公開日：2025.10.16

出口夏希さんとJURIN(XG)さんが名品フレグランス【シャネルＮ°５】が生まれる舞台裏へ

ジャスミンの収穫期である9月、シャネルが名香「シャネル N゜5」の舞台裏を紹介するイベントを南フランスのグラースにあるシャネル専用農園で開催。

各国のセレブリティが農園を訪れ、日本からは俳優の出口夏希さん、アーティストのJURIN(XG)さんが参加しました。

出口夏希さんとJURIN(XG)さんが出合う、シャネル N°５の原点

出口夏希さん

JURIN(XG)さん

ガブリエルシャネルが、調香師エルネストボーに「女性そのものを感じさせる、女性のための香水を創ってほしい」という調香を依頼したのは、1921年のこと。そこで出された唯一の条件は“最も美しい原料を使う”ということでした。

エルネストボーが選んだのはフレッシュかつ官能的で、他の成分に左右されずに安定した香りを放つ花。それは“グラースのジャスミン”と呼ばれる、特別なジャスミンでした。それ以来、シャネルでは、当初のフォーミュラに忠実に、名香「シャネル N゜5」をつくり続けています。

出口夏希さんとJURIN(XG)さんがジャスミンの手摘みを体験

ジャスミン畑を訪れた出口夏希さんとJURIN(XG)さんは、当地で代々フレグランス用の花を栽培する大手農園、ジョゼフミュルが率いる、ミュル家のマリカに案内され、豊かな香りに包まれながらジャスミンの手摘みを体験。

畑から届いた、摘みたてのジャスミンが集まってくる計量場や、収穫された花々の新鮮さと品質を担保するために畑にすぐ隣接するエッセンス抽出の工場など、「シャネル N゜5」が生まれる各工程を見学しました。

グラースを訪れて感じたことは？

シャネルのN°５の誕生の場所に来ることができてとても貴重な経験をさせていただきました。美しい大自然の中、一面に広がるジャスミン畑の光景と香りに囲まれて感動しましたし、パルファム30mlに1000輪のジャスミンが使われていると聞いてとても驚きました。

たくさんの時間をかけて、ひとりひとりの人が手作業で愛情をもってつくっていることを知れて、私にとってN°５は思い出深い香りになりました。
── 出口夏希

グラースとN°５の魅力に魅了された旅になりました。畑ではジャスミンの花摘み体験をしたり、畑の中を自転車でかけぬけたのもとても楽しく、貴重な経験となりました。調香師オリヴィエポルジュのセッションでは、同じ花でも産地や気候によって香りが異なることを知り印象的でした。

まとうといつも特別な気分にしてくれる、N°５。“永遠に変わらないけど、進化し続けるのがN°５の魅力”だと思います。芯に強さがありながら、愛や優しさも感じる、自分もそんな女性になりたいなと思い、大好きな香りになりました。
── JURIN(XG)