「MAQUIA」9月号では、現在フリーアナウンサーとして大活躍中の加藤綾子さんの美しさや好感度の秘密に接近中! 今回は加藤さん本人が語る、今までの自分とこれからの自分への思いをお届けします!

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肌荒れに悩み、克服した経験が、

私の人生を支える礎になっています


Q 朝と夜に「これ」があれば、幸せなものは?

A 朝は「和定食とお茶」夜は「心に沿う音楽」

朝は、和定食を作って食べて、丁寧にいれたお茶を飲めたら幸せ。朝の番組を担当していたときは、優雅な朝とは無縁の生活でしたから。夜は、好きな音楽を聴いてリラックスできたら幸せ。テイラー・スウィフトから西野カナさん、昭和歌謡まで、気分に合わせいろいろ聴きます。


Q 結婚願望はある?理想の男性ってどんな人?

A 言葉と行動が伴っている飾らない男性がいいな

結婚願望はあります! 理想は、言葉と行動の伴っている人です。言葉は怖いもので、自分をどうにでも飾れるものだから。ダメなところがあっても飾らない人の方が素敵だなと。それから、結婚しても仕事を続けられる相手がいいです。


Q メイクが上手くなる方法や自己流の技を教えて!

A 日々、テレビに映った自分を見て研究!

局アナ時代からセルフメイク。テレビに映った自分を見て研究、コスメも色々試します。私の目は目尻に向け細くなるアーモンド型だから、目尻上のラインを少しだけ太めに入れた方がバランスいいな、とか。涙袋には白のマットシャドウをほんのりと入れるのが定番です。


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「フジテレビのメイクルームに常備してあったこのメイク落としには、とてもお世話になりました」。ビオレ メイク落とし パーフェクトオイル 230ml(オープン価格)/花王


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「局アナ時代、朝の番組を担当していた7年半は深夜1時起きの日もある生活でしたね。忙しいと、帰宅後30分で身支度を済ませ、3時間だけ眠るという日々。化粧水のつけ方も今思うと雑でした。バシャバシャッで終わり~っみたいな(笑)」

 生き馬の目を抜くアナウンサー界において、“スーパー綾子”と評されるほどの仕事人ながら、飾り気がなく、人の好い空気を漂わせている。

「野心がないねとは、よく言われます。アナウンサーになる前までは、人に喜んでもらえるなら頑張ってみようかな、という気持ちで物事に取り組むことが多かったのかも。でも人に見られる立場になり、責任感も大きくなりましたし、自分でものを考える力が鍛えられました。考えの幅が広がったというか」

 20代は仕事に全てを捧げたと言っても過言ではない。それほどまでに頑張れた理由を尋ねると、「毎日が幸せだと心から思えたから」と。

「実は私、肌にコンプレックスがあったんです。中学時代はアトピーがひどくて、目が開けにくくなるほど腫れたことも。鏡なんて絶対に見たくないし、朝起きるのすら辛くて。でも、中2の夏休みに通った病院の治療が運よく私の肌に合い、おかげさまで回復しました」

 多感な思春期。それは、彼女の人生観や人格に大きな影響を与えた。

「あの時のコンプレックスとか苦しかった記憶がベースにあるから、おごる気持ちは到底持てないし、私の幸せのハードルは低いのかも。今は毎朝、起きて顔を洗った時にツルツルしていると、もうそれだけで幸せ(笑)。その上メイクが楽しめて、アナウンサーとして人前で仕事ができるなんて、本当にすごいことだと思う。その気持ちは今も変わらずあり、私のベースとなっています」

 現在、31歳。未来予想図は?

「目の前の幸せを楽しむタイプなので、予想がつかないですけど……。31歳の女性としては恋愛も充実させたいし、結婚願望もあります。でもこの仕事が大好きだから、ずっと続けていきたいなと思います」


MAQUIA9月号

撮影/中村和孝〈まきうらオフィス〉(人物) ヘア&メイク/平山直樹〈wani〉 スタイリスト/後藤仁子 取材・文/芳麗 通山奈津子 構成/山下弓子(MAQUIA)


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