サイドバングに入ったレイヤーと、フェイス下ラインのくびれで小顔効果が期待できる、ひし形ミディアムヘア。表面の髪の毛は内巻きに、首周りの髪の毛は外ハネにスタイリングすることで、アウトドアやイベントでさっと1つ結びにする場面でも、可愛らしさと立体感を両立する万能ヘアスタイルです。ワンカールでボリュームもしっかり出るので、ふわっと感が欲しい30代・40代女性からもご指名が多い人気の髪型。

360°美シルエット!“たっぷりレイヤー”で作る小顔ミディアムヘア

HOW TO MAKE



ミディアムを小顔に見せる秘密はカットにあり! 前髪は奥行きをやや浅めにとり、目の上でカット。鎖骨下のラインで、表面と顔周りにしっかりめのレイヤーを入れます。骨格に沿って、サイドバングを前髪と軽くつなげるようにして小顔効果をアップ。全体の中間~毛先をある程度すきばさみで毛量を減らしつつ、毛先にチョップカットを入れて柔らかさをプラス。表面のレイヤーは艶感を失わずにふんわり感を出したいので、エフェクトカットで毛量を丁寧にコントロール。



パーマは、18mm~24mmのロッドで全体をデジタルパーマで毛先1回転半巻きます。全体にワンカール半のパーマを加えることで、毛先がラフに揺れ動く、柔らかな仕上がりに。カラーは柔らかさと動きをより強調してくれる12トーンのライトベージュ。フォルムキープがしやすいスタイルなので、髪が細くペタッとしやすい方や毛量が多く悩んでいる方にもおすすめ。逆に、クセが強く広がりやすい方は、扱いづらくなってしまう可能性があるので要注意。

  • 360°美シルエット!“たっぷりレイヤー”で作る小顔ミディアムヘア・サイド
  • 360°美シルエット!“たっぷりレイヤー”で作る小顔ミディアムヘア・バック

STYLING(8minutes)


スタイリング剤は、キープ力に優れているウェット系のヘアバターと、しっとり系のヘアオイルを3:1ぐらいの割合で混ぜてから全体になじませて、程よいまとまりとウェット感をメイク。後頭部の襟足から上部へ向かって、髪の内側から指先を通しスタイリング剤をなじませます。上に向かってスタイリング剤を整えるようにつけることでふんわりした束感の仕上がりに。前髪やサイドバングは、オイルを毛先にだけつけて最後にシルエットを整えたら完成。


普段のケアは、洗い流さないトリートメントをつけてからドライを開始。半乾きの段階で、上から下へ風を当てるようにすると、収まりよく艶感もキープ。

このヘアを担当してくれたのは……中川崇広さん(drive for garden)
撮影/中川崇広 モデル/藤本麻衣 文/小林有希
drive for garden  https://garden-hair.jp/

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