「MAQUIA」11月号では、表紙を飾った沢尻エリカさんにインタビュー。5年前の初登場をはじめ、沢尻さんがこれまでに登場した表紙ヒストリーも必見です!
マキア初の表紙は、5年前。その時点で既に「圧倒的な美女」だった沢尻エリカは、年を重ねるごとに、さらに輝きを増すばかりだ。その理由を知りたくて……マキアが歩んできた15年に寄せて、15の質問で、美しさの根源へ――。
Erika Sawajiri
1986年4月8日生まれ、東京都出身。女優として数多くの映画・ドラマに出演。最新作『人間失格 太宰治と3人の女たち』が全国公開中。また、2020年にはNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、帰蝶役を演じることでも話題に。
『人間失格 太宰治と3人の女たち』では蜷川実花監督と再タッグ。「女性を美しく切り取ってくれる実花さんの世界観がやっぱり好き。すごい作品ができたので、ぜひぜひ観ていただきたいです!」
\沢尻さんが登場したマキア表紙ヒストリー!/
Q 2014年から何度も表紙を飾ってくれた沢尻さん。これまでのメイクを見て感じる変化は?
A 最初の頃はやっぱり若い(笑)。ギャルから大人になっていった感じがします。どの顔も全部好きだから一番は選べないけど、強いてあげるなら2017年かな。リップの色も表情も、すごく好みです。
自由に、シンプルに、心のままに。その輝きは、新たなステージへ――。
《沢尻エリカと美容の関係。》
Q 美容意識がガラリと変化したタイミングは?
A 25、6歳かな。昔はとにかく盛るのが好きでした。特に目元。というのも、童顔がすごいイヤだったんです。でも大人になるにつれて自然と心と見た目のバランスが取れてきたのかな。盛らなくても余裕でキレイじゃんって思えるようになったんです。
Q 沢尻さんが美容に目覚めた原体験はいつ?
A 10代とか20代前半はまったく興味がなかったんです。だって“若さ”ってそのままで美しいから。でも20代の後半で、すごく吹き出物が出るようになったりリアルに肌の変化を感じたんです。そこからですね、美容に意識を向けるようになったのは。手をかけた分、ちゃんと肌が応えてくれることを実感できると「よし、オッケー」って思えるし、やっぱりうれしいです。
Q 2019年の今、“美容”は沢尻さんにとってどんなものですか?
A 自分を輝かせるための手段。“ケアしている人”が“キレイな人”だと思う。
Q 今の自分にしっくりくるメイクは?
A 目元のメイクは割と抑えめにして、ポップな色をリップに使うことが多いかな。とにかく昔からリップラバーで「家に何本あるの?」ってくらいリップだらけ(笑)。今日も青みピンクとプラムのリップ、赤のグロスの3本をバッグの中に。かっこいい系のモノトーンだったら赤をつけるし、今日私服で着てきた水色のワンピースならピンクをつけたり。洋服に合わせて楽しんでます。
Q 10代・20代の頃よりも好きな自分は?
A 顔もマインドもカラダも全部好き。若い時は自分が嫌いだったんです。「早く大人にならなきゃ」ってムリをしていたと思う。今ももちろん足りない部分はいっぱいあるけど、全部含めて自分を愛せるように。無理をしないシンプルな生き方になりました。人って、変わるんですね(笑)。
Q 『人間失格 太宰治と3人の女たち』の静子役もとても素敵でした。静子のメイクのポイントは?
A 役作りも兼ねて、お芝居の現場に関しては自分でメイクをすることもあります。昭和20年代が舞台なので、くどくならないように基本はナチュラルに。ポイントでリップに赤を使いました。静子は天真爛漫で自分の感情にストレートな女の子。これまで史上一番演じていて楽しかったです。監督の(蜷川)実花さんから「素のエリカを出してほしい」と言われたくらい、恋したときの感じも自分にそっくり。客観的に見たら、周りが見えてなさすぎてちょっと恥ずかしかった(笑)。
MAQUIA11月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉 ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/亘 つぐみ〈angle〉 取材・文/松山 梢 構成/木下理恵(MAQUIA) 撮影協力/バックグラウンズファクトリー
【MAQUIA11月号は9月21日(土)発売】
\アスタリフト版のご購入はこちら/
\アベンヌ版のご購入はこちら/
最終更新日: