「MAQUIA」11月号では、女性のさまざまなお悩みを集めた100問100答を掲載。今回はカラダにまつわるニッチな悩みを皮膚科医に聞きました!
ニッチなボディ悩み外来
他人から見ると些細でも私は気になる!というニッチなお悩みを皮膚科医の先生に聞いてみました!
教えていただきました
銀座ケイスキンクリニック 院長
医学博士
慶田朋子先生
豊富な知見と的確な診断にファン多し。著書に『女医が教える、やってはいけない美容法』など。
「女性の体は十人十色で、他人と違うのが当たり前。妊娠・出産を経てさらに変化していくので、誰かと比べて悩む必要はありません。もし身体について自分の理想を押し付けてくるような異性ならバッサリ切り捨ててよし!」
Q 25歳を過ぎるとお腹回りにお肉がつきやすいのはなぜ?
A 子宮周辺を守る大事なクッションだから
「子宮周りにつく脂肪は生殖器を守るうえで欠かせないもの。お肉をつかめないほうが問題なので、“ガリガリ美人”信仰にふりまわされないで」(慶田先生、以下同)
Q ナイトブラをしたほうが胸は垂れない?
A 夜より日中の下着選びが重要
「胸が垂れるかどうかは、縦揺れによるクーパー靭帯の損傷次第。夜は何もつけず呼吸が楽なほうがいいと思います。むしろ昼間つける下着をきちんと選んで!」
Q ワキのハミ肉がたっぷりあるんです
A きちんと試着して下着を購入
「誰でも多少はハミ出すものですが、そんなに余っているなら下着のサイズがあっていない、もしくは下着のつけ方が間違っているはず。下着売り場で相談を」
Q 胸が離れているのがコンプレックスです
A 寄っているほうがレア。気にしすぎないで
「乳首の向きでそう見えるだけで、それがあなたの自然な形。寄せるタイプのブラをつけると流れにくくなります。大胸筋を鍛えてシルエットを整えるのも手」
A 乳間を狭めて着痩せする設計。脇高のサイドでプヨ肉も逃さない。スマートブラ ¥3280/ピーチ・ジョン B 左右から寄せて谷間をキープ。「朝の谷間、ながもち、リボンブラ。」水原希子デザインモデル BRB・740 ¥6300〜/ワコール
Q そもそも乳輪がピンクな人って存在するの?
A 日本人は黒っぽいのが大多数
「日本人はメラニン色素が濃いので、もともと黒っぽいのが普通。負い目に感じる必要はまったくないので堂々と! 色の黒さを指摘する異性なんて論外です」
Q 清潔にしていてもフケが出ます
A 洗いすぎによる乾燥が主な原因
「女性の場合、洗いすぎや保湿不足など乾燥によるフケも目立ちます。爪を立てず、泡で優しく頭皮をもみ洗いしてしっかりすすぎ、すぐに乾かす習慣を」
Q 首のシワを消したい
A 完全に消すのは至難の業
「スマホの見すぎや高すぎる枕、日焼けによる肌ダメージなどが原因で深くなります。自分に合った枕を選び直し、抗酸化作用のあるレチノールなどを活用して」
マイクロパウダーとホワイトパウダーでシワを埋めて明るい首元に。美ネック姫 40g ¥1250/リベルタ
Q 虫刺されや湿疹の色素沈着ケアはどうすべき?
A ステロイドや美白ケアで対策を
「日本人の肌は黒ずみやすいので、まず刺されないケアを心がけましょう。刺されたらステロイド配合の薬を。色素沈着は集中美白。レーザーも効果的です」
A 優しい使い心地の100%天然由来成分の虫よけスプレー。ナチュラス ボタニカルスプレー 130ml ¥980/アース製薬 B 炎症を抑えることで湿疹や虫刺されなどの皮膚トラブルを改善。フルコート f 10g ¥1800/田辺三菱製薬
Q デスクワークでお尻の下側が黒ずんできた(涙)
A とにかく保湿を欠かさずに!
「こすれる肌を守ろうとしてメラニンが増えた結果です。朝晩、下着をつける前にローションやクリームで全身を保湿することで、少しずつ透明感もアップ」
Q 二の腕の振袖肉を何とかしたい
A 気づいたときに簡単な筋トレを
「普段使っていない二の腕の後ろ側の筋肉を鍛えることで引き締まっていきます。移動中やバスタイムなど、気付いた時に実践する習慣をつけておくとキープもしやすいですよ」
1 肩からひじまでを固定し、ワキを締める。軽くひじを曲げる。2 ひじ下だけを後ろへゆっくりと振り、1の姿勢に戻る。二の腕の後ろ側に力を入れて。1セット10回。
MAQUIA11月号
撮影/岩谷優一〈vale.〉(モデル) ヘア&メイク/藤本 希〈cheek one〉 スタイリスト/河野素子 モデル/千国めぐみ イラスト/チチチ 取材・文/国分美由紀 和田美穂 企画/萩原有紀(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、本体価格(税抜き)で表示しております。掲載価格には消費税は含まれておりませんので、ご注意ください。
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