グッドガールな印象のシンプルボブに、アイロンでカールをつけて無造作な動きをプラス。さらにちょっぴりウェットな質感にスタイリングすれば、女らしくスタイリッシュな表情に。気負いのないラフ質感で、おしゃれ度を引き上げて。広がらずタイトにまとまるスタイルだから、丸いシルエットのボブに飽きた人はもちろん、丸顔やエラ張りをカバーしたい人にもおすすめのヘアスタイルです。
ベースはあご下レングスのボブ。パツンとしたラインを残しつつ、表面に独立したレイヤーを入れて動きを与えます。前髪は目上ギリギリの長さで薄めにカット。カラーは髪の赤みをオフするアッシュ系にベージュを混ぜたフォギーベージュ。7トーンの根元から毛先にかけてワントーン明るくなるように染めて、立体感を演出します。これでボブスタイルにナチュラルな軽さが生まれ、表情がふんわりと明るく見える効果が。根元がのびてきた時に、自然になじんで見えるのも嬉しい!
タオルでよく水気を取った後、根元中心に温風を当ててドライ。分け目がくっきりとつかないよう、トップの髪は左右両サイドからドライヤーを当てるとgood。32㎜アイロンを使い、210度で髪の内側を内巻きに。中間部は顔まわりを外巻きにしてから、他は外巻きと内巻きのミックス、表面は外巻きにしてワンカールほどの動きをオン。スタイルが硬く見えないよう、巻いた後はすぐにほぐすことがポイントです。スタイリング剤は動きを強調したい時はヘアバター、しなやか仕上げならオイルをセレクト。手の平と甲によくのばし、内側の根元から全体にムラなくなじませて。毛先はもみ込むようにして動きをつけ、手に残ったスタイリング剤を前髪にもつけてできあがり。ランダムな動きのあるボブスタイルは、こなれ度を引き上げる効果抜群! デートやお出かけの時のイメチェンにもぴったりです。
スタイリスト/川谷俊勝(GARDEN Tokyo) モデル/本田涼子 文/永田未来(ichigo)
GARDEN Tokyo http://www.garden-hair.jp/garden_tokyo/