「MAQUIA」8月号で連載中の『EMI SAYS...,』では、読者のみなさんから届いたお悩みや疑問に、鈴木えみさんがお答え。今月のお題は、美容とも深い関連のある「エイジング」について。

鈴木えみさんはエイジングケアにどう向き合う? 「“劣化”じゃなく、“進化”と受け止めてほしい」_1

えみはどう考えて、どう思う?
EMI SAYS...,

みなさんから届いた質問やお悩みに、えみが真正面から向き合う連載企画。今回は、美容とも深い関係のあるこのお題について、深く掘り下げます。

Q. エイジングにどう向き合ってますか?
A. エイジングは劣化じゃなく、進化。
内臓も骨も細胞も、変化していくのは当然のことだから。
“若く見せたい”ではなく、
どうすれば自分らしく年相応に、
美しく“生き生き”と見せられるかを追求していきたい。

鈴木えみさんはエイジングケアにどう向き合う? 「“劣化”じゃなく、“進化”と受け止めてほしい」_2

出来るだけ、ポジティブでいたい。
そうすればきっと、笑顔の細胞で
顔が作られていくはずだから
職業柄よく“劣化”って言われがちだけど、エイジング=“進化”と受け止めてほしいなって思います。人間は物じゃないし、50歳になってもシワがひとつもないなんて逆におかしいしね。ただ、流れに身を委ねるだけじゃなくて、ケアもメイクも変化させながら、その時々の自分に合った美しさを維持する努力はしてきたつもり。わたしにとって“老い”って、見た目だけじゃなくて印象も大きくて。どこかおとなしいというか、エネルギーが枯渇しているように感じるというか。だから『若く見せたい』じゃなくて、『どうしたら生き生きして見えるか』を意識しています。
初めて変化を感じたのは、30歳の頃。頬に影が出来たり目の上が痩せてくぼむようになってきて、なるべくまぶたの力で目を開けるように鍛えたり(笑)、携帯を見るときに目をパッチリ開けるように意識したらかなり変わりました! でもその2年後に、笑ってる自分の写真の目尻にシワが刻まれていて『え、これ何!?』って。そこから目尻にファンデーションやお粉を塗るのをやめて、乾燥しないように気をつけるようになったかも。
スキンケアも、昔はテクノロジー系とかオーガニック系にハマった時期もあったけど、今は自分に合った「ソフィスタンス」の保湿美容液とクリーム、肌がゆらぎそうなとき用に「エンビロン」のデリケートクリームが定番に。値段や成分よりも、自分に合うことがやっぱり一番大事だなって実感しています。
クリニックの施術系は、もう少し年齢を重ねたときにトライするかもしれないけど、今はまだいいかな。それよりも、メンタルを健康に保つ方がエイジングには絶対重要!! ハッピーでいると免疫力も高まるって聞くしね。不安な顔をしていたらそのままシワが刻まれちゃうから、楽しくポジティブに、顔の筋肉も細胞も幸せで満ちるように生きていきたい!!


MAQUIA 8月号
撮影/Yuto Kudo ヘア/MIHO EMORI〈KiKi inc.〉 メイク/Tamayo Yamamoto スタイリスト/宇都宮千明 モデル/鈴木えみ(マキアミューズ) 構成・文/森山和子 企画/吉田百合(MAQUIA)

MAQUIA書影

MAQUIA2024年11月21日発売号

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