いつもの食べ方をちょっと工夫して、さっそく今日から痩せやすい体に。「MAQUIA」10月号では糖質を制限して痩せる方法をプロが教えます!
夏の肌・髪・爪…のダメージも回復
食べて痩せる!きれいになるQ&A
夏太りやむくみ、紫外線による肌や髪の疲れやダメージが気になる今。回復するための食事法と“きれいになる食べ痩せ”術を総力取材。食とダイエットのプロが悩みに答えます。
教えてくれたのは…
管理栄養士
金丸絵里加さん
料理研究家、女子栄養大学講師。おいしくてキレイになれる料理の提案で人気。レシピ本も多数手がける。
サロン・ド・メリッサ代表
山田祥子さん
25年以上の経験をもつエステティシャン。医療機関と提携し、分子整合栄養医学に基づく栄養療法も行う。
ララクリニック
青木 晃先生
抗加齢医学の第一人者。TV出演などを通じて生活習慣病や抗加齢医学の啓発に従事している。
管理栄養士
前田あきこさん
認知行動療法を取り入れた栄養・運動・生活指導を行い、現在までに2万人以上を体質改善に導く。
きれいになるにはまず食べる!
痩せる食べ方編
いつもの食べ方をちょっと工夫して、さっそく今日から痩せやすい体に変身しよう
糖質を制限して痩せる!
Q 痩せるために、糖質制限は必要?
A 必ずしも必要だとは言えません
「糖質過剰な食事になっている場合にはダイエット効果が期待できますが、万能ではありません」(青木先生)。「糖質制限がストレスになるようなら、やらないほうがマシです」(前田さん)
Q グルテンフリーってダイエットにもいい?
A 個人差がありますが、痩せやすくはなります
「グルテンアレルギーがあるかどうかなど、個人差はありますが、グルテンを含む小麦製品は糖質なので、減らすと糖質カットになり、痩せやすくなると言えます」(山田さん)
Q シリアルは炭水化物なので太るのでは?
A 全粒粉タイプなど、選び方を工夫して
「炭水化物は含みますが、全粒粉のものを選ぶと血糖値の上昇は緩やかになります。さらにドライフルーツよりナッツやシードを使っていると◎」(前田さん)
ナッツがたっぷり入ったヘルシーなグラノーラ。ナッツパラダイス グラノーラ 270g ¥1139/Good Morning Tokyo
Q 糖質は1日にどれくらいに制限すべき?
A 1日140gを目安に“ゆる糖質オフ”を
「痩せるためには糖質を1日140gくらいに減らすのが効果的。毎食のごはんを茶碗半分くらいに減らすのが目安です」(金丸さん)
Q ごはん代わりになるスーパーフードは?
A キヌアがあります
「キヌアはたんぱく質や食物繊維が豊富で、白米よりも糖質が少ない食材です。白米と一緒に炊いてごはん代わりにするほか、茹でてサラダやスープに入れたりしても」(青木先生)
白、赤、黒の3 つの品種のキヌアをミックス。オーガニック トリカラーキヌア 220g オープン価格/ナチュラルキッチン
Q 食べるカロリーを減らせば痩せる?
A No! カロリーより食事の「質」を重視して
「ダイエットに悩む女性の摂取カロリーは、実は意外と高くありません。むしろ糖質過多の食事や良質なたんぱく質・脂質不足、ビタミン・ミネラル不足が痩せにくい原因です」(青木先生)
MAQUIA10月号
撮影/天日恵美子(モデル) ヘア&メイク/岡田いずみ スタイリスト/武田亜利紗(モデル) 料理製作/金丸絵里加 モデル/イーラン 取材・文/国分美由紀 和田美穂 関本陽子 企画/髙橋美智子(MAQUIA)
【MAQUIA10月号☆好評発売中】