男性に限らず、多くの人たちの視線が集まり、きゅん♡を誘える最強の衣装、和服。「MAQUIA」3月号から、神崎流の和装のたしなみをお伝えします。
神崎 恵 Megumi Kanzaki
mnuit主宰。ビューティライフスタイリストとしての活動の他、累計90万部を超える著書の執筆をはじめ、雑誌の撮影やトークショーなどで全国を飛び回っている。最新著書『MAKE ME HAPPY vol. 2』(扶桑社)も大好評発売中。
「非日常着を
着こなすためには
品と可憐さを意識」
着物を着るときに気をつけていることは「可憐」であること。ともするとプロ風の凄みがでてしまうものだからこそ、色や柄、メイクやヘアは品と可憐さを失わないよう注意している。
例えば、暗い色は選ばない。肌が美しく見える淡い色というのがわたしの決まり。そして、肌もこのときばかりは、ツヤを抑えてセミマットくらいに仕上げる。着物×メイクのツヤは下品になってしまうことがあるので、肌作りには丁寧に、質感を調整。顔にのせる色や質感はコンサバティブに、パーツはそのものの印象を少し深める程度で仕上げること。
姿勢や所作はもちろん丁寧に。着物から伝わってくる凛々しさや優美さを、爪先から頭の先、顔の筋肉まで感じながら過ごす意識が必要。
大人の正装は小細工なしで王道メイクで勝負
MAQUIA3月号
モデル・メイク・文/神崎 恵 撮影/三瓶靖友 ヘア/赤羽麻希 スタイリスト・着付け/いけやえり 構成・文/若菜遊子(MAQUIA)
【MAQUIA3月号☆好評発売中】