「MAQUIA」5月号では、「あなたを変える美女ヘア100」の特集を掲載中。今回は、kakimoto arms 篠田佳奈さんによる、肌色別ベストカラーを紹介します。
肌の色とトーンに合わせて髪色を選んで
カットやパーマと並んで、髪のおしゃれには欠かせないカラーリング。でも、髪色次第で、肌の色がくすんで見えたり、どこかちぐはぐな印象になってしまうなんてことも。「髪の色を選ぶ際に重要なのが肌の色と明るさです。カキモトアームズでは肌の色や瞳の色に合わせて、系統を“青味系”“黄味系”に分けています。その人の肌の色と明るさに合わせて髪の色を選ぶと、肌もキレイに見えるし、おしゃれ感も高まりますよ」(kakimoto arms 青山店・篠田佳奈さん)
青味系 ナチュラル肌
「青味系のナチュラル肌に合わせたいのは、クリアで透明感のある柔らかいトーンのカラーリング。シルバーやアッシュ、ラベンダー、ローズなど、太陽の下で透けるような髪色がオススメ。グラデーションの配色でふんわりとエアリーな質感に仕上げるのも似合います。ソフトで柔らかい雰囲気の女性像にピッタリ。」
ふんわり柔らかいローズ系
ヌーディアッシュ
青味系 色白肌
「色白肌の人は、比較的、どんな色でも似合いますが、とくに挑戦してほしいのが、黒髪やダークアッシュなどのダークトーンの髪色です。暗めベースのカラーに、ハイライトでコントラストをつけた3Dカラーもオススメしたいですね。ちょっぴり個性的で、クール感のあるカッコいい女性になれますよ。」
クールな印象のダークトーン
ナチュラルブラック
青味系 色黒肌
「青味系で色黒肌の人にオススメしたいのがダークトーンで深みのあるカラーリング。寒色系ならアッシュやマット。暖色系ならピンクやバイオレット系。青みを感じるダークトーンなら似合いますよ。ハイライトでコントラストを感じさせた3Dカラーにも挑戦してみて。ツヤのあるカラーなので、髪もキレイに。」
ツヤッとしたダークローズピンク
ダークアッシュ
黄味系 ナチュラル肌
「黄味系のナチュラルな肌の色に似合うのは、キャメルブラウンやベージュブラウン、ウォームブラウンといった、色彩が濃すぎないブラウンベースの髪色。トーンは、明るすぎず、暗すぎずのものを選ぶと肌の色にもぴたりとフィット。可愛らしさと大人っぽさを持ち合わせた、バランスのいい印象に仕上がります。」
とろみのあるウォームブラウン
キャラメルブラウン
黄味系 色白肌
「黄味系で色白肌の人に似合うのは、トーンが明るく、混じり気のないクリアな髪色。オレンジやカッパーなどのビビッドな赤味がかった色も似合います。明るいベースの髪色にさらに明るいハイライトを入れるなど、ハイトーンカラーもベストマッチするのがこのタイプ。太陽のように明るく、華やかな印象に。」
透明感のあるオレンジベージュ
ビビッドなオレンジ
黄味系 色黒肌
「黄味系で色黒肌の人にはベースは暗めだけど色彩がはっきりした髪色が似合いますね。たとえば、チョコレートブラウンやカシスブラウン、カーキブラウンなどがオススメ。暗めのベースにハイライトを効かせた3Dカラーや根元がダークなグラデーションカラーも◎。大人っぽくゴージャスな印象になれます!」
こっくりチョコレートブラウン
カーキブラウン
MAQUIA5月号
写真提供/kakimoto arms 取材・文/池山章子 構成/山下弓子(MAQUIA)
【MAQUIA5月号☆好評発売中】