時代の変化や自分自身のライフスタイルの変化とともに、美容において“飾る”よりも“素材そのものを美しくする”という考えが軸となった気がします。
人の美意識や年齢があらわれるのって、肌やボディライン以上に「手もと」なのではないかと思います。
コロナ禍以降、ジェルネイルからマニキュアにシフトした方も多いと思いますが、ネイルサロンに行く機会がなくなるとネイルケアも自己流で簡潔にしがちではありませんか?
そんないまの時代の美容感度が高い人たちにおすすめなのが、魅せる“美爪”をつくるネイルサロン「longleage(ロングルアージュ)」。
タレントやモデルさんをはじめ美容賢者たちが通うサロンでのケア体験と、オリジナル商品を使ったホームケア方法についてご紹介します。
■longleage(ロングルアージュ)について
1990年に創業以来、「健康で美しい爪を育てること」を大切に、当初からジェルネイルは取り入れずネイルケアとマニキュアの施術にこだわって33年に渡り支持され続けているネイルサロン。
広尾店から始まり、現在は銀座店、玉川高島屋S・C店、大丸梅田店、セントレジスホテル大阪店の5店舗で展開されています。
今回訪れたのは、広尾店。
天井が高く光がたくさん差し込む開放的な空間で、とっても広々!
こんなネイルサロン初めて!
今回は、とっても素敵な個室でネイルケア&マニキュアの施術を受けさせていただきました。
店内には、ロングルアージュのネイルカラー以外にもさまざまなネイルカラーがずらり!
■施術について
今回受けさせていただいたのは、「マニキュアコース HAND」¥6,600(税込)。
【ファイル→キューティクルケア(甘皮)→ネイルスクラブ→ベースコート→カラー→トップコート→爪用美容液塗布】という内容で、約60分のコースになります。
勉強になる気づきがたくさんあり、手もとが生まれ変わったようにみるみる綺麗に!!
教わったことは後ほどセルフケア方法のところで詳しくお伝えしますが、目からうろこだったのがマニキュアを速く乾かす方法!
指先の体温が高いとなかなか乾くのに時間がかかるらしく、お水を入れて凍らせたペットボトルをティッシュやガーゼなどで包んで持って冷やすようにすると、速く乾くのだとか!
このテクニックは、家でもマネできそうですよね♪
丁寧にネイルケアをしていただいたあとは、ロングルアージュの“SAKURA”シリーズの中から塗っていただきました。
ロングルアージュ ネイルポリッシュ008(紫桜)
10mL 2,860円(税込)
江戸時代から愛されてきた「紫桜」をイメージしたくすみパープル。
繊細なパールが指先の動きに合わせてさりげなくきらめきいて、手元の透明感をぐっと引き立てながら美しい手もとに見せてくれます。
気に入り過ぎて、今この記事を書きながら、マキアオンラインから購入できるハピプラのオンラインショップ「HAPPY plus BEAUTY」で早速ポチりました(笑)。
サロンでの施術後は、以下の写真のような仕上がり。
一番左はネイルカラーを塗る前の状態。
素のままでも、爪がすらりと長くなったように見えて、甘皮部分もすっきり!
そして一番右の写真が分かりやすいですが、爪の土台がピカピカに綺麗になったので、よりネイルが映えてかなり上質な完成度!!
帰宅後も、翌日や数日後にトップコートを塗り直して丁寧に扱うと、10日以上きれいな状態が保てました!
(※本当は水仕事をするときにゴム手袋などで手を保護するといいそうなのですが、家事でがしがし水に触れていた私でもこれだけもちました!)
■ホームケア用アイテムについて
今回ホームケア用にお試しさせていただいたのが、以下のラインナップ。
・キューティクルプッシャープラス
・ネイルグロースアクセレーター
・ネイルベースパーフェクター
・ハンドクリームSAKURA
・マジックウォーター50mL
・キューティクル ソフナー
自宅でのネイルケア方法の流れとともに、ご紹介していきます!
●爪の長さ&形調節
まずはネイルファイル(私物)で、一方向に向かって動かしながら爪の長さや形を整えます。
この時重要なのが、ファイルの角度!
爪先の面に対して45度の角度であてて削っていくことで、爪が伸びていく過程で内側に向かって生えていくように少しずつ調整していくとキュッと美しい指先を目指していけるそう。
形は「ラウンドスクエア」。
この2点を意識して週1程度で整えていくことで、衝撃を受けにくく折れにくく、黄金比といわれている「爪の高さ1:爪の幅1.6」に、やさしく自然に変化させていくことできるそうです。
●甘皮のお手入れ
「キューティクルプッシャープラス」と「キューティクル ソフナー」を使って、やさしく丁寧に甘皮(キューティクル)をケアしていきます。
たまにネイルサロンでグイグイ押し込まれたり、甘皮をきれいさっぱりカットされてしまい、ささくれが増えたり炎症を起こしてしまったという経験のある方もいるのでは?
甘皮は、爪を育む場所(爪母)を保護する大切な役割があるため、力を入れて行うのはNG!!
爪母周辺に傷をつけてしまったりすると、健康な爪が育ちにくくなってしまいます。
ロングルアージュで教わったケア方法は、必要な甘皮は残して、爪に沿って延びてくるルーススキン(不要な甘皮)だけをやさしくていねいに除去することを意識します。
ケアするタイミングは、お風呂上りで皮膚がやわらかくなっているときか、急いでいるときはボールなどにぬるま湯とハンドソープを数滴入れて、爪先を数分つけておくとふやけてきますよ。
その後、まずは「キューティクル ソフナー」をたっぷりつけてふやかします。
このとき、乾かないように常にソフナーで濡れた状態にしながらオフしていくと◎。
爪を保護・補修する成分も配合されているので、自爪をケアする効果も。
コツは、甘皮のすぐ近くだけをグイグイほじほじやるのではなく、爪の半分くらいまでルーズスキンは伸びているので、「キューティクル プッシャー プラス」でやさしく円を描くようにして少しずつ浮いてくるルーズスキンをオフしていきます。
ニッパーがあれば、ささくれや小爪を丁寧にカットして、甘皮はめくれあがるようによっぽど伸びすぎていない限り、セルフでは切らないほうがいいです。失敗するとささくれの原因になります。
●美容液で自爪を補修ケア
ネイルカラーを塗る前の素の状態の爪に、健やかな爪のために開発された爪専用美容液「ネイル グロース アクセレーター」を塗って爪をケアします。
セリ科のハーブや、イノンド由来のケラチノモイスト(保湿成分)配合により、爪に潤いを与えて乾燥による縦じわや凸凹を補修し、二枚爪の保護や予防に役立ちます。
すらっとした指先を目指すために、爪の裏側のハイポニキウム(爪先と皮膚の間にある薄い皮)にもしっかり塗ると◎
ネイル グロース アクセレーター
10mL 3,080円(税込)
美容液で整えるだけで、つるんとなめらかな自爪に!
●ベースコート
ベースコートを塗って仕上げます。
「ネイル ベース パーフェクター」は、①爪表面の凸凹を補修、②爪に厚みを出して補強、③ネイルポリッシュの色もちや発色をよくして色素沈着を防ぐ、1品で3役をかなえるベースコート。
ネイル ベース パーフェクター
10mL 2,860円(税込)
ネイルポリッシュを塗らない日も自然なツヤで自爪そのものを美しく見せてくれるので、爪を守るためにもベースコートだけ塗っておくと◎。
●保湿ケアで仕上げ
ネイルケアが完成したあとは、手もと全体の保湿ケアで仕上げます。
ハンドクリームをつける前に、スキンケアと同じように化粧水で水分補給を。
「マジックウォーター」は、浸透性の高いプロトンイオン水に保湿成分を配合し、肌の引き締め作用もあるので水分蒸散を防ぎ手肌のうるおいをキープしてくれます。
手だけでなく、顔やボディにも使えるため仕事中に乾燥を感じたときのリフレッシュや、外出先で日焼けしたときの火照りのクールダウンなどにも役立ちます。
赤ちゃんの肌にも使えるやさしい素材なので、肌がデリケートな方でもOK!
「ハンドクリーム SAKURA」は、UVカット成分も配合された、ほんのりサクラが香る日中用ハドクリーム。
ハンドクリームって手の甲側にしか塗らない方が多いと思いますが、実は手のひら側や指の間ってけっこう乾燥しているのだとか。
なので、しっかり全面に塗りこんであげるとしっとりふわふわな手もとを保つことができます。
しっとりするのにベタつかず、サラッとした仕上がりなのでスマホやパソコンを触っても指の跡がつきにくくて使いやすい!
ネイルケアを丁寧におこなったあと、しっかり保湿ケアをして整えた手もとがこちら。
サロンで実際に施術を受けてやり方をレクチャーいただき実践したおかげで、セルフケアでも、正しい方法で丁寧におこなうとサロン級の仕上がりをかなえることは可能!!
とはいえ、やはりロングルアージュのネイルケア技術は本当に一流なので、定期的に通うことで爪の形や爪質をより美しく変えていくことができそう。
\こんな方におすすめ!/
☑自爪そのものを美しくしたい
☑爪の形に悩みがある
☑ジェルネイルなどで爪が痛んできれいに伸びない
☑正しいネイルケア方法を知りたい
☑結婚式前などで手もとの写真を撮る予定がある
トータル美容のエキスパート
得意なジャンルは、メイク全般、新商品レポート。元美容部員、美容ライター、メイク講師、美容業界歴16年!化粧品検定1級。さまざまな経験や美容知識を活かして、誰でもマネできる美容テクやメイクの小ワザを発信。