メイク以上に人の印象を大きく左右するヘアスタイル。「MAQUIA」12月号から、ちょっとしたひと手間で、ぐんと輝いて好感度も高まる、大人に似合うヘアアレンジをレクチャーします。
ヘア&メイクアップアーティスト
河嶋 希が印象ごとにスタイル提案
レングス別/前髪別
なりたい自分を叶えるヘアアレンジ
ヘア&メイクアップアーティスト
河嶋 希さん
キャッチーなメイクのみならず、トレンド感満載の小洒落たヘアスタイル作りも話題の河嶋さん。旬のテクからベーシックテクまですみずみレッスンできる自身の書籍第2弾『ヘア本』(双葉社)も話題沸騰中。
ゆるっとかわいい印象
「ゆるふわ感を盛り込みつつ、締めるところは締めてメリハリを与えれば、大人にもふさわしいゆるかわスタイルに。ベースの髪はクセ毛風のエアリーな巻き髪にしておくとこなれた印象に」(河嶋さん、以下同)
ツインねじりで顔周りをスッキリ!
[ボブhair]
顔周りの髪をスッキリとアレンジして、はつらつとした印象に。サイドねじりが加わることで、柔らかで親しみやすい印象になれる。
1 前髪からサイドの髪を2cm程度の幅で取り、ふたつに分けてねじり、耳後ろで固定。
2 生え際の髪を引き出し、ワックスでなでつける。ねじり部分の髪も引き出して立体的に。
ゆるっとかわいい印象に仕上げるには
ワックスでエアリー仕上げ
1 ツヤを与えて軽やかに仕立てる泡のワックス。マシェリ グロススフレワックス EX(ふわふわウエーブ) 150g オープン価格/資生堂 2 柔らかな空気感となめらかな束感を作る。ピース ニュアンスwax 40g ¥1500/アリミノ 3 エアリーな毛束感を生み出す。ライトエレメンツ ディファイニング ホイップ 125ml ¥3000/アヴェダ
ハチ上ハーフアップ
[ロングhair]
定番ハーフアップよりハチ上だけをまとめた、技ありハーフアップ。ベースのゆるウェーブの効果が際立って、女らしい雰囲気が高まる。
1 ハチ上の髪を手ぐしで後ろに集めて結ぶ。さらに、髪表面は指で毛束を引き出して立体的に。
2 ボトムの髪に空気を含ませるようにほぐす。その後ワックスを軽くつけてふんわり感をキープ。
定番ポニーはボリューム感が重要
[ミディアムhair]
ポニーテールは王道だからこそ小ワザが光る。毛束や前髪のふわふわ感を生かすために、ブラシは使わず、ラフに仕上げるところがポイント。
1 前髪を26mmのコテでくるんと内巻きにしたあと、指でほぐしてふわっとエアリーに。
2 ワックスを手の平になじませ、手ぐしで高めポニーに。トップの髪はラフに浮かせておくこと。
3 結んだ毛束全体に手で逆毛を立ててボリュームアップ。最後にシルエットを整えて完成。
どんなレングスにも。 巻き方の基本
1 サイドは上下2段、後ろは上中下3段になんとなくブロッキング。
2 波ウェーブを作る。コテをするっとすべらせるように毛先から外巻き。
3 毛束をたるませながら、2の外巻きの上側を内巻きにする。
4 3で作った内巻きの上に、今度は外巻きのカールをつける。
5 あくまでもベースのヘア作りだから、きれいに仕上げなくてOK。
MAQUIA 12月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) ヘア&メイク/河嶋 希〈io〉 スタイリスト/辻村真理 モデル/小島梨里杏 伊原 葵 松本 愛 取材・文/通山奈津子 構成/若菜遊子(MAQUIA)
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