「奇跡の美肌」と評される66歳の美のカリスマ、天野佳代子さんがマキア初登場。実は、「この肌は奇跡ではなく、美容を楽しむマインドとアンテナを張り続けることで培われた美容やコスメの知識、そしてコツコツ続けてきた独自のメソッドによるもの」だという。今回、何歳からでも変われる、そんなお宝美容を惜しみなく披露。

天野佳代子 66歳 奇跡の美肌

お話をうかがったのは
天野佳代子さん

美容ジャーナリスト

天野佳代子さん

奇跡の美肌を持つ66歳として注目の的。音楽ライター、作家、美容エディター、美容雑誌の編集長など様々な仕事を経て、現職に。60代に入り美容本の出版やYouTubeの発信などさらに活動の場を広げる。

何歳からだって美容で変われる!
天野佳代子、66歳。
オーバー40のあなたに伝えたいこと

年齢を重ねるのが勇気になる、楽しくなる、最強メソッド!

天野佳代子さん、66歳。奇跡の美肌をもつ美のカリスマが、オーバー40に伝えたいこと_2

澄んだ幸せ肌は何歳からでも育める
「小学生ぐらいから、化粧品店に行くのが憧れで歌手や女優のメイクのマネをするのが好きでした。そんなミーハー魂を絶やすことなく、さまざまなタイプのキレイのエッセンスを取り入れながら、あらゆる美容を楽しんでトライする日々。そうして66歳の今、なりたいと思うのは、透明感の高い幸せそうな女性。シワやたるみなど老いは誰にでも平等に訪れるものですが、ハッピーな澄んだ肌は、何歳からでも気の持ちようと毎日のお手入れで育めますから。中でも今回は、角質掃除や美白ケアなど私の根幹となるケアを詰め込みました。知れば、年齢の波も笑って乗り越えられるはずです」

記事が続きます

まずは知りたい、
天野さんってどんな人?
天野's History

1957年(0歳)
東京都 麻布にて誕生。両親ともに麻布十番、広尾商店街にてお店を経営

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2歳

1965年〜(8歳〜)
父親は広尾にて町工場を経営。工場の移転後、同じ場所で母親がラーメン屋→焼き鳥屋→おでん屋など様々な商売を営む
お店に遊びにくる同級生たちに片っ端から奢る母(そんな母親似かも(笑))
幼少期の夢は漫画家☆

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11歳

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1974年(17歳〜)
雑誌『週刊セブンティーン』(現在の『Seventeen』)を購読し、メイクへの興味が開花
広尾商店街にある私的聖地、化粧品店で、資生堂のアイブロウペンシルを購入。初コスメデビュー
この年に、フォークグループ『NSP』のメンバー、シンガーソングライターの天野 滋さんに出会いファンになる♡


「後に彼と結婚します♡」(天野さん、以下同)

1976年(19歳〜)
デザイン専門学校へ。漫画家の夢を叶えるべく、投稿。
雑誌『週刊セブンティーン』でも掲載される


「漫画家になれるかもと、すごく嬉しかった」

1978年(21歳〜)
漫画を描きながら、さまざまなミュージシャンが所属する
『ヤマハ音楽振興会』にてファンクラブの会報誌の制作もスタート
チェッカーズやクリスタルキング、CHAGE and ASKAなど人気者たちがいっぱい


「当時の彼が使っていたニコンの一眼レフを
譲り受け、会報誌の撮影も自分で」

1979年(22歳〜)
二子玉川や日本橋の髙島屋、渋谷の西武など百貨店の化粧品カウンターをパトロールする日々


「BAさんに話を聞くのが大好きで。基礎化粧品に
投資することの大事さを教えてもらいました」

「BAさんに目元が老けやすいタイプと言われ、
アイケアデビューも」


憧れのファッション誌『JJ』の記者に。
雪山やスキー、サーフィンなどの読者スナップを担当することがほとんどで、万年日焼け肌状態(涙)


「当時の編集長に鍛えられたことが、今も宝に!」

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1981年JJ時代

1982年(25歳〜)
スナップ取材の蓄積で、ついにシミが出現したことに慌てる(涙)
これがきっかけで、美白ケアをスタート


「この頃は美白といってもパウダー状の
ビタミンCを乳液などに混ぜるケアが主流でしたね」

1984年(27歳〜)
シンガーソングライターの天野 滋さんと結婚

1985年(28歳〜)
雑誌『CanCam』から声がかかり、憧れの美容編集者に


「ピールオフマスクで透明感が爆上がりする
ことに感動し、3日に1度行うハマリっぷり」

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CanCamの取材でパリに

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1986年(29歳〜)
雑誌『プチセブン』で小説家デビュー!
小森クスコ(後に、柊クスコに改名)というペンネームで連載小説を執筆


「4作かかせてもらいました! 貴重な経験」

1989年(32歳〜)
『CHAGE and ASKA』のブレイクにより、ファンクラブの会報誌をはじめ、出版物の制作全般に携わることに
世界ツアーなどへの同行も増え、雑誌の仕事は休業

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1997年(40歳〜)
『CanCam』の美容編集に復帰

2001年(44歳〜)
美容雑誌『美的』の創刊メンバーになり、編集デスクを担当


「角質ケアをきちんとするようになり
肌を褒められるように」

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    2005年
    天野 滋さんのラストライブ

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    美的の取材で
    プロヴァンスへ

2018年(61歳〜)
美的のお姉さん版『美的GRAND』の編集長に
TV番組『マツコ会議』に出演し、「奇跡の62歳」として世間を騒がせる!
美肌メソッドを盛り込んだ、『何歳からでも美肌になれる!』を出版


「ずっと裏方タイプだったので、表に出るのは
すごいプレッシャーでした」

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初の美容本は重版出来!

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2022年(65歳〜)
『美的GRAND』の表紙に


「おかげ様で大ヒットし、涙しました」

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美的GRANDの表紙に

YouTube『天野佳代子の大人美容 【歳をとるのは怖くない】』を開始


「ハードな撮影ですが役に立てる美容情報が
届けられることを生きがいに頑張ってます〜」

2024年(66歳)
フリーの美容ジャーナリストとして再スタート

20XX
憧れの齋藤 薫さんのように、いろいろな雑誌で執筆するのが夢


「生涯現役を貫きたい」

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「どんな時も美容が好きという想いが根底に♡」

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Q.憧れの人は?


A.草笛光子さん
2年前に出演されていた映画を見て、その透明感に圧倒されました。年齢の刻みはあるけれど、疲れも澱みもすべて飛ばすような発光感。私の目標です。

Q.美肌をキープするためのモットーは?


A.諦めたら終わり。なんとかなる精神で乗り越えています!
初めてシミができた時、目の下にシワを発見した時のことを今でも記憶しています。でも、これぞ!と思う化粧品を信じて、持ち前の行動力と気力で解決してきました。エイジングを感じたら、まずはお手入れと化粧品の見直しから。諦めないで!

Q.美容に振り回されないためにも、大切にしていることは?


A.幸せ感を育むこと
歳を取ると口角の下がりやくすみ感のせいで、不機嫌感やお疲れ感が出てきやすくなるもの。だから、お手入れをする際は、イキイキした幸せ顔へ導く透明感ケアや目、口元のハリを生むケアなどを重要視しているんです。

Q.これは一生使い続けたいというコスメは?


A.ないです! 常に最先端のものにトライしたいですから
各社しのぎを削って研究に勤しんでますから、新作発表会で最新のテクノロジーに触れるたびワクワクします。特に、エイジングケアや美白スキンケア、ベースメイクは飛躍的な進化を感じますね。

Q.趣味は?


A.昔からコスメのカウンター巡り。最近はパン作り
この百貨店はこのブランドと決め、カウンターを行脚。肌へのアドバイスや自分に合う化粧品、メイクテクニックを教えてもらうのが何よりも楽しい時間。また、最近は焼ける香りが幸せ感を運んでくれる、パン作りに夢中。およばれの時にも持っていきます。

MAQUIA 3月号
撮影/天日恵美子(人物) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/広瀬あつこ スタイリスト/カドワキジュン子〈impress +〉 取材・文/中島 彩(MAQUIA) 企画・構成/横山由佳(MAQUIA)
ワンピース ¥259600/アオイ(ファビアナフィリッピ) ピアス ¥154000、ネックレス ¥319000、リング ¥88000/ボン マジック ブーティ ¥37400/銀座かねまつ(銀座かねまつ)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。


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MAQUIA書影

MAQUIA2024年11月21日発売号

集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア1月号の大特集は「絶対、失敗しない!ベストコスメ2024下半期」。通常版の表紙は有村架純さんです。

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