働く環境が変わった人はもちろん、そうでない人も、だれもが新鮮な気持ちを抱く特別な季節。“初心忘るべからず”とは昔からよく言われますが、人との向き合い方、会社にふさわしいヘアメイク、どんな第一印象が理想なのか―「印象美人になるヒント」をトータルビューティアドバイザーの水井真理子さんに伺いました。

Image title


「さて、いきなり結論から言ってしまいますが(笑)、第一印象の良さは、“清潔感”で決まります!『人は見た目が9割』というタイトルの本があるほど、人は驚くほど見た目に左右されるもの。


ビジネスの場で、最も至近距離で相手と接するのが名刺交換のタイミング。挨拶した時に、長い髪の毛が左右からバラバラとおちてきて、頻繁に髪の毛をいじくっているよ人、たまにいますよね? 清潔とも美しいとも言えません。ヘアスタイルは、すっきりまとめるか、ハーフアップにするのが、知的に見えて好感度もUP!


『はじめまして』のシーンでは、メイクも清楚な女らしさを大切に。モードな赤リップはNG! 健康的に見える血色チークや肌なじみのよいピンクベージュのリップがおすすめです、メイクの印象は、想像以上に記憶に残るもの。なぜなら、その人の『身だしなみ』への意識が、表れるから。


そして、意外と忘れがちなのが、相手の目をしっかり見て挨拶すること。笑顔、口調、とともに明るい表情は、誰からも好印象を持たれます。まずは、笑顔で明るく、まっすぐな視線で『こんにちは』と挨拶できる女性になること。

気持ちの良い挨拶は、何事にも前向きな気持ちが相手にも伝わります。そうすれば彼のお義母様にだって好かれること間違い無し。」



上司から選ばれる女性になるためには……


「清潔感のある身だしなみ、笑顔で明るく挨拶する、などすぐに実践できるポジティブな習慣は、確実に自分にとってプラスに作用します。さらに一歩進んで、上司から選ばれるような女性になるためには、ビジネスの場にふさわしい言葉づかいを!

正しい敬語に加えて、『心』のこもったコミュニケーションができているかが大切。上司というのは、若い部下にチャンスを上げたい、経験を積ませてあげたいと、内心思っているもの。もしもミスしてしまったとしても、言い訳をせず素直に謝ること。うやむやにせず、誠実に謝ること。マイナスな時の対応にこそ人となりが出ると肝に銘じて。」


撮影/藤澤由加 取材/中島和美

MAQUIA書影

MAQUIA2024年11月21日発売号

集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア1月号の大特集は「絶対、失敗しない!ベストコスメ2024下半期」。通常版の表紙は有村架純さんです。

ネット書店での購入

share