「MAQUIA」10月号に掲載中の『星谷菜々の美に効くおいしいひとさら』から、夏の終わりの疲れた体に効く、蒸し料理のレシピをご紹介します。
ほしや なな●料理家。おいしくて心に響くレシピが人気。料理教室apron room主宰。『BAKE 焼き菓子の基本』(成美堂出版)が10月上旬発売予定。 http://www.apron-room.com
南米風 タラと野菜の重ね蒸し
疲れが内臓に溜まりがちな晩夏は、消化吸収のよいたんぱく質とたっぷりのビタミンが味方に。タラは離乳食にも使われるほど柔らかく消化吸収に優れた、低脂肪・高たんぱくなヘルシー食材。野菜と合わせたお魚版“ラタトゥイユ”で、汁ごとまるっと召し上がれ。
今月の美食材
タラとライムで疲労回復&美肌に!
たんぱく質に加え、カルシウムの消化吸収を促すビタミンDが豊富な魚、タラ。一方、ビタミン・ミネラルをバランスよく含む果物、ライム。この2つをあわせれば、体力作りや免疫力アップ、疲労回復効果、美肌効果が期待できます。
材料(2人分)
生タラ 大2切れ(200g)
塩 小さじ1/2
にんにくすりおろし 少々
ライム 1個
玉ねぎ 1/2個
セロリ 1/2本
黄パプリカ 1/2個
トマト 1個
胡椒 適量
作り方
1 タラに塩、にんにく、ライムの搾り汁1/2個分をまぶす。玉ねぎは薄切りにする。セロリは、茎は斜め薄切りに、葉は粗みじん切りにする。パプリカは半分の長さにして細切りにする。トマトは1cm厚の輪切りにする。
2 鍋にオリーブ油(分量外)をひき、玉ねぎ、セロリの茎、パプリカ、トマト、タラの順に敷き詰める。蓋をして中火にかけ、湯気が立ってきたら弱火にし、20分蒸し煮にする。
3 器に盛りつけて、セロリの葉、胡椒を振りかけ、残りのライムを搾っていただく。
one point
敷きつめた野菜の上にタラをのせ、蓋をして蒸す。鍋の中で野菜の水分や魚の旨みが溶け出しておいしいスープに。
MAQUIA10月号
料理・スタイリング/星谷菜々 撮影/福尾美雪 栄養素監修/関口絢子 構成・文/山下弓子(MAQUIA)
【MAQUIA10月号☆好評発売中】
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