人気コスメやブランドのヒットの理由を編集長が根掘り葉掘りする連載、「最新美容の裏側『ここだけの話』」。今回は、アスレティア オードパルファンを深掘りします。

第17回 最新美容の裏側「ここだけの話」
入社以来12年non-no編集部に在籍し、2013年よりMAQUIA編集部に。「美のQOLが上がる」MAQUIAを読者に届けるべく奔走中。

エキップ アスレティア事業部 マーケティング部 商品開発チーム
倉持麻未さん
AMPP認定 マスターフィトテラピストの資格を有し、長年スキンケア、ヘアケアなどの商品開発に携わった後、2018年エキップ入社。アスレティアの立ち上げ時よりさまざまな商品企画に携わる。
今月のPICKUP
アスレティア オードパルファン
多くの人が待ち望んだアスレティアから機能性フレグランスが誕生!
肌、からだ、心のためのスキンケア&ライフスタイルブランド、アスレティア。洗練されたボトルデザインやコンセプトは、多くの人の心を惹きつけています。
そんなアスレティアから、ブランド初となるフレグランスが誕生。元々香りに定評があるブランドなだけに待ち望んでいた人は多かったはず。しかもアスレティアらしくネイチャー×テクノロジーを融合した“機能性フレグランス”だなんて、気になりますよね!

全3種 47ml 各¥16500
特定の感情を呼び起こす記憶の中にある情景をインスピレーションソースに、3種の香りをクリエイト。香料の90%以上を天然植物精油で構成しながらも、立体的な香りがしっかりと残る。
【ここがすごい1】香りといえば、のアスレティアから待望の「感情」を映し出すオードパルファンが登場
香りのキーワードとなったのは、記憶の中にある感情の情景。『ロスト イン ザ クラウド』『アンティル ザ クラウズ クリア』『トワイライト ヒューズ』と名づけられた3つの香りは、ストーリーにどこか切なさを孕み、一般的なフレグランスと趣が違う印象。
「私たちはいつでもポジティブでいるわけではありません。現実はイライラしたり、落ち込むことも。だからこそそれをないものとするのではなく、香りの中で受け入れ、ゆっくりといつもの自分へ還る。
これは“レジリエンス”、困難やストレスに直面した際に、それを乗り越えて適応し、立ち直る力を育む……というアスレティアのコンセプトになります」(倉持さん・以下同)

(左から)『トワイライト ヒューズ』は悲哀と感傷の狭間を行き来するシプレー スパイシーの香り。『アンティル ザ クラウズ クリア』は、湿度の高い初夏を思わせるグリーンハーバル系。『ロスト イン ザ クラウド』は、気落ちする春に落ち着きを与えるハーバル ウッディ フローラルの香調。

香りのイメージ情景のムエット。
【ここがすごい2】香りでポジティブな心理へ!「1-ドデカノール」の最新研究
鍵となるのは、嗅ぐことで人の精神的回復力(レジリエンス)を向上させる可能性を秘めたヒューマンセント成分(肌が持つ香りの成分)である「1-ドデカノール」。
何でも1-ドデカノールの香りを嗅ぐと、興味の広さ、進歩性や独創性、知的好奇心の強さ、美的感覚の鋭さなどを示すポジティブな性格特性『開放性』が引き起こされる可能性があることをアスレティア研究所が見出したとのこと。
「1-ドデカノールを香りのキー成分として配合していますが、開発と研究は別々に進行しているのに、これは奇跡的にマッチ! ちなみに1-ドデカノールはクセがなく、石けんのような軽やかな香りだったため、調香の邪魔にはなりませんでした」

1-ドデカノールの香りを継続的に嗅ぐことで、感情状態を良好な方向へと調整する可能性があるというエビデンスが! そこで香りのキー成分として配合。情感のみならずこうした機能性を持たせることも、アスレティアならではの視点。
【ここがすごい3】倒立しても揺らがない!プロダクトデザインも唯一無二
驚きなのは、スタイリッシュでモダンなグリーンボトルが紙製のスタンドで倒立しているデザイン。「ボトルはブランドローンチのときから携わってくださっているプロダクトデザイナーにお願いしました。香りのコンセプトや感情を表したクリップボードでアイディアを膨らませてもらい、長い時間をかけて今回のようなボトルに。
とはいえ、倒立させたフレグランスなんてこれまで存在しなかったため、安全性、安定性でクリアしなければいけない難問だらけでした。また、立たせるためのスタンドはFSC認証紙を使用し、職人がカッターで1つ1つ創り上げています」。まさに倒立しても揺らがないしなやかな軸を体現!

ガラスと紙に日本の職人技を掛け合わせることで、既存にはない圧倒的な美しさを放つフレグランスが完成。倒立させたフレグランスは、モダンなインテリア空間の演出にも最適。スタンドから取り出せば携帯できて、アクティブなシーンでも活躍すること間違いなし。
香りを楽しんだ後も、ガラスボトル、シンプルなキャップ、スプレー、スタンド……と、分別のしやすさも考慮。もちろん環境にも配慮しているところが、アスレティア!

倒立したガラスが表現するのは、揺らがない芯!
取材を終えて 揺らぐ気持ちの“軸”になってくれそう

当初香りの新製品、と聞いた時は、人気のルームフレグランスなどの香りをそのままフレグランスにするのかと思いきや……いい意味で予想を裏切り、想像以上の新しい香りに! 揺れ動く感情をキーに香調設計しているのがとにかく新鮮でした。
MAQUIA 2月号
撮影/土佐麻理子 取材・文/藤井優美〈dis-moi〉 構成/木下理恵(MAQUIA) 資料提供/アスレティア
公開日:

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