今、お笑いコンビ「ボルサリーノ」の関好江さんの手料理を食べた芸人仲間が続々と開運したと話題騒然。そこで「MAQUIA」1月号に掲載中の、関さんが作る開運めしの秘密をお届けします。
よしもと クリエイティブ
エージェンシー所属
ボルサリーノ関さん
山田真佐美とのコンビ「ボルサリーノ」で活躍中。薬膳インストラクターの資格も。レシピ本『開運飯』(マガジンハウス)が発売以来大きな話題に。
食材のパワーや味付けに
よって運気をアップ!
M-1グランプリで優勝をしたトレンディエンジェルをはじめ、食べた人が続々と開運し、話題になっているのが関好江さんの手料理。果たしてその秘密とは?
「もともと芸人仲間の体調や悩みに合わせて料理を作るのが好きだったんですが、もっとみんなに元気になってほしくて、中国に伝わる薬膳や五行の勉強もするようになったんです。そして、そこに栄養学や、祖母や母から教わった食にまつわる民間伝承を自分なりにミックスした料理にたどりついて。それをみんなに振る舞ううちに、開運したという人が続出して、いつの間にか“開運めし”と評判になったんです。食材のパワーとそれを最大限に引き出す味付けや調理法を組み合わせることで運気を上げる料理なので、願望に合わせて作ってみてください」
「食材の五行パワーと民間伝承と栄養学をミックスしたのが“開運めし”です」
〈五行説〉
世の中のあらゆるものを「木」「火」「土」「金」「水」の5つに分類する中国に伝わる考え方が五行説。この5つは、運気や色、方角、季節などいろいろなものに当てはまり、食材や味、調理法も5つに分けられる。この考えを取り入れて運気を引き寄せ!
※上記の分類は、関さん独自のもので、一般的な薬膳の五行分類とは異なる点があります。
〈民間伝承〉
開運めしには、関さんが母や祖母から教わったという食にまつわる民間伝承もミックス。開花時期が長い“そば”は“成功を長く保つパワーがある”、不滅の持久力を持つ“鶏”は、“出世の象徴”などというように、民間伝承に基づく食材のパワーも取り入れられている。
〈栄養学〉
開運めしには、現代の栄養学も取り入れられている。たとえば美容運アップには、抗酸化作用の高いコエンザイムQ10やビタミンEなどを含み、“食べる美容液”とも言われるアボカドを使うなど、食材の栄養素の力も借りて開運パワーをアップ!
Q 一つの料理に異なる五行の食材が混ざっている理由は?
「“木は燃えて火を生む”というように組み合わせによってその食材のパワーを強めたり、マイルドにしたりできるので組み合わせも大事なのです」
Q 上げたい運に合わせてその五行の食材を多くとればいい?
「たとえば恋愛運を上げたいからと、火の食材をとり過ぎるとほかの運を焼き尽くしてしまいます。どの運気アップの食材も、とり過ぎは禁物」
Q 2017年のラッキー食材は?
「酉年なので鶏肉や卵がラッキー食材。お正月に食べれば主役運がアップ。季節ごとの旬の食材もパワーフードなので積極的にとって」
Q 食材と調理法、一番メインに考えるのはどれ?バランスは?
「合コン前なら情熱的になる火の食材に、水の食材と調理法を組み合わせてまろやかにするなど、食材をメインに、調理法で調整するのが◎」
MAQUIA1月号
レシピ&料理製作/関 好江 取材・文/和田美穂 構成/火箱奈央(MAQUIA)
【MAQUIA1月号☆好評発売中】
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