綾瀬はるかさんの写真集が4月発売予定。「MAQUIA」5月号では、ハワイで撮影した写真とともに、現在の心境をインタビュー。

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女優として、作品ごとに様々な顔を見せてくれる綾瀬はるかさん。ハワイで撮影した最新写真集には、寝起きのゆるっとした表情、海で遊ぶはじけた笑顔、夕暮れにひとり佇む横顔など、旅する31歳の女子としての、ありのままの姿が。“素”の自分に返ることで輝きを増した彼女に、心境を聞いてみた。


Haruka Ayase

1985年、広島県生まれ。女優として映画、ドラマ、CMなど幅広く活躍。主演するNHK大河ファンタジー『精霊の守り人 悲しき破壊神』は3/25に最終回を迎える。続く最終章は11月から放送予定。


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無心になって泳いで海が楽しい!と改めて実感

「テーマとか何を撮るとかはなくて、夫婦や親友が一緒に旅行してる時に撮ってるような感じがいいなと思って」進められたハワイロケ。朝、寝室にカギを持ってスタッフが入ってきて、寝ているところから撮影する日もあるくらい、気心知れたチームで、リラックスした毎日を過ごしたよう。よく食べて、よく眠って、思う存分海に入って。無心になって遊んだ時間が本当に楽しかった、と目を輝かせる。
「この仕事をしていると、細かいところまでこだわったり、カメラの前に立つときは役になっていることが多くて、キレイでなきゃいけないとかあるけれど、それを全然意識しないでいいっていう感じでした」
 普段は、世知辛いニュースを見て考え込んだり、人生について物思いにふけったりもするという綾瀬さん。大好きな海に身を委ねて自分を解放できたからか、今の笑顔にはすがすがしい美しさが満ちている。
「海に行くと悪いものが塩水で全部なくなっちゃうのかも(笑)」


Q ハワイで過ごして発見した自分は?

A こんなに海が好きなんだなって。
家族の思い出とも重なるんです。

子供の頃、よく夏休みに家族で海に行ってて。いつも「帰ってきなさーい」って言われてもひとりで奥のほうまで泳いでいっちゃってた感じをすごい思い出して。大人になって行ってないから、楽しかったです!


Q 海を眺めて佇みながら考えたことは?

A 崖の近くで遊んでる若者がいて。
一緒に飛び込みたいーって(笑)。

崖からダイブして遊んでる若者がいっぱい見えたんですよね。もともと、泳ぐのも波が強いとこじゃないと面白くなくて。ちょっと波が……泳ぎにくいよ、って言われるあたりが好きです。


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Q 部屋での女子会。語りあったのは?

A 大人とは?とか真剣な話もしたし、恋バナもすこし。

メイクさんやスタイリストさん、そのアシスタントの若い人とかも一緒になって。生きていくためにはね……って話をなるほどーって聞いたり、ワインの正しい注ぎ方を習ったり。「結婚は早くしたほうがいい」「どういう人と?」「したい人としたらいいよ!」みたいな話もしました。


Q ほんとの自分だなと感じる瞬間は?

A アッハッハーとかいって元気にしゃべってるとき。

元気ないときは口数が少なくなったりするけど、元気になってアッハッハーとかしゃべってると、あ、これこそが自分って思います。帰ってきたー、みたいな。


綾瀬はるか写真集

『BREATH』

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撮影 高橋ヨーコ
2500円 集英社

ゆったり流れるハワイの空気と、その中でのびのびと過ごし、自然な表情を見せる綾瀬さん。まるで一緒に旅してるような気分に。抽選で本人がセレクトしたアザーカットミニ写真集プレゼントの読者特典も。


MAQUIA5月号

撮影/高橋ヨーコ


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