顔を小さく見せるためにヘアを作り込むと、逆に野暮ったい印象になりがち。今ドキなおしゃれ感を狙うなら、ナチュラルなレイヤーで抜け感を出すのが正解。ベースの毛先は重く残し、トップから独立したレイヤーを入れたミディアムは、女らしくて立体感のある仕上がり。輪郭がスッキリする上に縦長効果も加わるから、みんなから「やせた?」と聞かれそう!
ベースは鎖骨下レングスの前上りミディアム。全体の毛先は重さを残しつつ、トップから独立したレイヤーを入れて軽さを与えます。パーマは15〜20㎜ロッドを使い、全体を毛先から巻いてワンカールの動きをオン。パーマが苦手な人は、アイロンでも再現可能です。カラーは10トーンのフォギーベージュをワンメイク。ほんのりくすみのある発色は、肌なじみの良さもバッチリ。小顔効果をさらに加速させます。
根元中心にドライヤーを当ててふんわりと乾かします。顔まわりに柔らかく毛束が落ちるよう、髪をつぶさずに根元をしっかりと立ち上げるのがコツ。その後ヘアオイルとワックスを2:1の割合で手のひらにのばし、髪全体をたくさん触るイメージで、根元→毛先→表面にまんべんなくなじませて。これでカールがフワッと自然に動く、小顔スタイルのできあがり。ノンパーマの場合は32㎜アイロンを使い、 すべての毛先をワンカール内巻きに。その後、質感をほぐしながら同様にワックスをつけると、柔らかい質感に仕上がります。レイヤーを残して髪を束ねても可愛いから、仕事で結ぶことが多い人やアレンジ好きな人にもおすすめです。
スタイリスト/大沼圭吾(GARDEN harajuku) モデル/稲垣舞香 文/永田未来(ichigo)
GARDEN harajuku http://garden-harajuku.jp/