「MAQUIA」12月号では、ちょっとしたひと手間でぐんと輝くヘアアレンジをご紹介。今回は、前髪だけで印象を変えるテクニックをお届け!
ヘア&メイクアップアーティスト
河嶋 希が印象ごとにスタイル提案
レングス別/前髪別
なりたい自分を叶えるヘアアレンジ
ヘア&メイクアップアーティスト
河嶋 希さん
キャッチーなメイクのみならず、トレンド感満載の小洒落たヘアスタイル作りも話題の河嶋さん。旬のテクからベーシックテクまですみずみレッスンできる自身の書籍第2弾『ヘア本』(双葉社)も話題沸騰中。
ほんのひと手間で印象操作自在
前髪だけで印象チェンジ10バリエ
「分け目や隙間など、前髪や顔周りの見せ方を変えるだけで、いつもの印象を変えるのは簡単。ショートやボブヘアのアレンジの幅も広がります」
前髪あり
分け目だけでなく量感や束感が変わるだけでこんなにも雰囲気が変わる。汗や皮脂の影響を受けやすいのでワックスのつけすぎに注意。
6:4分けでワンレングス風
(右)ただなでつけるのではなく、髪の“根元”から毛流れを整えることがお洒落見えの秘密。
POINT
(左)6:4に分けたあと、前髪の根元に固めのワックスをつけ、髪の根元を少し後ろへ向けるように整える。
束感でカジュアルアップ
(右)束感が生まれることでカジュアルな印象に。束が筋になりすぎないように注意して。
POINT
(左)ワックスやオイルなどをつけた指先で髪の表面や毛先などをランダムにつまみ、重みのある束感を。
イマドキ感あふれる透け前髪
(右)厚みのある前髪、短い前髪も、ヘアピンで前髪の量を減らせば透け前髪に大変身。
POINT
(左)前髪の表面を取り分け、中央で分けたあと、サイドの髪になじませるようにヘアピンで留めるだけ。
ふんわり前髪で優しげに
(右)立体的なふわっとした前髪は柔らかな印象を与えるばかりか、小顔作りにも貢献。
POINT
(左)前髪の表面の髪を垂直に引き出し、根元中心に2回程度逆毛を立て、ソフトスプレーで軽く固定を。
分け目の高さが大人っぽさのカギ
(右)根元を立ち上げて前髪全体に自然な毛流れを。大人っぽくすっきりヘルシーな印象に。
POINT
(左)分け目の根元をきちんと立ち上げたいので、シングルピンを挟んだまま、ドライヤーの温風を当てる。
前髪なし
前髪なしさんの顔周りの印象は、ワンパターンになりがち。いつもの分け目を一旦忘れて、自分に似合う顔周りのアレンジを楽しんで。
すっきり美人印象の王道
(右)シンプルなすっきりアレンジ。ウェット質感にしすぎないところが清潔感のポイント。
POINT
(左)センター分けにしたあと、ワックスやバームをなじませておさえこみ、手でなでつけて耳にかける。
+逆毛でラフな仕上がり
(右)ただ分けるのではなく表面に逆毛を加えることで、自然なニュアンスをキープできる。
POINT
(左)9:1に分け、分け目のラインは頭頂部に向かって斜めに。分けた髪に逆毛を立てて形状キープ。
おくれ毛&ウェット質感でこなれ見え
(右)もみあげの髪だけ残し、耳にかけたサイドの髪はピンで留めておくとウェット感が生きる。
POINT
(左)ウェットに仕上がるスタイリング剤をつけ、髪を手ぐしで後ろに。耳上の髪だけピンで固定。
いい女感漂う色っぽヘア
(右)かきあげスタイルにきっちりした分け目は不要。手ぐしで空気を含ませながら整えて。
POINT
(左)ワックスやムースなどをなじませながら、手ぐしで後ろへとかしあげるように整えるだけ。
疑似前髪で別人印象
(右)前髪がなくてもゆるやかなカールを加えると、長めの前髪があるように見せられる。
POINT
(左)顔周りの髪をひと束取り分け、26mmのコテでMIX巻き。カールを指でずらすようにほぐして。
MAQUIA 12月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) ヘア&メイク/河嶋 希〈io〉 スタイリスト/辻村真理 モデル/小島梨里杏 伊原 葵 取材・文/通山奈津子 構成/若菜遊子(MAQUIA)
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