前髪は顔の印象を大きく左右するパーツ。その大事なパーツが、生えグセや寝グセなどでぱっくり割れたり、根元が浮いたりしてうまく決まらないことってありませんか。今回は、そんな厄介なお悩みを解決できる、プロ直伝の方法をご紹介。メイクだけでなく髪の知識も豊富なヘアメイクアップアーティストの小澤 桜さん監修のもと、写真と動画でわかりやすく解説します。

- 前髪が割れるおもな原因とは?
- ①ドライヤーを使った「前髪割れ」の基本の直し方
- ②カールドライヤーで「前髪割れ」を直して「流し前髪」にする方法
- ③ミニアイロンで「前髪割れ」をカバーする方法
- ④サイドの割れ防止&小顔見えが叶うサイドバングを作る方法

トレンド感もありながら、日常に落とし込めるメイクを得意するヘアメイクアップアーティスト。美容師経験を生かした、ニュアンスのあるヘアスタイル作りも強み。
前髪が割れるおもな原因とは?
小澤さんによると、前髪がぱっくり割れてしまう原因は、おもに次の3つ。
・根元に強い生えグセがある
・つむじの位置がおでこに近い
・根元が乾ききらないまま
こうした原因によって、前髪が分かれたり浮きやすくなるのだそう。
「生えグセとは、毛穴の向きによって髪が特定の方向に流れてしまう性質のこと。前髪の根元に強めの生えグセがある場合、毛流れが分かれる部分で割れやすくなります。また、つむじがおでこ付近にある方も割れやすい傾向にありますね。他には、乾かす時に根元が半乾きだったり、ずっと同じ方向ばかりに乾かしていたり、いつも同じ分け目でピンで留めたりなど、日常的なクセも原因となることがあります。こうしたクセは、しっかり濡らしてから直すのがポイントです」(小澤さん)
今回は、読者代表のマキアインフルエンサー2名が、プロのテクニックを実践。小澤さんのアドバイスをもとに、前髪悩みを解決していきます。
①ドライヤーを使った「前髪割れ」の基本の直し方
毎日使うドライヤーですが、乾かし方によっては生えグセなどによる前髪の割れを助長してしまうことも。まずはドライヤーを使った基本の直し方を紹介します。
Before

大石未奈子(マキアインフルエンサー)
大石さんは、根元付近にある強めの生えグセがお悩み。割れないようにピンで留めたりアイロンで伸ばしたりしても、湿気や汗のせいで、午後には再びぱっくり割れが出現してしまうそう。
1.根元から前髪をしっかりと濡らす

指を水で濡らしたり水スプレーを使ったりして、前髪全体をしっかり濡らす。
2.水分を根元まで馴染ませる

スプレーなどで水分を与えた後は、地肌を指でこするように馴染ませるのがポイント。
3.左右から風を当てる

ドライヤーを温風にし、前後左右から風を当てて前髪を乾かす。
4.3を数回繰り返す

3の工程を数回繰り返すことで、毛穴の向きによる生えグセがリセットされ、髪が根元からまっすぐ立ち上がった状態に。
5.冷風で毛流れをキープ

まっすぐに下ろしたい方は上から風を当て、横に流したい方は流す方向に風を当てる。髪が散らばらないよう、弱風で仕上げるのがポイント。
After

根元をしっかり濡らして左右から風を当てることで、ドライヤーだけでも前髪のぱっくり割れを解消。
使用アイテム:パナソニック ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0K

オープン価格/パナソニック
※ドライヤーの吹出口からは3cm以上、吸込口からは10cm以上離してご使用ください。
②カールドライヤーで「前髪割れ」を直して「流し前髪」にする方法
ブラシがついているカールドライヤーは、ドライとスタイリングを1本でこなせる優れもの。これを使って前髪割れをリセットして、流し前髪にトライ!
Before

HARUNA(マキアインフルエンサー)
前髪が右サイドに割れるクセがお悩みのHARUNAさん。毛量が多いため、髪の重みで分け目部分が薄く見えてしまうことも。また、いつも同じ分け目でセットしているため、より割れやすい状態に。
1.ヘッドを取って左右から風を当てる

前髪全体を根元から濡らした後、カールドライヤーのヘッドを外し、前後左右から温風を当てて乾かす。
2.1を数回繰り返す

1の工程を数回繰り返すことで、毛穴の向きによる生えグセがリセットされ、髪が根元からまっすぐ立ち上がった状態に。
3.流したい方向と逆向きに風を当てる

流したい方向にドライヤーの風を当てると、リセットされた生えグセが戻り根元から割れてしまうため、逆向きに風を当てる。途中から冷風に変えることで、リセットした根元の毛流れをキープ。
4.ブラシで流したい方向に梳かす

カールアイロンのヘッドをつけたら、ブラシを根元から入れ、弱風で温風を当てながら内巻きにして、そのまま流したい方向に梳かす。すぐに手で触ると毛流れが崩れてしまうので、流した後は冷めるまで触らないのがポイント。
After

ブラシのあるカールドライヤーによって、割れを解消しながら立体感のある自然な前髪に。
使用アイテム:コイズミ イオンバランスカーリングドライヤー KHC-5070/K

オープン価格/小泉成器
写真中央・右のアタッチメント付き
③ミニアイロンで「前髪割れ」をカバーする方法
生えグセは根元からついているため、実はアイロンだけでリセットするのは難しいけれど、カモフラージュすることは可能。持ち運びしやすいミニアイロンを使う、外出先でもすぐに対処できるテクニックがこちら。
1.毛束を“縦スライス”に取る

前髪が割れる部分を中心に、左右をまたぐように毛束を“縦スライス”に取る。横に取ると、割れた状態のまま固定されてしまうので注意。
2.流したい方向にアイロンをスライドさせる

ミニアイロンを縦向きに持って毛束の中間を挟み、流したい方向にスライドさせながら毛先を軽く内巻きに。同じように毛束を分け取りながら前髪全体にアイロンを通していく。
3.フロントとサイドの割れをカバーする

Beforeの時と逆側に流しているため、前髪の中央と、サイドの髪の間が割れやすい。そのため、サイドの毛束を、動きをつけたい方向に曲げた状態でアイロンを点置きして熱を加える。
After

アイロンを使っていつもと逆サイドに流し、根元の生えグセによる割れをカモフラージュ。
④サイドの割れ防止&小顔見えが叶うサイドバングを作る方法
せっかく前髪の中央の割れが直っても、サイドのスタイリングができていないと、この部分が割れてスカスカしてしまうことも。サイドの割れ防止&小顔見えも叶えてくれるサイドバングの作り方をご紹介。
サイドバングの毛束を持ち、“点置き”で熱を加える

サイドバングの毛束を指で持って流したい方向に丸みをつけ、根元→中間→毛先の順に、アイロンを点置き。熱が冷めるまで指で持ってキープすることで、きれいな丸みをそのまま固定できる。
After

アイロンの点置きだけで、サイドの割れを防ぎ、小顔に見せてくれる効果も。
使用アイテム:リファフィンガーアイロン ST

¥14500/MTG
撮影/藤澤由加 取材・文/桶川雅代 企画・構成/加賀恭子(MAQUIA)
公開日:





































































































