トップの立ち上がりと動き、前髪の柔らかさで立体感のあるショートスタイル。分け目付近にある白髪をぼかすハイライトは、表面に入れつつも、立ち上がりと動きに合わせて馴染むようにランダムにさりげなく入れることで、オシャレな仕上がりに。
HOW TO MAKE
【カット】
カットは、まとまるショートというよりは、レイヤーを入れて動きのつくショートに。
バックポイントから襟足まではグラデーションでカットし、表面の髪はそこのグラデーションとは繋げずに、やりたいイメージの長さに設定してカットします。
全体にオンベースで引き出し、ローレイヤーを入れていきます。
【カラー】
全体は10トーンくらいのアッシュ系に、ハイライトのオンカラーは同系色の明るめのアッシュ系にしています。
ハイライトはサイドは3パネル、バックは4パネルくらいの厚みの幅で5mmくらいのチップ幅で入れます。
分け目からの表面に入れる際も、細くなりすぎないようにすることで存在感が出て、髪の動きと馴染みます。
STYLING
ハードすぎない程度にセット力があり、梅雨時期はパサつきやすいので艶が出るスタイリング剤がオススメ。重くなりすぎるとせっかくの動きが潰れてしまうので、スタイリング剤は少しずつつけていき、足りなければ少量足していく方法をとりましょう。
ARRANGE
写真のスタイルはパーマやコテを使用していませんが、髪質によって少し動きがつきにくい場合は、トップのセンターラインを4センチ幅くらいで真上に引き出し、毛先にワンカールをつけると動きや立体感が出ます。
このヘアを担当してくれたのは……寺尾フミヤさん(grico)
モデル/大庭イーデン 文/クルミー依子
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