ぽっこりお腹や便秘は、姿勢の悪さによる“内臓下垂”が原因かも。「MAQUIA」9月号では、村田さん直伝“便活ダイエット”のメソッドをご紹介。今回は、呼吸が浅い人向けのほぐし&ストレッチ法をレクチャー!
出せる体こそ、変化に負けない体
村田友美子の便活ダイエット
姿勢改善コアトレーナー
村田友美子さん
セルフ整体で骨を変える美ボディメソッド『YumiCoreBody』代表。体をほぐして膣を引き上げる独自のメソッドは、女優やモデルにも大人気。著書に『くびれ母ちゃんの出せるカラダ』など。
\背中まで息、入ってる?/
呼吸が浅い人向けのほぐし&ストレッチ
1日約2万回行われる呼吸。同じ数だけ横隔膜を上下に動かせるかどうかで、内臓の位置に大きな差がつきます。
テニスボールを用意
テニスボールを使うことで、硬くなった筋肉をピンポイントでリリース。今回は、村田さんが開発した専用ボール「Hoggsy」を使用。
村田さんが開発したこだわりの筋膜リリースボール。AmazonやLOFTなどでも販売中。Hoggsy(ホグッシー)¥4090/YumiCoreBodyProduct
背中全体を覆う脊柱起立筋をゆるめる
背骨ほぐし
背骨を支える脊柱起立筋は、体を左右に揺らしながらほぐしていくのがポイント。自律神経が通っている場所なので、動かすことでバランスも整いやすく。
1 背骨の右上にボールをあて仰向けになる
2 ひざを立て、両手は真上に伸ばす
3 ボールに体重をのせ腰まで移動させる
背中側にもしっかり息が入るように
胸前ストレッチ
肩甲骨の可動域と深く関係している小胸筋。ほぐすことで背中の張りが軽減して柔らかくなるので姿勢がよく見え、呼吸をした時に背中側に息が入りやすく。
1 両手を重ねて鎖骨の下側中央にあてる
2 顔を天井に向けて首や胸の前を伸ばす
3 ゆっくりと左右に首を倒してほぐす
斜め前に伸ばしてストレッチ
広背筋ストレッチ
広背筋は、ワキや肩甲骨から腰にかけてついている大きな筋肉。とくに巻き肩の人は張りが強く、背中側の横隔膜をうまく使えないため呼吸が浅くなりやすい。
1 立てひざで上半身と左手を斜め右へ
2 呼吸しながら左脇腹の伸びを感じる
3 少しずつ左手を前へ伸ばしていく
ガチガチの背骨をねじって柔軟に
胸椎ストレッチ
姿勢が悪いと胸椎のカーブがなくなり、みぞおち裏の筋肉が硬直して呼吸が浅くなる原因に。ねじりながらほぐすことで、骨と周りの筋肉の柔軟性をアップ。
1 右向きに寝た状態で左ひざを直角に曲げる
2 背骨をねじるように胸を開き左腕は後ろへ
3 ゆっくり呼吸しながら左手を遠くへ伸ばす
MAQUIA 9月号
撮影/露木聡子 ヘア&メイク/甲斐美穂〈ROI〉 イラスト/シマ マスミ 構成・文/国分美由紀 企画/萩原有紀(MAQUIA)
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