「さよならひとり」で日本ソロデビューを飾ってから早1年(MAQUIAでも2016年9月号で取材させていただきました。美意識の高い読者の間でもその美しさが話題に!)。SHINeeとして、またソロとして絶えず精力的に活動するテミンさんが、2枚目のアルバムを7月18日に発売します。蜷川実花さんが撮影したジャケ写が話題の「Flame of Love」、最新作をいち早く試聴しました。
まず第一に特筆すべきは、テミンさん自身の声の魅力。本人も過去のインタビューで度々語っていますが、SHINeeデビュー当初は14歳、実は歌を苦手としていたのだとか。しかしいまや高音域も難なくこなし、ボーカリストとしての魅力を開花させています。テミンさんにしか持ち得ないせつなげで深みのある、なんとも言えない余韻を残す声。今作はその声の魅力がより鮮やかに感じられる仕上がり。それを勝ち得た彼の努力に、まず思いを馳せずにいられません。
テミンさんがSHINeeで見せる姿が“陽”だとしたら、ソロで見せる姿は“陰”なのでしょうか。曲調はせつない愛や別れ、二人の関係性を歌うバラードが中心で、収録曲全てが「君」「キミ」へと語りかけています。「さよならひとり」の時も切ない世界観が自分のスタイルに合っていると語っていましたが、今回もその雰囲気を踏襲しつつ、愛の独白、愛のもどかしさや苦しさを叙情的に歌い上げています。
表題曲のコリオグラファー(振り付け)は前作同様、世界的に活躍する菅原小春さん。「歌詞の中にある感情の起伏を表現するため、二人で長い時間をかけて作り上げてきました。音楽のビートに頼らず、ダンスで強弱をつけているのが見どころ」。彼の最大の持ち味でもあるダンスと、ボーカリストとしての魅力、そして日本ならではのせつなげな世界観。この3つを堪能できる日本ソロ、見逃せません。日本武道館でのテミンさん初のソロステージを大成功させ、日本での活動がいよいよ熱を増してきています。
「Flame of Love」7月18日より、ユニバーサルミュージックより発売。
初回限定盤(CD+DVD)¥2980+税
通常盤(CD only)¥2380+税
FC限定盤(CD+DVD+B2サイズBooklet“SeeK Extra News「TAEMIN TIMES」+ランダムトレカ1種封入(全3種)¥2980+税)
7月3日(月)よりiTunes/ Apple Musicにてデジタル先行配信スタート
配信URL:http://po.st/taeminFoLit
編集部
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