『ユメより、亀。』という一冊の本に詰まった
亀梨和也の生き様と覚悟
亀梨和也の人生は良くも悪くもドラマティックだ。
『ユメより、亀。』の一節に
こんなエピソードがある。
“あるとき、ジャニーさんから
「YOUは背負っていく運命なんだよ」と言われた”
その言葉通り、デビュー当時から
KAT-TUNという大きな看板をはじめ
様々な重責を背負い、壁を乗り越え、
戦いながら歩いてきた。
この本には、約7年間の歴史はもちろん
そんな彼の生き様とも言える軌跡が詰まっている。
決して平坦ではなかった道のりで得たこと、
学んだこと、紆余曲折を乗り越えてきた
からこその強さ、語られるその言葉の数々に
ハッとさせられることも多々。
それでいて、自分の弱さについても赤裸々に。
「亀梨和也はコンプレックスでできている」
「自分の顔をカッコイイと思ったことはない」
「他人に甘えることができない」
「ドームで歓声を浴び、多くの人に求められても
どこかで「孤独」と感じている」
そんな亀梨和也が存在していることを
多くの人はきっと知らない。
過去にこんな言葉を投げかけられたという
エピソードも。
「君はほうきで掃けばいなくなる程度のジュニアだよ」。
アイドル、役者、キャスター……
与えられたステージの上で眩しいほどに輝く彼だが、
その輝きは決して、簡単に手に入れたものではない。
それもまた、この本のページをめくるたびに
伝わってくることの一つ。
インタビュー中、“夢”について尋ねたときに
返ってきたのも彼らしいこんな答えだった。
「こうなりたい、ああなりたい、
現実から遠くにあるものは
自分は夢と捉えていない。
自分にとって“夢”は叶えるもの。
叶えるために向かっていくもの。
常に現実の圏内にあるものなんです」
そうやって前に進んできた、
たくさんの“夢”を叶えてきた。
ときに傷つき、何度も心折れそうになりながら。
弱さと強さ、その両面を持っているからこそ
亀梨和也の言葉には力がある。
ありのままの自分を切り取り、一冊の本にまとめる、
それに対して「勇気が必要という感覚はなかった」と彼は語る。
そこから感じるのは“亀梨和也”として生きる覚悟。
実直すぎるほど実直に、
表舞台の亀梨和也と向き合い続ける、
この本では、そんな彼の姿に触れることもできる。
そして、その姿に胸打たれる人も
きっと多いのではないかと思う。
点と点が繋がりひとつの線となって
亀梨和也という人がより色濃く見えてくる
『ユメより、亀。』
これを読めば“人間・亀梨和也”が
もっと好きになる。
取材・文/石井美輪
亀梨和也 PHOTOBOOK
『ユメより、亀。』
B5判 本文160P
本体価1800円+税/集英社
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