「MAQUIA」4月号で連載中の『ムーン・リーの運を呼び寄せる香り』。本格的な風の時代といわれているものの、ムーン・リーさんによれば「アンバランスな星回り」だという今の時期に選ぶべきフレグランスを、開運アドバイス付きで紹介します。

ムーン・リーの開運フレグランス。「アンバランスな星回り」の今月、選ぶべき2つの香りをお見立て。

ムーン・リーの運を呼び寄せる香り

教えていただいたのは…

西洋占星術師

ムーン・リーさん

女性誌やWEBサイトの連載やエッセイ、書籍の執筆等で活躍。その開運メッセージは「怖いほど当たる」と圧倒的に支持されている。

今月の開運には…
当たり前の存在に感謝しながら、
“世知辛さ”から身を守る2つの香り

どこか懐かしい香り、
シャキッと覚醒するようなクールな香り

本格的な風の時代といわれているものの、ムーン・リーさんによれば「アンバランスな星回り」だという今。「家族をはじめ、いつもそばにいてくれる存在に感謝し、自分も相手にとって同じような存在になることが開運のテーマになります」。そんな気持ちを呼び覚ますのが、どこか懐かしさを感じるフレグランス。「子供の頃を思い出させるような、ホームに戻ったような。温かく陽だまりのような香りがいいですね」


ただ一方で、世の中的には「他人を利用してマウントを取る」といったムードも強まりそうだとか。「ぼんやりして『自分』を主張せずにいると、そこにつけ込む人も現れるかも。またすべての人を疑ってとはいわないけれど、知り合ったばかりの人に、安易に自分のことを話し過ぎたりしないように気をつけて。そんな世知辛い時期に守ってくれるのは、ひと吹きでシャキッと目が覚めるような、クールな香りです」。ふたつの香りを使い分けて、これから訪れる時代の変化の波に乗って!

Aēsop
「自然の生命力を感じ、幸せな記憶を呼び覚ます」

ムーン・リーの開運フレグランス。「アンバランスな星回り」の今月、選ぶべき2つの香りをお見立て。_2

ヴィレーレとは、ラテン語で「緑豊かである」という意味の言葉に由来。自然の生命力にあふれ、鮮やかにして温かみを併せもつ香りは、創り手の地中海での休暇の記憶を描き出す。ベルガモットやイチジク、カップから立ち上るお茶の香り。そして大地を思わせる、ウッディなノート。始まりから終わりまでに織り込まれたさまざまなアコードが、無邪気で幸せな日々を思い起こさせるように。ヴィレーレ オードパルファム 50ml ¥17160/イソップ・ジャパン

Kilian PARIS
「フレッシュでいてクセになる爽快感を」

ムーン・リーの開運フレグランス。「アンバランスな星回り」の今月、選ぶべき2つの香りをお見立て。_3

コリアンダーやカルダモンなど清涼感あるスパイスとアルデヒドによる幕開けは、グラスの中の氷から白く立ち上る凍った蒸気のよう。かすかにローズとスズランの香りを感じさせながら、ラストはレザーのようなサンダルウッドとオークモスが心地よく調和。名門コニャック メゾンに生まれたキリアン・ヘネシーならではの、ラグジュアリーな香り。キリアン パリ ウォッカ オン ザ ロックス オード パルファム 50ml ¥36850/ブルーベル・ジャパン 香水・化粧品事業本部

MAQUIA 4月号
撮影/山口恵史 スタイリスト/西崎弥沙 構成・文/巽 香 企画/萩原有紀(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。

公開日:

MAQUIA書影

MAQUIA2025年4月22日発売号

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