「舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語〜再演〜」で歌仙兼定を演じる七海ひろきさん。実はファンクラブでオリジナル香水をつくるほどの香り好きなのだそう。気持ちをスイッチしたいときに愛用している香りや、キャリアを重ねた今思う「美しさ」について語っていただきました。


2003年、宝塚歌劇団に89期生として入団。宙組配属後星組に組替え、男役スターとして活躍。2019年3月24日に退団後は俳優、声優、アーティストなど多方面で活動中。いばらき大使。
風流を愛する心とパッション。実は共通点の多い役柄

──七海さんが「舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語〜再演〜」で演じる歌仙兼定は、風流を愛するキャラクターですが、ご自身との共通点や違いを感じる部分はありますか?
七海ひろきさん(以下、七海さん):歌仙兼定の風流を愛する部分、例えば月や花などの美しいものを見たときに心が動く感じはとても似ているなと思っていて。
彼は力強い立ち回りが印象的なキャラクターですが、自分自身のパフォーマンスもわりとパッションというか、勢いで“いくぞ!”っていう部分があるから、似ている部分は多い気がします。
あ、でも歌仙兼定は結構な世話焼きなんですよ。私は自分のことで一生懸命すぎて、あまり人のお世話とかできるタイプじゃないから、そこは違いますね(笑)。
──七海さんは原案ゲームのファンとして作品の世界観への愛も公言されていますよね。ぜひマキア読者に向けて、この舞台における“美”の見どころも教えていただけますか。
七海さん:ひとつは衣裳の美しさです。刀剣男士として、よりかっこよく見せるためにどうすればいいのか、初演時にみんなで相談しながら、さまざまな工夫を重ねて衣裳をつくっていただきました。
例えば、布の質感や縫い方、肩の落ち方や袴の裾の開き具合、腰の切り替え位置や後ろ姿の裾の長さ……細かい部分がほんの少し違うだけでトータルバランスが変わってしまうんです。
だから何度も微調整して確認したり、殺陣で衣裳のパーツが必要以上に動かないように調整してもらったり。プロの皆さんのお仕事によって、美しく華やかに具現化できた衣裳は本当に素晴らしい見どころだと思います。
もうひとつはメイクかな。実は舞台メイクは自分たちでやっているんです。色味や使うアイテム、メイクの濃淡の塩梅やバランスなど、舞台に立ったときの見え方を確認しながらメイクさんやキャストの皆さんと相談して決めています。
リラックスしたいときはルームフレグランスで気持ちをスイッチ

──まさに全員でつくりあげた舞台ですね。七海さんは俳優や声優、アーティストなど幅広く活躍されていますが、リフレッシュやリラックスをしたいときはどうやって気持ちを切り替えているのでしょう?
七海さん:香りを使うことが多いです。自宅には柑橘系やシトラス系のスプレータイプをいくつか置いていて、楽屋では「hibi 10MINUTES AROMA」を愛用しています。
「hibi 10MINUTES AROMA」は、「004 イランイラン」や「007 オスマンサス(金木犀)」を気分に合わせて使っています。でも、楽屋で使うのは一人のときだけ。香りものが苦手な方もいるし、好みもあるので。
──香りものがお好きということは、フレグランスも?
七海さん:好きですね。グレープフルーツとかフローラル系とか、爽やかな香りを選ぶことが多いかな。実は、自分のファンクラブでも「繊細で儚い花の香り」をテーマに自分が好きな香りのフレグランスをつくりました。
私の場合、好きな香りがすごく限られているみたいで、お店にたくさん並んだボトルの中にひとつあるかどうかという感じなんですが、時間があるときにふらっとお店をめぐって探すのが楽しいです。
いちばん大切なのは、“美しくあろうとする心”

──美にまつわるさまざまなお話を伺ってきましたが、最後に、今の七海さんが考える「美しさ」について聞かせていただけますか。
七海さん:そうですね……“美しくあろうとする心”というのがとても大事だなと思います。美しさの定義って人それぞれにあるじゃないですか。
その気持ちを周りに押しつけるのではなく、自分の中で「こうありたい」と想い続けることや、その気持ちがいちばん大切だと思うし、表情や立ち居振る舞いにも現れるので、やっぱり“心”だと思います。
「舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語〜再演〜」
【東京】2026年2月3日(火)~2月15日(日)日本青年館ホール
【大阪】2026年2月20日(金)~2月23日(月・祝)オリックス劇場
【福岡】2026年3月6日(金)~3月8日(日)福岡サンパレス ホテル&ホール
出演:七海ひろき、彩凪 翔、綾 凰華、麻央侑希、澄輝さやと、汐月しゅう/瀬戸かずや ほか
原案:「刀剣乱舞ONLINE」より(DMM GAMES/NITRO PLUS)
脚本・演出:末満健一
作品詳細はこちら>
ジャケット¥99000、シャツ¥44000 (ガラアーベント)/サーディヴィジョンピーアール ネックレス¥69800/アヴァランチ ゴールド&ジュエリー 渋谷店 右手中指のリング¥35200(AYAKA jewelry)、左手小指のリング(指先)¥3740(KRONOS)、(指元)¥2750(デイジールイス)、ブレスレット¥7150(TaTa)/ロードス その他スタイリスト私物
撮影/東 京祐 ヘア&メイク/塩田勝樹(Sui) スタイリスト/藤長祥平 構成・取材・文/国分美由紀
公開日:















































































