【山本舞香×みちょぱ】出会いからプライベートの関係性、結婚観までを語る！ 今をときめく2人の対談＆最新メイクまとめ

山本舞香さん（以下、舞香さん）：連載へようこそ！（笑）。やっと遊びに来てくれたね。すっごく嬉しいよ♡

池田美優さん（以下、みちょぱさん）：こちらこそ呼んでくださり、感謝感謝です♡

舞香さん：初めて会ったのは、2017年の『スター・ウォーズ／最後のジェダイ“STAR WARS DAY”TOKYO』のイベントだったよね！？

みちょぱさん：そうです！ 私が17歳で、舞香さまが18歳の頃だったと思います。その時は、軽く挨拶する程度でしたよね。でもその頃から、めっちゃ顔が好みだったので、内心『わ～♡ 舞香さまだ！ めちゃくちゃ可愛すぎる』と思ってました（笑）。

舞香さん：そうだったの！？ 嬉しいこと言ってくれるじゃん！！ その後も美優の番組にゲストで呼ばれて収録中は話すけど、それ以外は特に話すこともないって状態がしばらく続いてて……。その間も、私たちってなんか似てる！ っていう不確かな自信があったんだよね。

みちょぱさん：ドキッ♡ 急に距離が縮まったのは、私が舞香さまのInstagramをフォローしたのがきっかけだと思う！ それを舞香さまが気づいてくれて、DM送ってくれた日は、マジで嬉しかったな～。

舞香さん：その後もDMでやり取りは続いてて、番組で共演した時は楽屋で話したりと、少しずつ仲を深めていったよね。

みちょぱさん：昨年の秋、シソンヌ長谷川さんと3人でフジテレビ『ボクらの時代』で共演した時、収録中はもちろん、収録前も収録後もいろいろと本音で語り合って、『やっぱり舞香さま好き♡ もっともっと話したい！ 話し足りない！』と思っていたら、舞香さまもそう思ってくれていたみたいで、収録の数日後に初めてのご飯会が実現したんです。

舞香さん：その時に初めてプライベートで遊んだのに、そんな気が全くしなくて、自然な流れで自分のことを話すことができたような気がする！

みちょぱさん：舞香さまが私のことを信用してくれて、包み隠さずいろいろな話をしてくれたのが、本当に嬉しくて。

舞香さん：美優がテレビとかで『モデルの友達はいるけれど、芸能人の友達はいない』ってはっきり宣言してる姿を見て、潔くてカッコイイな、と元々好感を持っていたし、仲良くなるのに時間はかからなかったかな。

みちょぱさん：舞香さまの話す内容は、本当に人間味に溢れていて、相手のことを思いやれる優しい人なんだなと端々から伝わってくるし、まじめな話から面白い話までなんでもいけちゃうオールラウンダーな人なので、いつも時間があっという間に過ぎちゃう。今でも最低月1回、多い時は2日連続で会った時も（笑）。

舞香さん：美優の結婚発表の前の日かな、わざわざ連絡をくれて『結婚するんですよ』って報告してくれた時はすごく嬉しかった。ごくわずかな人にしか伝えなかったらしく、その1人に選んでくれて、『ありがとう♡』。

みちょぱさん：出会って、仲良くさせてもらうようになって、まだ歴は短いけど、嘘が嫌いで裏表がないところとか、生き方の「ものさし」に通じる部分がたくさんあって、これからもずっと一緒にいる！ と勝手ながらに思っているので、舞香さまも腹を割って話してくれているし、私も舞香さまには正直でいたいと思って報告させてもらいました。

舞香さん：まだそこまで仲良くなかった頃、テレビに映る美優を観ていて、『簡単には人に心許さないタイプなんだろうな』と感じていて。初めてご飯に行った時もその印象は変わらなかったから、むしろこの人は信用できる！ と思ったんだよね。1回ぽっきりの社交辞令ではなく、『今日空いてますか？』『明日どうですか？』って連絡してきてくれるのも正直、嬉しい（笑）。

みちょぱさん：普段2人で会ってる時は、愛犬の話だったり、恋バナだったり、仕事の話はあんましないんですけど、舞香さまと仲良しの橋本環奈さんを誘って、3人で会ったりした時に、お芝居の話をしてるのを聞いていると、『やっぱり山本舞香って人はすごいんだな～』と実感することも多くて、こんなに魅力的な人はいない！！ と知れば知るほど奥が深い人だと思ってる今日この頃です♡

舞香さん：昨年1年間は、友人関係とかプライベートでいろいろなことがあって、それを整理したら、今、すっごくすっきりしてるんです。心がとっても軽くなって。美優にも「優しすぎる」って言われたことがあって、私としては求められたら、全力で応えるのが当たり前だと思っていて、別に見返りを求めてたわけではないけど、無意識に自分を苦しめていたんだっていうことに気がついて、そんな時に美優に言われた一言に救われました。

みちょぱさん：舞香さまって、『山本舞香にしか表現できない強さ』を持っていると思うんですけど、実はとっても繊細な人。だから、自分のことを犠牲にしてまでも相手を思いやり、その結果、自分が苦しくなってしまう……。そんなこれまでの葛藤でさえも正直に話してくれる、そんな舞香さまは私にとっては愛おしい人。

舞香さん：そんな風に思っててくれたんだね、ありがとう♡ 私はこれからも裏表なく、ありのままの今の山本舞香でいくので、よろしくね！

みちょぱさん：こちらこそ、よろしくお願いします♡

舞香さん：前編では2人の出会いで盛り上がったけど、後編ではもう少しお互いの軸について話せたらいいな、と思ってます。まめに連絡を取り合っているから、美優がどんなリズムで働いてるか何となく分かってるけど、テレビをつけると高確率で美優に会える！（笑）。

みちょぱさん：本当ですか～。ご視聴していただき、ありがとうございます♡ でも仕事に関しては元々、夢とか目標がないんです。だから肩の力を抜いて心から楽しんで収録に参加できてるし、現場でも緊張することがないんだと思います。

舞香さん：分かる！ もっともっと！って欲を出してしまうと、それがかえってプレッシャーになったり、ストレスになったりして仕事がうまくいかなくなるというか空回りしてしまう気がするから、無理をしないでありのままの自分でいることが一番だよね。

みちょぱさん：とはいえ、仕事に対して意欲はすごくあるんです。どんな仕事がきても1回はチャレンジしてみて、無理だったらスパッとやめればいい。それだけの話なので、今は特段、何かをやりたいことがないというか、いただいている仕事が本当に楽しくて、大満足なんです。演技や虫を食べるとか心霊ロケはNGですけど（笑）。

舞香さん：仕事に対して常にニュートラルな気持ちで向き合えてるからこそ、瞬発力が問われるようなバラエティ番組でも第一線で活躍できてるんだろうね。本当に感心する！

みちょぱさん：ただエゴサはめっちゃしますけどね（笑）。嬉しいコメントもあれば、そうじゃないコメントもあるんですけど、正直、それを読んでも「こういうふうに思われてんだ！ なるほど～」って感じで、あまり落ち込まない性格なんです。元々メンタル強めですし、私のことを知らない人に何を言われても、あまり気にならないというか、舞香さまや家族、モデル仲間など、信用できる人がそばにいてくれるだけで、それだけで心強いし幸せなんですよね。

舞香さん：エゴサするんだ！！ メンタル強っ。今の時代、SNSは切り離せない存在だし、とても便利なツール。でもネガティブなコメントを見ると、正直、凹むことだってある……。だからといって自分に嘘をついてまで全人類に好かれたいと思ってないし、美優と同じで分かる人にだけ伝わればいい。別に開き直ってるわけでなく、自分が自分らしくいるための最善の処世術なんだと思う。

みちょぱさん：元々はSNSを通じてファンの人と繋がれるっていい部分もありますし、私たち世代は物心ついた時から身近にあるので、昔は日記感覚でリアルタイムで更新してました。ただ今は、ちょっとしたきっかけで炎上するなど怖い一面もあるので、もし批判的なコメントが来て、気持ちが滅入って疑心暗鬼になってしまうようなナイーブな性格の人は、自分から積極的に投稿するよりは見る専門に切り替えるのもおすすめです。

舞香さん：でも、例えば誰かの投稿を見て、「楽しそうだな、うらやましい」など、自分と比較して悲しい気分になるのなら、必ずしもSNSを見る必要はないと思う。距離を置くのも術。自分の心が穏やかでいられるための選択を最優先して。

みちょぱさん：そんな強心臓の私でも、睡眠不足が続くと体調が悪くなるし、肌荒れにも悩まされます。イヤなことがあったら、その日はさっさと寝て、モヤモヤしてる感情をリセットする！ そうすれば翌朝、頭もすっきりして昨日の悩み事にもポジティブに向き合えると思ってます。

舞香さん：私は落ち込む時はもう這い上がるの無理なんじゃん！？と思うほど、どん底まで落ちてしまう……。でもそんな時でさえも仕事はしなきゃいけないし、セリフは覚えなきゃいけないし、泣くシーンではないのに涙が出て、もう無理！と思っても、私を待っててくれてる人がいるうちは全力で向き合わなきゃと思っていて。心を慰めて少しずつ冷静さを取り戻して、いつもの山本舞香に戻っていく、を繰り返してる。感情を思い切って一旦、落とすのもある意味、心の浄化作業。台風の後の晴天みたいな！？（笑）。そういえば、夏休みに士門君と夫婦で海外旅行に行ったんでしょ？ 結婚生活はどう？

みちょぱさん：主人とは約８年近く付き合ってから結婚したので、生活のうえでは全く変わってないんですよね。それこそ付き合ってる時に週刊誌に撮られたのがきっかけで公表もしてたので、なんかずっとオープンだったっていうのもあり、言葉ではうまく言い表せませんが、より安心感が増したような気はします。旅行先では日サロに行く必要がないくらい、バッチリ日焼けしてきました（笑）。

舞香さん：やっぱり安心感って大事だよね！ 仕事とかプライベートで辛くて苦しいなって時に心地よい距離感で寄り添ってくれる人に自然に惹かれていくというか……。自分に嘘をついてまで飾りたくないし、そんな私らしさを受け入れてくれるような優しくて心の広い人に愛されたいし、愛したいなって思うよね～（笑）

みちょぱさん：私は舞香さまが幸せになってくれることを願うばかりです！

舞香さん：昔から結婚願望が強くて、いつ結婚してもいいと思ってたけど、いつの間にかその気持ちがさっぱりなくなっていて。でも今は、自然な流れでうまくいけばいいなと思ってるかな。

みちょぱさん：ちょっと赤くなってる舞香さま、可愛い♡ 舞香さまは私より1歳上でほとんど年が変わらないんですけど、でもみなさんご存じの通り、姉御肌の舞香さまの時はすごく年上に感じるのに、今みたく屈託のない笑顔を向けられると年下のような感じもして、どっちもたまらないんですよね、舞香さま、最高！

舞香さん：恥ずかしい（笑）。私もそうだけど、美優はこの人好き！と思ったらめちゃくちゃ大切にするところが似てると思う。士門君との関係性も素敵だし。

みちょぱさん：もちろん舞香さまの人間臭い性格も大好きですが、顔もどストライク♡ 吸い込まれそうな瞳もだし、笑った時に歯がいっぱい出るあの遠慮のない笑顔もたまらない♡ だってこんなにも大きな口を開けて笑う俳優見たことないですもん！ それに一緒にご飯に行くとすっごい食べるのに、いつ会っても細い。私は週1回、90分のパーソナルトレーニングして体型維持してるのに、本当にリスペクト！

舞香さん：いやいや。1日1食の時もあるし、基本現場では食べないから、食べる時と食べない時が極端なんだよね。美優こそ、こんなに忙しいのに、きちんと鍛えていて偉いと思う。今後、一緒にやりたいことといえば、もっと美容の話とかファッションの話とかしたい！ けれど毎回、それどころじゃないというか、他の話で盛り上がって、気がついたら帰る時間になってる……。

みちょぱさん：確かに、そういう話はしてきてませんが、舞香さまのお気に入りファッションブランドは、私もけっこう好きで。例えば、以前、「ダメージがすごすぎるデニムをはいてる舞香さま」みたいなタイトルで週刊誌やSNSで盛り上がったタイ・バンコク発祥のビンテージブランドの「ポニーストーン」は私も持ってたりします。

舞香さん：ちなみに美容情報はどうやってキャッチアップしてるの？

みちょぱさん：美容室やスマホで雑誌を見たり、X（旧Twitter）で回ってきた情報を参考にしたり。その中で気になったアイテムは口コミをチェックして、本当によさそうだったら買うようにしてるので、バンバン買う！っていうよりも本当に欲しい物だけを慎重に購入する派かもしれないです。昔は買い物にもよく行っていたんですけど、今ではポチることのほうが圧倒的に多くなっちゃいましたね。

舞香さん：やっぱりネットで買っちゃうよね。私もそう。最近は何を買ったの？　

みちょぱさん：あ！ でも、リップはいろいろ試すかもです。それこそ仕事の時に使えるかもと思って。どのくらい落ちないのか！っていうのは実際に使ってみないと分からないですし。肌が敏感で弱いほうで、体調不良や寝不足だとその不調がすぐに肌に出てしまうので、スキンケアはあまり変えませんが、肌に比べて唇は強いほうなので気になったリップは積極的にチャレンジしてるかも。

舞香さん：美優とディープな話をするのも好きだけど、次回は美容のネタをたっぷり語り合いましょう～♡ また連載に遊びに来てね！

「数年前までは化粧下地のみで出かけることも多かったのですが、最近では化粧下地にフェイスパウダー、その上からチークをプラスすることが増えました。時間もないし、ちょっと面倒くさいなと思っても、そのほうが断然表情が明るく見えるし、“盛れてる”感じがするので。プライベートではカジュアルだったり、モードっぽいファッションが多いのですが、それに似合うチークを教えてください」（舞香さん）

「コレクションのランウェイなどをチェックしていても、淡いピンクのチークを広範囲にのせた“アンダーチーク”スタイルが多く見受けられました。この入れ方は肌の透明感を引き立たせてくれるだけでなく、ふっくらと可愛らしい雰囲気も演出してくれるので、服のトーンが暗くなりがちな秋冬の印象に、柔らかさと華やかさを添えてくれます。目元はブラウンのシャドウや上下まぶたにインラインを引いて、メリハリ感を仕込むのがベストバランス」（北原さん）

A 2種の繊細なパールが上品な目元を実現。キスミー フェルム 華やかに彩る アイカラー 02 ￥880／KISSME（伊勢半）　B 程よく目元を締めるパール配合のグレイッシュブラウン。エムエヌ マイアイカラー パールb 13 ￥660／伊勢半　C ほんのり赤みが効いたブラウン。2㎜の細芯で繊細なラインも思いのまま。ヒロインメイク クイックアイライナーN 02 ￥660／KISSME（伊勢半）　D ブランド史上最高のウォータープルーフ処方のブラウンブラック。ヒロインメイク プライムリキッドアイライナー リッチキープ 02 ￥1320／KISSME（伊勢半）　E ひと塗りで美まつ毛に。瞳をキレイに演出するアッシュ。キス ラスティング カールマスカラN 02 ￥1430／KISSME（伊勢半）　F ナチュラルな眉に仕上がるなじませパウダーがセット。キスミー ヘビーローテーション ナチュラルパウダーアイブロウ 01 ￥1100／KISSME（伊勢半）　G 極細ブラシで眉色を明るく染めるアッシュブラウン。キスミー ヘビーローテーション カラーリングアイブロウ マイクロ 03 ￥880／KISSME（伊勢半）　H 薄膜フィルムが肌と一体化して、自然な血色を宿すくすみピンク。ルミナス シルク チーク ティント #62 ￥6600／アルマーニ ビューティ　I まるで美容液のようなリップバーム。艶やかな透けレッド。ミネラリスト デューイー リップバーム ストレングス ￥3850／ベアミネラル　J ノーブルなブラウンで上品な指先に。ルナソル ネイルポリッシュ 13 ￥2200／カネボウ化粧品

上下まぶたにAのaを塗り、二重幅にBを重ねてシンプルなグラデアイに。Cのライナーで上下まぶたにインラインを引いて、その上からDのリキッドアイライナーでキワを埋め、目尻はやや長めに。上下まつ毛にEのマスカラを塗布。Fのaとbのパウダーをブレンドして、眉に自然な太さを出す。Gの眉マスカラで眉の印象を和らげる。

Hのリキッドチークを頬骨に沿って、黒目下と目尻下に点置き。肌とチークの境界線がしっかりとなじむように指の腹で広範囲に塗り広げる。指に残ったチークを鼻筋にもON。

Ｉのリップを輪郭に沿って直塗り。一度、ティッシュオフし、さらに何回か塗り重ねて発色とツヤ感を強調させる。

「カラーコスメの中で断トツ、持っているのがリップ。数あるリップの中でも、塗るとパッと表情が明るくなり、肌に透明感も出る赤や深みのあるカラーがお気に入り。『もうこれ以上の洒落色は出ないでしょ！？』と思っていましたが、今シーズンの新作はどれも珠玉ぞろい。秋が待ち遠しくなるitリップを見つけたいです！」（舞香さん）

「秋冬の定番といえば、モーヴカラーのリップ。その中でもマットな質感が、断然、今年らしい。一見すると、難易度が高そうですが、直塗りでも指でも、優しいタッチでポンポンと少しずつ染め上げていくイメージで、色をのせていくと“今の自分に最適な濃さ”が見つかるはずです。口元に視線を集めたいので、目元やチークは透明感を意識したアイテム選びで、抜け感を」（北原さん）

A 自然なグラデを叶える濃淡ブラウンパレット。キスミー フェルム 華やかに彩る アイカラー 04 ￥880／KISSME（伊勢半）　B 洒落感のある目ヂカラを発揮する深みグレイ。キス ニューアピールライナー 04 ￥1320／KISSME（伊勢半）　C 超極細ブラシで短いまつ毛もキャッチ。漆黒ブラック。ヒロインメイク マイクロマスカラ アドバンストフィルム 01 ￥1320／KISSME（伊勢半）　D ふんわり立体眉に仕上がるピンクブラウン。スージー エキスパート ミックスアイブロウ パウダー 02 ￥1430／KISSME P.N.Y.（伊勢半）　E 透明感を高めて美肌レベルアップ。レ タロット ドゥ シャネル ラヴェンダー ￥10670／シャネル（8月30日発売・特別限定品）　F シルクのようなスムースな塗り心地。マットなピーチベージュ。ピュア カラー シルク マット リップスティック 201 ￥6490／エスティ ローダー（8月28日発売）　G さり気ないパールが煌めくくすみパープル。RMK ネイルラッカー EX-19 ￥2200／RMK Division（限定色）

アイホールにAのaを塗り、二重幅にAのｂを重ねて定番のグラデアイに。指の腹でまぶた全体を優しくぼかして密着度を高める。Bのライナーで目のキワを埋めて、目尻は延長線に沿って5㎜ほど長めに引く。ビューラーでまつ毛をカールアップさせた後、Cのマスカラを上下まつ毛に塗布。

Eのフェイスパウダーを頬の高いところ中心に広範囲になじませるようにのせて、肌の透明感をアップ。

Fのリップでポンポンと直塗り。輪郭の内側を少しずつ染め上げるように色を重ねて、自分に合うベストな濃さを調整。

「基本的に飽きるまで同じメイクをしていますが、リップだけは別。色みは衣装に合わせて選びますが、収録中、メイク直しは極力したくないので、落ちないリップが絶対条件！ なので、艶よりもマットタイプ派。この秋冬オススメのマットリップや落ちないテクニックを教えてください！」（みちょぱさん）

「春夏のベージュはミュートトーンが多かったですが、この秋冬はそれよりも深みのあるトーンにシフト。深みのあるベージュはファッション次第で甘くも辛くも変化し、色自体の持つ洒落感や知的さも相まって、実は1つ持っておくと便利な万能カラー。ただベージュは肌に溶け込みやすくもあるので、リップペンシルで輪郭を縁取って、唇の形を強調するのがポイント。ペンシルを使うことで、落ちにくさも格段に上がります」（笹本さん）

A 肌になじみながらも旬の目元を演出するスキンケア発想の4色パレット。アディクション　ザ アイシャドウ パレット ＋ 003 ￥6820／アディクション ビューティ　B 洒落感の出るスキントーン。優しく締めて。アディクション　ザ リキッド アイライナー 101SP ￥3300／アディクション ビューティ　C 大人のまつ毛を美しく彩る艶やかなブラック。ルナソル フェザリーディファイニングマスカラ 01 ￥4180／カネボウ化粧品　D 根元から立たせて、洗練された立体眉に。SUQQU セッティング アイブロウ ジェル 01 ￥3520／SUQQU（9月6日発売）　E 肌に自然な血色と立体感を与えるピーチベージュ。ジュ コントゥラスト アンタンス ベージュ エクラタン ￥7920／シャネル（9月13日発売）　F まるでベージュのリップクリームがペンシルになったかのようななめらかな描き心地なのに、ウォータープルーフ・トランスファープルーフ処方。ローラ メルシエ キャビア リップライナー 01 ￥3740／ローラ メルシエ ジャパン（9月6日発売）　G サンドベージュのソフトマットな質感で柔らかい印象の唇に。ルージュ アリュール リクィッド ヴェルヴェット 208 ￥5940／シャネル（8月30日発売）

アイホールにAのa、二重幅広めにAのｂを重ねる。眉下からまぶた全体と下まぶたのキワにＡのｃでキラッと感をプラス。Ｂのリキッドライナーで上まぶたのキワにラインを引き、自然な目ヂカラを発揮。上下まつ毛はＣの黒マスカラを塗布。Ｄの眉マスカラで根元から立たせて立体眉に整える。頬骨に沿ってＥのチークをふわっとひと刷毛。

ベージュリップは、ともするとクールに見えてしまいがちなので、上唇は丸みを意識してオーバーリップに整えるのが鉄則。下唇は輪郭通りにラインを引いて、ふっくらリップを演出。

先ほど縁取ったリップラインの輪郭に重ねるように、Ｇのリキッドルージュを。唇の中央にも均一に塗り広げる。唇にのせる前に、ボトルの口で量を調節するのが、ムラなくきれいに塗れるコツ。

「TVに出る時は、リップの色みは衣装に合わせて変えますが、ベースメイクやアイメイクはあまり冒険しないかも。ただプライベートやイベントではいつもと違う表情も楽しみたい！ 私のような日焼肌かつ、ギャルはもちろん、大人でも似合うアイメイクってありますか？」（みちょぱさん）

「この秋冬はモーヴカラーのコスメが大豊作。ワントーンで大胆に仕上げるのもオツですが、モーヴカラー初心者にはその塩梅が難しい……。まずは目元から制覇するのがおすすめ！ アイラインや下まぶたメイクなど、いろいろな取り入れ方はありますが、上下まぶたをぐるっと囲めば、一気に洒落感が出てキャッチーな仕上がりに。しかも簡単！ 目元に強さがあるため、チークやリップは淡いピンクトーンで柔らかさをプラスして甘辛バランスに」（笹本さん）

A クランベリーを連想させる4色パレット。華やかな大人の血色メイクを。オータム コレクション アイシャドウ パレット スパークリング ベリー ￥6930／M・A・C（数量限定）　B 深みのあるスモーキーローズ。描き心地とフィット感を両立。RMK アイディファイニング ペンシル 07 ￥3300／RMK Division　C 目ヂカラと洒落感が叶うプラム。上向きの美しいセパレートまつ毛に。アディクション ザ マスカラ カラーニュアンス WP 014S ￥4180／アディクション ビューティ　D 肌に透明感をもたらすベビーピンク。じゅわっと色づくティント処方。ルミナス シルク チーク ティント #53 ￥6600／アルマーニ ビューティ　E 「リップジェム」シリーズの中でもっともヌーディーな仕上がり。ティントリップなのでにごらずにクリアな発色が持続。ディヴァインリップジェム X04 ￥3850／THREE（限定色）　F 多色パールの輝きが、まるで艶やかなジュエリーを纏ったかのよう。シルバーピンク。アディクション　ザ ネイルポリッシュ ＋ 115SP ￥2420／アディクション ビューティ（限定色）

Aのaをアイホールに、Aのbを二重幅と下まぶた全体に、上下の黒目から目尻に向かってAのcをシャドウラインとして入れる。その上からBのライナーで上まぶたのキワに極細ラインを引く。

ビューラーでカールアップしたら、Cのマスカラを上下まつ毛に根元からしっかり塗布。セパレート感を意識して塗ると、マスカラで作る今どきなフレーム感に。

Dのリキッドチークを指に取り、頬骨の高い位置よりもやや上めから、横長に塗り広げて可愛らしい印象を仕込む。Eのリップは輪郭に沿って直塗りし、唇の中央は重ね塗り。