「MAQUIA」1月号連載中の『星谷菜々の美に効くおいしいひとさら』では、ざくろをソースにしたチキンソテーをご紹介。旬のざくろパワーで女らしく!
ほしや なな●料理家。おいしくて心に響くレシピが人気。料理教室apron room主宰。新著『BAKE 焼き菓子の基本』(成美堂出版)も好評発売中。http://www.apron-room.com
メイクもファッションも“女っぽく”こなすのがトレンドの、この秋冬。今が旬のざくろパワーで、内側からも女らしく!
チキンソテーのざくろソース、
ベイクドポテト添え
女性らしさを後押ししてくれるざくろは、秋~冬にかけてが旬。ルビーのように輝くざくろをソースにして、チキンソテーをどうぞ。「ざくろは火を通しすぎず最後にさっとあえ、種ごといただきます。みずみずしくて甘酸っぱいソースが、チキンとよく合いますよ」
今月の美食材
ざくろとバルサミコ酢で潤い美肌に!
ざくろは抗酸化作用のあるアントシアニン、葉酸、ビタミンC、そして女性ホルモンと似た作用のあるエストロンが豊富。黒酢の3倍のポリフェノールが含まれるバルサミコ酢とあわせると、衰え知らずの女性らしい美肌が手に入ります。
材料(2人分)
鶏もも肉 大1枚
塩 小さじ1
胡椒 適量
じゃがいも 2、3個
ざくろ 1/4個
バルサミコ酢 大さじ1
ルッコラ 適量
作り方
1 鶏肉に塩、胡椒をすり込み、キッチンペーパーで包んで30分常温におく。
2 じゃがいもはよく洗って濡れたままラップに包み、レンジに3分、上下返して2分加熱する。粗熱がとれたらラップをはずし、2〜4等分に切る。
3 ざくろは水の中で割って中の実をとり、ざるに上げて水気を切る。
4 フライパンを中火で熱し、鶏肉の皮目を下にして置き、上にバットなどの重しをのせ、10分そのまま焼く。
5 脂が出てきたら肉の脇でじゃがいもを焼く。鶏肉の皮目がこんがり焼けたら裏返し、30秒焼いて火を止める。5分おいた後、肉とじゃがいもを取り出す。
6 5のフライパンにバルサミコ酢を入れて強火にかけ、少しとろみがつくまで煮詰める。ざくろを加えてさっと混ぜて火を止める。
7 器に食べやすく切った鶏肉を盛りつけて、6をかける。塩、胡椒をしたじゃがいも、ルッコラを添える。
one point
ざくろの実は水の中で割って取り出すと、飛び散ることなくきれいに取り出せます。赤い色が目にも鮮やか!
MAQUIA12月号
レシピ・料理・スタイリング/星谷菜々 撮影/福尾美雪 栄養素監修/関口絢子 構成・文/山下弓子(MAQUIA)
【MAQUIA12月号☆好評発売中】