10月18日に記念すべき70歳の誕生日を迎える郷ひろみさん。インタビュー後編では、1972年のデビューから現在に至るまで、圧倒的なパフォーマンスでエンターテインメントの世界を牽引してきたトップランナーの美しさの秘訣に迫ります。

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- Q1.スキンケアのモーニングルーティンとナイトルーティンは?
- Q2.1カ月の美容メンテナンスは?
- Q3.これだけは譲れないという美のマイルールは?
- Q4.長年続けている美容法は?
- Q5.食生活で気をつけていることは?
- Q6.これからトレーニングを始めたい人にアドバイスを送るなら?
- Q7.メンタルヘルスを保つために心がけていることは?
- Q8.郷さんにとって“美容”とは?
- Q9.“郷ひろみ”と本名の“原武裕美”は、違う自分?
- Q10.マキア読者にメッセージをお願いします

1955年10月18日生まれ、福岡県出身。1972年に芸能界デビュー 。同年8月、『男の子 女の子』で歌手デビュー。『お嫁サンバ』、『GOLDFINGER'99』など数々のヒット曲を世に送り出す。2025年10月18日と19日に日本武道館にて『Hiromi Go at Nippon Budokan 2025 “THE GREATEST 70 SONGS”』を開催。11月30日からは『Hiromi Go Dinner Show 2025』が行われる。
Q1.スキンケアのモーニングルーティンとナイトルーティンは?
A1.化粧水と美容液でしっかり保湿。つけ方も意識!
「朝も夜も、洗顔をすませた後に、フェイシャルサロンで購入しているビタミンCセラム、ローション、エクソソームセラムでスキンケアをしています。肌の奥まで浸透させることを意識して、手のひらで優しく押し込むように」(郷ひろみさん、以下同)
Q2.1カ月の美容メンテナンスは?
A2.ジムは1カ月に12〜15回。その他4か所が1カ月のルーティン

「フェイシャルサロンに1回、歯科医院に1回、ネイルサロンに1~2回、スポーツマッサージに4~5回通っています。さらに、ジムには月・水・金の週3回行っているので、1カ月だと12~15回。たとえば前日の夜にコンサートがあったとしても、次の日が月曜だったらトレーニングをします。そのほうが、体調がいいんですよね」
Q3.これだけは譲れないという美のマイルールは?
A3.手を洗うたびにネイル美容液を塗ること

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「ネイル美容液は、1日に何度もつけていますね。スタッフに、『コンサートの早着替え中にも塗り直してますよ』と言われるくらい(笑)。愛用しているのは、シアバターが配合されている『URUN WRAPのNAIL SERUM』です」
Q4.長年続けている美容法は?
A4.オーラルケア。歯磨きは食前・食後に1日最低5回

「歯は食前と食後の両方に磨くので、最低でも1日5回。ソフトタイプの歯ブラシを使って、できるだけ歯に圧をかけないように心がけています。ほかにも、歯間ブラシ、普通のデンタルフロス、スーパーデンタルフロス、タンスクレーパー(舌磨き)、マウスウォッシュを使用。
お茶は着色汚れの原因になるし、ジュースや牛乳には果糖や乳糖が含まれているので、1日の最後に歯を磨いたあとはお水しか飲みません。甘いものが欲しくなっても、また歯を磨かなきゃいけないと考えると、お水しか飲まないという結論に至るんです。イヤな性格ですよね(笑)」
Q5.食生活で気をつけていることは?
A5.食べすぎず、夜遅い時間の食事をしない
「コンサートの時はパワーが必要なので、ステージに立つ前に腹4~5分目までお腹に入れるけれど、普段は栄養のあるものをしっかり摂っています。甘いものが好きなので、和菓子中心におやつも食べたりしますよ(笑)。人においしいものを食べさせることも好きですね。歌に影響する可能性があるので、夜遅い時間の食事もしません」
Q6.これからトレーニングを始めたい人にアドバイスを送るなら?
A6.モチベーションの低下を想定して目標は低めに!
「運動を始めた頃は気合いが入っているから目標を高いところに設定するけれど、徐々にモチベーションが下がり始めると『まぁ今日は休んでいいか』が『今週は休んでもいいか』、『今月は休んでもいいか』になっていくんです。そうならないように、途中でモチベーションが低くなることを想定して目標も低めに設定しておけば、やる気がなくなっても続けられると思いますよ」
Q7.メンタルヘルスを保つために心がけていることは?
A7.怒ることはあまりないかもしれません
「イラッとすることがあっても、『まぁこういうこともあるか』とか『僕が悪かったのかな』と思っちゃう。だから、怒ることはあまりないですね。そういうふうに解釈すれば、相手のことを悪く思わずにすむんです。心が健康だと、外側に現れるものも美しくなる。本を読んだり、アメリカに留学したり、いろいろな人と出会ったりするなかで気づきがあって、そういう考え方にたどり着いたんだと思います」
Q8.郷さんにとって“美容”とは?
A8.ステージに立つ人間として、目を向け続けなければいけないもの
「たとえば、首周りや腕に日焼けの跡がついた状態でステージに上がったら、見にきてくださった方に『ひろみ、ゴルフでも行ってたのかな?』と余計なことを考えさせてしまう。そういうマイナスな要素はすべて排除して、コンサートでは僕のパフォーマンスに集中していただきたいと思っているんです」
Q9.“郷ひろみ”と本名の“原武裕美”は、違う自分?
A9.境界線は曖昧。プライベートタイムに撮影をお願いされても「いいですよ」って

「たとえばプライベートで街を歩いている時に『写真を撮ってください』とお願いされたとしたら、『今プライベートなので……』と説明しているうちに時間が過ぎていくので、『いいですよ』って言って撮っちゃいます。
だから、もう僕の中で郷ひろみと原武裕美の境界線は曖昧になってきましたね。外に出る時は日に焼けないように必死です(笑)。日傘を差してサングラスをかけてマスクをして完全防備しているので、すれちがった方も僕が誰だかわからないと思いますけど(笑)」
Q10.マキア読者にメッセージをお願いします
A10.「美しくなるためにどうすればいいか?」を考えることは、すごく大事

「『美しくなるためにどうすればいいか?』を考えることは、すごく大事なことだと思います。そして、見た目を磨くことと内面を磨くことを両立させられたらいいですよね。それが、自分にウソをつかないということにつながるんじゃないかなと思います」
撮影/吉田 崇 ヘア&メイク/猪狩友介<Three PEACE> スタイリスト/井田信之 モデル/郷ひろみ 取材・文/吉川由希子 構成/中村千夏(MAQUIA ONLINE)
公開日:


























































































