髪が硬い人や直毛の人に多いのが、ヘアスタイルに「抜け感」を出すのが苦手という悩み。パーマをかけても思い通りにスタイリングできなかったり、明るいカラーは職場でNGなことも。そこでおすすめなのが、今季注目の「ハーフカールパーマ」なんです。
毛先を入れこみすぎず、毛先がスウィングする程度のパーマをかけることで、実は難しい“力の抜けたスタイリング”がしやすくなります。頑張り感のないおしゃれなラフカールで、ミディアムヘアを洗練させて。
ベースはやや前下がりのミディアム。トップのみ独立したレイヤーを入れ、ミドルとアンダーはスライドカットで毛量と質感を調整します。パーマは大きめのロッドを使い、毛先から1.5回転巻いてカールをオン。トップと前髪は毛束を持ち上げながら巻いて、よりふんわりと。カラーは8トーンのアッシュベージュをワンメイク。
根元に指の腹を当てながら、ドライヤーで全体をザッと乾かします。ポイントは、あくまでラフにドライすること。その後、毛先にファイバー系ワックスを軽くもみ込めば、スタイリング完了! ハーフカールのニュアンシーな動きを大切にしたいから、あまり手をかけすぎないのがコツ。髪の自然な動きに任せることで、旬の抜け感スタイルが楽しめます。
スタイリスト/宮森貴志(ZACC Ao) モデル/和田あやか 文/永田未来(ichigo)