「MAQUIA」6月号では、汗やニオイ、デリケートゾーンなど、夏のボディで気になることに徹底回答。今回は、汗とニオイのお悩みに答えます!
最強&最愛ボディに近づくために。
夏のカラダ悩み解決! 100問100答
夏のお悩みNo.1 汗とニオイ問題
夏の到来とともに私たちを悩ませる汗とニオイ。メイクやファッションを楽しむためにも、抑える方法を教えて!
五味クリニック
五味常明先生
多汗症やワキガなど、根深い症状に悩む人々の駆け込み寺的存在。著書も多数。
ロート製薬
植松由起さん
スキンケアから薬品まで、あらゆるアイテムを駆使。夏の肌悩みを解決するプロ。
美容ジャーナリスト
小田ユイコさん
豊富な取材経験をもとに、ニッチなサロンケアから手軽なホームケアまで提案。
聖心美容クリニック
鎌倉達郎統括院長
マキア世代の悩みに寄り添う、丁寧なコミュニケーションが人気。
美容ジャーナリスト
鵜飼香子さん
マニアックなケアの宝庫。顔の汗が嫌で、額にボトックス注射を打った過去あり。
ダイエット美容家
本島彩帆里さん
ダイエットからスキンケアまで、ボディに関するあらゆる悩みに精通。
Q 残業すると、頭皮やカラダが臭くなる気が
A それは疲労臭かも!
「疲れが溜まるとアンモニア臭が強くなるので、休息を取って疲れを持ち越さないことが重要。ニオイが気になったらクエン酸を水に溶かしたスプレーを吹きかけるのも効果的です」(五味先生)
Q最近枕がニオいます。もしや加齢臭!?
A 汗が原因の可能性高し
「頭皮は皮脂分泌が盛んで角質代謝も早いので、ニオイ菌の温床」(鎌倉先生)。「汗腺が多く高温多湿な頭皮は、ニオいやすい場所。ポリフェノールなどを摂って抗酸化力を高めて」(植松さん)
Q 暑いところに出ると噴き出す汗、何とかなりませんか?
A 急激な気温の変化を避けて
「急激な温度変化を感じると、体の生理機能が働き、汗をかくことで体温を調節しようとします。汗をかきたくないなら、洋服の着脱などでこまめに体感温度の調節を」(鎌倉先生)
Q 最近耳にする「汗腺トレーニング」って?
A 汗の質を高めるトレーニングです
「エアコンの普及とともに汗をかきにくくなった現代人。汗をかかないと老廃物を溜め込みやすくなるので、入浴法を工夫して汗をかきやすいサイクルを育てましょう」(五味先生)
1 42度以上の熱めのお風呂に椅子などを入れて浸かり、10〜15分、手足だけを温める。
21のお湯に水を足して40度前後にし、10〜15分ほど半身浴をすると汗をかきやすく。
Q お座敷に上がるピンチ! 足のニオイを今すぐどうにかしたい
A 携帯スプレーで消臭
「殺菌効果のあるスプレーを事前にストッキングや靴下に吹きかけて」(鵜飼さん)。「外食をする日は、携帯できるフットスプレーを忘れずに」(小田さん)
(右から)ひと吹きでサラサラに。フットメジ フットドライシャンプー 60g ¥1200/グラフィコ はく前のストッキングに。イータック 抗菌化スプレーα 250ml ¥1280/エーザイ
Q ニオわない足を保つ方法、ありますか?
A 日頃から角質ケアすべし
「ニオイ菌のエサとなる角質はしっかりケア」(小田さん)。「汚れが溜まりやすい指の間は、ボディソープを泡立てたものをしばらくおき、皮脂や角質を浮き上がらせて」(鵜飼さん)
Q カラダのニオイがとれる洗い方ってある?
A 過度な摩擦はダメ
「体も顔と同じで、こすらずやさしくが鉄則。ボディタオルは使わなくてもOK。汚れを浮き上がらせるのには時間がかかるので、肌に泡をのせたら1〜3分そのままに」(鎌倉先生)
Q 自分のニオイをチェックする方法ありますか?
A 便利なツール、あります
「スマホアプリと連動した便利なツールが増えています。ニオイは客観視が難しいので、数値化できるチェッカーをうまく活用して」(五味先生)
センサーをかざすだけで、口やカラダのニオイを測定。Kunkun body ¥27778/コニカミノルタ
Q 体のニオイ、サプリでケアできる?
A バラが香るサプリはいかが?
「吐息がローズの香りに変化するサプリメントは即効性があっておすすめ」(鵜飼さん)。抗酸化成分がニオイの原因にアプローチ。ローズチャージ 60粒入 ¥2800/ドクターシーラボ
Q 体のニオイをケアするボディウォッシュってある?
A クレイ入りのソープがおすすめ
「クレイ入りのソープなら、ニオイのもととなる古い角質や皮脂をしっかりオフしてくれます。肌をトーンアップしてくれる効果もあるので、私も愛用しています」(本島さん)
(右から)加齢臭の原因、2-ノネナールも抑える。デオコ 薬用ボディクレンズ[医薬部外品]350ml ¥1000(編集部調べ)/ロート製薬 泡切れよく、すべすべの肌に。ねんどのソープ 300g ¥1400/ボディクレイ
Q 汗をさらさらにする食べ物、教えて
A 発汗作用のある食べ物が◎
「生姜など発汗作用のあるもので汗をかいて」(五味先生)。「ビタミンが豊富で、抗酸化作用のある柑橘類がおすすめ。酸化しやすい食品はできるだけ控えて」(鎌倉先生)
体を温める生姜や葛根、酸化を防ぐフルーツは積極的に摂取を。酸化しやすい肉や揚げ物、ニオイ成分の強いニンニクなどは避けて。
MAQUIA 6月号
撮影/柴田フミコ(モデル) 李 哲(物) ヘア&メイク/野口由佳〈ROI〉 スタイリスト/西野メンコ モデル/小倉優香 イラスト/itabamoe 取材・文/松井美千代 野崎千衣子 構成/吉田百合(MAQUIA)
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