「MAQUIA」6月号では、牧野和世さんが梅雨どきに使いたい甘い香りをご紹介。多彩な個性を秘めた甘い香りにうっとり。
-果実や花、お菓子の香り-
甘さの中に多彩な個性を秘めて
教えてくれたのは...
KAZUYO MAKINO
ビューティプロデューサー・香水コーディネーター。香りで運命を操るエキスパート。
甘い香りは、女子のやる気
が目覚める“気付け薬”
もうすぐ、なんとなく気分が上がらない梅雨のシーズン。雨が続くと髪もおしゃれも決まらないし、外に出るのも億劫になりがち。
「意外に思われるかもしれないけど、そんな季節にこそ使いたいのがバニラをはじめとしたグルマン系や、甘いお花の香り」
と牧野さん。気持ちを上向きにするには、「女の子らしくいなくちゃ」という心を刺激する“気付け薬”のようなものとして、スイートな香りが効果的なのだといいます。
「湿度が高い時期なので、体に直接つけるよりは小物……、たとえば傘とかレインブーツにつけるのがおすすめ。あるいはお風呂やシャワーのお湯にワンプッシュすると、いきなりソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』みたいな世界が広がって、すごく可愛い女の子がお風呂に入っているような気分になれますよ。マカロンでも持ち込んで「なりきる」つもりで楽しむと、きっとリフレッシュできるはず。
『めんどくさい病』でネガティブになっていても、誰も得しません。幸せは、いい香りがするところにやってくるんです。夏を前に気落ちしないためにも、女性だからこそ楽しめる女性の香りの醍醐味を、思いきり満喫してみては?」