基本のお団子ヘアはもちろん、ゴムだけで簡単に作るやり方を解説します。また、高めの可愛いお団子から、低めの大人に似合うお洒落なお団子のアレンジ方法もまとました。
基本のお団子ヘアの作り方
超時短!オフィスや学校でもOKな基本のお団子ヘア
清潔感とキッチリ感を強調するため、サイドはおくれ毛を残さず、タイトにまとめることがお約束。その分、バックスタイルにはひとクセ加えて、おしゃれ感のあるスタイルに。
HOW TO
①髪全体を後ろに集め、毛束をねじっておだんごを作り、その部分でゴムで固定。毛先は入れ込まないようにして。
➁ゴムの結び目に残した毛束をまきつけ、おだんご状に。さらに、毛束を引き出して立体感を。
「ゴムだけ」で簡単!お団子ヘア2選
ゴムで結ぶから崩れにくい、ミディアムヘアにおすすめのお団子ヘア
鎖骨くらいのレングスがあればできる、ラフ可愛いシニヨンアレンジ。ゴムで毛束をおだんごにする方法だから、簡単で崩れにくいのがうれしい! 朝の支度を時短したい人や、ピンで留めるのが苦手な人にもおすすめです。ざっくり&コンパクトなシルエットに仕上げるため、ロングよりもミディアムヘア向き。高めの位置でちょこんとまとめて、大人キュートな雰囲気を放ってみて。
HOW TO
①25㎜のヘアアイロンを使い、全体をリバース&フォワード方向へランダムに巻きます。キチンと巻く必要はなく、ゆるく仕上げるイメージでOK。
➁ソフトワックスまたはファイバーワックスを手によくのばし、髪全体にまんべんなくなじませます。
③手ぐしでざっくりと髪をまとめ、後頭部高めの位置で結びます。ゴムがきつくなるまで結んだら、最後に毛束をおだんごにして。
④トップとサイド、襟足の髪を間隔をあけながら引き出して、立体感を与えます。
⑤③のおだんごを毛束を裂くようにして崩します。
こなれ感を出すコツは、ワックスを髪表面だけでなく内側にもしっかりとつけること。これで髪がまとまりやすくなり、毛束を引き出した時にツヤと束感が楽しめます。フェイスラインが気になる人は、顔まわりの髪を多めに残すとグッと小顔に。 やりすぎるとやぼったくなるから、ほおまわりに透け感が出るくらいの量を目安にして。柔らかめの髪質の人におすすめのアレンジですが、硬い髪質の人はベースを細かく巻くと作りやすくなります。丸顔の人は高めに、面長の人は少し低めの位置で結ぶとバランスが取りやすいから、鏡で見ながら似合う位置を探してみて。
ざっくり編んで丸めるだけ! ゆるっとお茶目なお団子ヘア
朝はバタバタしているから、ヘアアレンジなんて…というあなたでも、絶対に大丈夫。たった3分で、365日いつでも可愛くいられる無敵のアレンジをご紹介。
HOW TO
①片サイドの低めの位置でゴムを結ぶ。この際、耳を隠し、おくれ毛を残すのがカギ。
➁①で結んだ毛束を三つ編みにしてゴムで結ぶ。三つ編みは毛束を引き出しラフにくずして。
③➁の毛束を半分に折り、飾りゴムで結ぶ。飾り部分が、前から見えるように留めて。
「高め」の位置に作るお団子ヘア3選
男女ともにウケがいい! ほどよくカジュアルなお団子ヘア
ビッグシルエットのおだんごは、一歩間違えると幼く見えてしまうので高さが重要。頭頂部につくると元気いっぱいな印象になるので、やや低めに設定して大人っぽく。正面から見たときに、毛先がちらりとのぞくくらいがベスト。ラフに動く毛先が、華やかさを演出してくれます。
HOW TO
①髪の中間から毛先を32mmのアイロンで巻き、ワックスをもみ込む。髪全体を手ぐしでひとつにまとめ、あごと耳の先端を結んだ延長線上で結ぶ。毛先を抜かず、毛束で輪っかをつくる。
➁輪っかの部分をくしゅっと広げてから、残しておいた毛先をゴムに巻きつけてピンで留める。毛先をきれいにまとめようとしなくてもOK。ラフに飛び出ているくらいが可愛い仕上がりに。
③おだんごの根元を押さえながら、トップやサイドの毛束を少しずつ引き出す。凸凹とした立体感があることで、ぐっとおしゃれに見える。バランスを見ながら、毛先を散らして仕上げる。
簡単でおしゃれ見えする、抜け感たっぷりのお団子ヘア
ゴム1本とピン2〜3本でできる、簡単おだんごアレンジ。パーマがかかっている人なら起きてスグ、直毛の人はアイロンで巻く一手間で、ゆるふわ質感のこなれアレンジに仕上がります。ポイントは髪を結ぶ位置を少し高めにすることと、顔まわりの後れ毛を適度に残すこと。すっきりとした首まわりと柔らかな束感で、ほどよくラフな大人スタイルが楽しめます。
HOW TO
①32㎜のヘアアイロンを使い、全体をリバース&フォワード方向へランダムに巻きます。この時、毛先を少し残して巻くと抜け感が出やすく、自然な仕上がりになるから試してみて。
➁全体を巻いたら軽くほぐし、ヘアオイルをなじませます。
③顔まわりの後れ毛を残して毛束を一つにまとめ、あごと耳上の延長線上を目安にして結びます。
④毛先を③の結び目に1回転巻きつけてピンで留めます。シニヨン部分から毛束をバランスよく引き出し、柔らかさを与えてできあがり。
立体感を出すのがポイント! 手抜き感なしの無造作お団子ヘア
髪の表面を根元からしっかりと巻くことで凸凹した立体感がうまれ、無造作な雰囲気に。だらしなく見えないように、えり足はスッキリとまとめるのが大人ヘアのポイント。おだんごをつくる位置もゴールデンポイントよりも下にすることで、ラフだけど落ち着きのある大人女性に見えます。
HOW TO
①前髪とトップの毛束はストレートアイロンで波ウェーブにする。ストレートアイロンがない場合は、カールアイロンで根元からフォワード、リバースのミックス巻きにする。残りの毛束は毛先中心に巻く。手ぐしでざっくりと髪をひとつにまとめ、毛先を抜き切らない輪結びにする。
➁残した毛先をゴムに巻きつけてピンで留める。ボリューム感がほしいので、ギュッと強く巻きつけないこと。飛び出てくる毛はそのままにしてOK。
③トップから毛束を少しずつつまみ出し、高さと立体感を強調。鏡を見ながら、バランスよく整えて。クリップをおだんごの脇につけて完成。
「低め」の位置に作るお団子ヘア4選
5分で完成! デイリーにもパーティにも使える、お団子ヘア
ゴム1本、ピン1〜2本でできる、とっても簡単なおだんごアレンジ。一つにまとめた髪をまるめるだけだから、ぶきっちょさんでも失敗なく仕上がります。ポイントはゆるい質感を出すために、ベースの髪をアイロンで巻いておくこと。このひと手間でこなれ感が上がるから、直毛の人はとくにお忘れなく。レングスは鎖骨くらいからロングまで、幅広く楽しめます。
HOW TO
①25㎜のヘアアイロンを使い、全体を根元からリバース&フォワード方向へランダムに巻きます。
➁オイル系のヘアワックスを毛先中心にもみ込みます。手に残ったワックスを前髪にもつけ、束感を出して。
③低めの位置で一つに結び、毛束を丸めてピンで留めます。毛先が出てきても、あえてそのままにしてOK。柔らかさと抜け感のある仕上がりが楽しめます。
④表面の髪をつまみ出してゆるさと立体感をプラス。さらに顔まわりの毛束をおろすと小顔効果がUP! バランスを見ながら、少しずつ引き出して完成です。
ゆるやかな質感に仕上げるため、ベースの髪は巻きすぎないことがコツ。クセ毛やパーマをかけている人は、そのままの質感を活かしてもOKです。ショートバングやパッツン前髪でもおしゃれに仕上がりますが、おすすめは抜け感の出るシースルーバング。前髪が重めの人はワックスで束感をつけたり、少し斜めに流すと大人っぽくキマります。デイリーはもちろん、大ぶりのピアスを合わせるとドレスアップする日にも活躍。気負いのないアレンジで、パーティ慣れした大人レディを気取ってみて。
ラフで簡単!大人カジュアルなお団子ヘア
肩くらいの長さがあればできる、ラフで簡単なおだんごアレンジ。アイロンで髪を巻く一手間を加えることで、こなれ感がグンとUP! ひとつ結びよりも柔らかな印象になり、女性らしい表情が楽しめます。男性ウケはもちろん、同性からもほめられる愛されスタイルにぜひトライ。
HOW TO
①25㎜のヘアアイロンを使い、全体の毛先をワンカール内巻きにします。その後トップと顔まわりだけ根元まで巻き、ふんわりとした質感を作ります。
➁オイル系のヘアワックスを髪全体にもみ込みます。
③低めの位置で一つに結びます。その毛束を軽くねじり、結び目に巻きつけてラフなおだんごに。毛先をピン1〜2本で留めて固定します。
④トップと顔まわりの髪を少しずつ引き出して、ゆるさと立体感をプラス。バランスを見ながらおだんごの毛束も少しずつつまみ出すと、よりラフな質感に仕上がります。
くるくるっとまとめるのがコツ! 上品&ルーズなお団子ヘア
全体的にゆとりを持たせたシニヨンは、毛束をおだんご状にするのではなく、ねじって留めるのが今季流。ボリューム感があってカジュアルな雰囲気がありつつも、えり足あたりにまとめることによってクラシカルに大人っぽく見せられるんです。また、ヘアアクセサリーをさっと飾るだけで抜け感もゲット!
HOW TO
①全体の髪を25mmのアイロンでざっくり巻き、表面は波巻きを足しておく。すると、髪を引き出すときにこなれたニュアンスが出しやすくなる。
➁やわらかめのワックスをもみ込み、まとまりやすくする。髪を後ろでひとつにまとめ、おくれ毛やトップの髪を引き出してふんわりシルエットに。
③毛束をゴムで結んだら、毛先までねじり、結び目にくるくると巻きつけてピン留め。数本を使ってしっかり固定し、最後にクリップをつけて完成!
めがねにも合う!小顔効果が狙えるお団子ヘア
タイトにまとめずおくれ毛を残すことで、優等生っぽくならず肩の力が抜けた大人の余裕を感じるおだんごヘアに。顔まわりのおくれ毛は顔の輪郭をごまかす効果アリ。前髪は眼鏡のフレームにかからないギリギリのラインで流すとスッキリ見えます。
HOW TO
①ストレートアイロンで波ウエーブにする。やわらかめのワックスとオイルを1:1で混ぜたものを髪全体にもみ込み、まとめやすくする。顔まわりとえり足におくれ毛を残して後ろでまとめる。
➁まとめた髪を耳の高さで毛先を引き抜かず輪にして結ぶ。毛束を広げておだんご状にして、ピンで留める。
③毛束を少しずつ引き出してまとまりすぎないよう、ラフに仕上げる。顔周りに残したおくれ毛は、アイロンでフォワード巻きにして輪郭を包み込むようにする。