ホリデーシーズンを目前に、大切な人へ、自分へ、ギフトを考える時期では? そこで提案したいのが、香りはもちろん、見た目にも気分高まるハイブランドのアイテム。モダンな佇まいに心惹かれる「エルメス」の名品をレコメンドします。

- 香りもデザインも品格溢れるメゾンブランド
- ⒈ レ マン エルメス クレーム レ マン
- ⒉ シテールの庭 オード トワレ
- ⒊ オードパルファム ツイリー ドゥ エルメス
- ⒋ カブリオル
- ⒌ バレニア ヘアミスト
香りもデザインも品格溢れるメゾンブランド
1951年に誕生した「オー ドゥ エルメス」から始まる、「エルメス」のフレグランスストーリー。2004年に初代の専任調香師であるジャン=クロード・エレナが生み出した「地中海の庭」がデビューした頃から香水のプロフェッショナルとして、一層その地位を確かなものとしました。
今回、この記事で紹介するアイテムをディレクションしているのが2代目の専任調香師クリスティーヌ・ナジェルです。彼女は2014年以降、今後も語り継がれるような数々の名品フレグランスをローンチ。誰もが憧れるメゾンとしての、気品漂うフレグランスアイテムばかりをラインナップ。香水、ハンドクリーム、ヘアミストまで、香りの楽しみ方の幅広さで人々を魅了し続けています。
⒈ レ マン エルメス クレーム レ マン

50mL ¥9900/エルメスジャポン
2021年に登場したエルメスのハンドクリーム「レ マン エルメス クレーム レ マン」。ミニマルながらメゾンのフィロソフィーを体現している佇まいで、発売直後から話題に。
仕事をして、家事をして、ネイルを施し可愛がる。日々を共にする“手元”を、洗練された香り漂うハンドクリームでケアして。特別感のあるアイテムで手元を慈しむことができたなら、その時間までもが特別にものになるはず。
ベタつきを感じないバーム状のテクスチャーがさっと馴染み、肌には潤いやハリ感をもたらします。サンダルウッド、ローズウォーター、ウッディなパチョリなどをレイヤードした爽快な香りを堪能できます。
⒉ シテールの庭 オード トワレ

30mL ¥10120、50mL ¥14850、100mL ¥20790/エルメスジャポン
《庭園のフレグランス》コレクション7作目。調香師のクリスティーヌ・ナジェルが、はじめてギリシャのシテール島へ旅した際の記憶を香りにしたものが今作です。まずは金色のボトルに目を奪われ、次に、ひと吹きすると心奪われるウッディシトラスの調べは余韻もたっぷり。
それは、抽出されるエッセンスとして存在しえない黄金に輝く草原やオリーブの木、みずみずしいピスタチオをイメージに構築させた香りです。アロマティックでありポエティック、自由で開放感のあるフレグランスは、ひとたび纏えばギリシャにそよめく風を感じられるかも。
⒊ オードパルファム ツイリー ドゥ エルメス

30mL ¥11880、50mL ¥16720、85mL ¥23540/エルメスジャポン
「エルメス」のリボンスカーフ「ツイリー」が巻かれたかのような、ダイス型のアイコニックなボトルがキュート。
ジンジャー、チュベローズ、サンダルウッドが重なるフローラルでスパイシーなフレグランス。太陽のような輝きと優しさを演出、かと思えば、甘さとミステリアスな雰囲気が顔を出し異なるムードが漂います。
自由かつ、大胆に生きる現代の女性をインスピレーション源にした遊び心溢れる香り。エルメスを象徴する「ツイリー」が、纏った人と「エルメス」のエスプリを繋ぎ止めてくれるかのよう。
⒋ カブリオル

50mL ¥17490/エルメスジャポン
2025年1月に誕生した「カブリオル」は、調香師のクリスティーヌ・ナジェルが “心を元気にしてくれる香り、すぐにあの香りだとわかるフレグランスを作りたい”と考えた、ブランド初の、子供も大人も使えるフレグランス。
オスマンサスとハニーサックルをサンダルウッドに合わせ、アプリコットのような香りをイメージ。子供の頃、思い切り遊んで、はしゃいで、跳び回っていたことを思い出させてくれるような、自由な想像力を掻き立てる明るい雰囲気が印象的です。ワクワクとする胸の高鳴りを可愛げたっぷりに描いたアリス・シャルバンのイラストにも注目してみて。
⒌ バレニア ヘアミスト

30mL ¥10670/エルメスジャポン
ブランド初となるシプレノートの「バレニア」は、オークウッド、ジンジャーリリー、パチョリ、ミラクルベリーをレイヤーさせた唯一無二の組み合わせ。
メゾンブランドらしい奥行きと複雑な重なりが2024年のデビュー当初から人々を魅了し、すでに名品の仲間入りを果たした逸品。ヘアブラシやヘアアクセサリーの上からも使うことができ、毎日のヘアケアやヘアスタイリングがワンランク上のルーティンに。ちょっとした仕草や動きで広がる、静かな香り立ちも秀逸です。
撮影/植田 翔 取材・文/浦安真利子 企画・構成・スタイリング/有住美慧(MAQUIA)
公開日:




























































































