、相手の反応を見る感じ」(Khaotung)
「話し合っちゃうと新鮮さが出ないし、本当のリアクションが出てこなくなっちゃう。なので、その場でやってみるっていうのが僕らのやり方なんです」(First)



ーーお互いの演技や歌に関して、素敵だと感じる点はありますか?
「『Only Friends』でいうと、Firstはミュージシャン役なんです。音楽のシーンがすごくカッコよくてクールだなって思います」(Khaotung)
「いつも”可愛い”って言われる役が多いから、クールって言われて嬉しいですね(笑)。Khaotungが演じるRayはいわゆるお金持ちな役どころで、リッチな雰囲気がすごく魅力的だなって思います」(First)
「自分が演じたニュアンスを感じ取って、“いいね”って言ってくれる人がいるのはすごくありがたいです」(Khaotung)



ーーKhaotungさんご自身にもRayっぽい要素はありますか?
「私生活ではどうなの?(笑)」(First)
「実際の僕は、ああいうタイプではないかな。強いて似ている部分を挙げるとしたら、ちょっと甘えん坊なところ。そこはRayと近いかも? 何か相手に悪いことをしちゃった時に、『ごめんね〜』って甘えます(笑)」



ーー今後2人でやってみたいことは?


「次はコメディもやりたいねって、2人で話したことがあります」(First)
「今までやってきたドラマは涙アリのシリアスな作品が多かったから、次は明るい作品がいいな」(Khaotung)



ーー2人で相談し合う時は、何年くらい先のことまで話していますか?
「次の作品はどんな感じがいいかな、くらいかも」(Khaotung)
「あとは『明日何食べる?』とかね(笑)」(First)
「その言葉に表れているように、僕ら2人は”今”というものを大切にしたいっていう気持ちがあるんです。”今”を積み重ねながら、2人で一緒に仕事をしていきたいよねって。ただ、いつか僕ら2人でカフェとかバーみたいなお店をやりたいねっていう話をすることもあります」(Khaotung)
「まだ具体的な話まではしてないけど、叶えたいね!」(First)

2人ともニコニコと微笑みながら、時にお菓子をつまみながら取材を受けてくれました。11/22(水)発売のマキア1月号にも彼らのハッピーな写真&インタビューを掲載。お見逃しなく!

撮影/吉田 崇 取材・文/真島絵麻里 通訳/上村万里子 構成/木下理恵(MAQUIA)

最終更新日:

MAQUIA書影

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