テレビで見せる天真爛漫な姿の一方で、美容においては研究熱心でこだわりを持つ重盛さと美さん。その美しさだけでなく、マインドや唯一無二のスタイルが多くの人に支持されている彼女が、今回MAQUIAに初登場! リアルに続けている美容ルーティンやお気に入りのコスメについてたっぷりと語ってくれました。思わず真似したくなる、美容のヒントが満載です。

重盛さと美 美容 サムネ

重盛さと美

タレント

重盛さと美

1988年9月4日生まれ、福岡県出身。人気番組への出演をはじめ、バラエティタレントとして幅広く活躍。近年では、2020年5月にYouTubeで公開した楽曲『重盛さと美feat.友達 TOKYO DRIFT FREESTYLE』が話題を呼んだほか、フレグランスブランド「ANGEL CLUB(エンジェルクラブ)」をプロデュースするなど、その活動は多岐にわたる。常にトレンドの最前線を行く存在として、そのセンスやライフスタイルも多くの人から支持されている。

美容で大切なことは“人のアドバイスをしっかり聞いて、実行に移すこと”

重盛さと美 美容 垢抜け

──年齢を重ねるにつれてますます美しく、その進化がSNSでも話題の重盛さん。美しさを更新し続けるために意識してきたことはありますか?


「実は私、美容にそこまで詳しいわけではないんです。ただ、“周りの人のアドバイスを積極的に聞く”ことは、ずっと心がけています。

自分でもはっきりと“垢抜けた”と感じられるようになった大きなきっかけは、行きつけの美容室を変えたこと。18歳の頃からずっと同じところに通っていたのですが、29歳のときに思い切って変えてみたんです。美容室を変えるまでは、ヘアメイクさんやマネージャーさんから『もう少し違う髪色のほうがいいと思うよ』と言われることも多くて。

今担当していただいているのは、『the lamp 代官山』の森田 怜さん。森田さんのもとに通い始めてから、一気におしゃれな印象になった感覚がありました。

髪の毛が“イケてる”感じになったので、それに見合うようにメイクや眉、ファッションもガラッと変えたのが30歳くらいの頃。20代までは、まつエクに黒いカラコンなど、とにかく“盛る”メイクが定番だったのですが、『それ、やめてみたら?』とヘアメイクさんにアドバイスをいただいて。まつエクをまつ毛パーマに変えて、カラコンもやめて裸眼にしたら、急に透明感が出たんです。引き算の大切さに気づきました。

実は、20代後半までアイシャドウも使ったことがなかったのですが、いざ取り入れてみると世界が変わりました(笑)。目元に奥行きと存在感が生まれたんです。特に下まぶたのアイシャドウは大事ですね。

20代後半から30代にかけてのこうした変化がきっかけで、InstagramをはじめとするSNSでの反応もかなりよくなりました。やっぱり、人のアドバイスを素直に聞くことは大切。今でもヘアメイクさんなどに勧められたものは、ほぼ全部購入するようにしています」(重盛さん、以下同)。


──ボディも美しさも評判ですが、普段どのようなケアをされていますか?


ピラティスですね! 普段はほとんど運動をしないタイプなんですが、ピラティスだけは頑張って続けていて、気づけばもう5年目になります。普段はマシンピラティスを週1回、撮影などがある時期は週2回通っています。1回やるだけでも、翌日の体の感覚が確実に変わるんですよ。

ピラティスを始めて3年目くらいのときに、ふと自分の全裸を鏡で見て『あれ、いい感じじゃん?』と思えた瞬間があって。それをきっかけに、露出が多めの服や水着を着ることにも抵抗がなくなりました。今では苦じゃないどころか、むしろ楽しいくらいです!」。


──最近ハマっている美容トピックや欠かせない美容ルーティン はありますか?


セルキュアの美顔器にハマっています。ヘアメイクさんにすすめてもらったのですが、むくみケアにぴったりで、仕事や撮影前の欠かせない存在です。

あと、味の濃い食べ物が大好きなので、五苓散という漢方薬をむくみ対策に飲んでいます」。

SNSに載せる写真はギャップや強みを意識。自分の顔を研究しています

重盛さと美 美容 SNSへのこだわり

──SNSに投稿されている重盛さんの写真がいつも可愛いと話題ですが、こだわりはありますか?


「ありますね。まず、自分の中で『これは70点以下だな』と思った写真はアップしません。SNSに載せる以上、クオリティにはしっかりこだわっています。

それから、“THE・タレント”な写真はあげないようにしています。仕事現場や共演者さんとの写真も、基本的には載せません。見ていただくとわかると思うのですが、衣装での写真もほとんどあげていません。

そういう写真って、見ている人にとって想定の範囲内の写真だと思うんです。だから私は、みんなが想像できないようなプライベートな一面や、自分でプロデュースしているものを中心に載せるようにしています。

“ギャップ”って、仕事においてもプラスになるものだと思っていて。そうしたギャップをうまく使いながら、SNSを更新していますね」。

──写真を撮るときに気をつけていることはありますか?


「私は鼻が丸くて低いのですが、それをわざと見せることによってより若く、より童顔に見せています。だからあえて下からあおって、鼻を丸出しにするんです(笑)。

鼻の穴が目立たないほうが美しいという固定観念があったりしますが、自分の顔を研究して最適な撮り方をするのが大事だと思うんです」。

「重盛さと美的・神アイテム&香り3選」

1.ママバター ウィズ リップスティック

重盛さと美 美容 愛用コスメ リップ ママバター ウィズ リップスティック

「ママバター ウィズ リップスティックは、なくなったら本当に困る、私的マストハブアイテム。唇が弱く、何を塗っても荒れてしまうタイプなのですが、これだけは大丈夫なんです。オーガニックシアバターとオリーブ油で作られているので、唇にやさしいところもお気に入り。

毎日4回は塗っていますし、気づけばリニューアル前からもう5年ほど使い続けているほどの愛用品です」。

2.ラブクロム (R)K24GP カットコーム ゴールド

重盛さと美 美容 愛用コスメ クシ ラブクロム PGスタイリングコーム

「なんと誕生日に、このクシを2本もいただいて! とかすだけで、ブリーチしている私の髪でも驚くほどサラサラになります」。

3.ANGEL CLUB BLUE

重盛さと美 美容 愛用コスメ 香水 ANGEL CLUB BLUE

私がプロデュースした香水で、サイダーの香りなんです。もともと香水が苦手だったのですが、そんな私でも毎日使いたくなる香りを目指して作りました。

実はサイダーが大好きで、今日も楽屋で飲んできたくらい(笑)。つけたてはサイダーのように爽やかな香りですが、時間が経つにつれてだんだん甘さが増していくのがお気に入りポイント。これをつけている人がいたら、思わず好きになってしまうと思います(笑)」。

香りひとつで印象が変わるからこそ、きちんとこだわりたい

重盛さと美 美容 香りについて

重盛さと美 美容 愛用コスメ 香水 ANGEL CLUB BLUE

2025年11月にローンチした重盛さと美さんプロデュースのフレグランスブランド「ANGEL CLUB(エンジェルクラブ)」。(BLUE)サイダーを開けた瞬間に広がる、すっきりと爽やかな香りを再現。まるでサイダーを飲んだときのように、鼻に微炭酸が抜けていく感覚をイメージしたフレグランス。 (PINK)いちご味のお菓子を開けた瞬間の香りを表現。ときめきや、どこかいたずらっぽさを感じさせる、シーンまで思い浮かぶような不思議な魅力の香り。(BLACK) ペアー(洋梨)のみずみずしく爽やかな印象に、上品でまろやかな甘さをプラス。さらにローズの色気が重なり、ロマンティックで大人っぽい印象へと導く香り。/ANGEL CLUB 各種¥3850

──このたび、ご自身で香水をプロデュースされましたが、重盛さんにとって“香り”とはどのような存在ですか? 


「香りって、本当に重要ですよね。その人をより素敵に見せてくれることもあれば、逆に印象を邪魔してしまうこともある。だからこそ『ANGEL CLUB』の香水は、どれもその人自身の魅力を引き出せるような香りになることを大切にしています」。

──「ANGEL CLUB」の香水を、日々どんな基準で選び、使い分けていますか?


「お気に入りのBLUEは、ありのままの自分でいたいときや、リラックスしたい気分のときに選ぶことが多いですね。だから、ファンイベントなどファンの方に会うときは、絶対にこれです。

PINKは、仕事のときや、気合いを入れたいとき。『今日は自分の意見を通したい!』なんて日はこれです。緊張感もあって、ちょっと不気味さもある、わがままが通りそうな香り(笑)。『この子の言っていること、なんだか一理あるかも…?』と思わせてくれるような魅力があります。

BLACKは、デート用。異性と1on1で会うときは、必ずこれです。甘さのある大人っぽい、魔性の香りで、女性からの評判はもちろん、男性ウケも抜群。これをつけていると、ほぼ必ず『何の香水使ってるの?』と聞かれます。」

撮影/榊原裕一 企画・構成・取材・文/奈良彩花(MAQUIA)

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