この色かわいい!この容器すてき!
そんなプロダクトから入るタイプの私ですが、目に見えるプロダクトの裏には、実はコスメブランドにはどれも「作り手の想い」があるんだ…!
そんなことを感じたCHICCAのセミナー。
ブランドの想い、思想とも言えるようなものを語るのは、CHICCAのブランドクリエイターであり、世界で活躍するメイクアップアーティスト、吉川康雄さん。
名だたるセレブたちのメイクを手がけてきた吉川メソッド、さすがにずっしり重みがありました!
吉川さんの理論は、肌の色も目の色も肌質も顔立ちも何もかも違う、しかも生きていて動く女性を常に美しく見せるためのもの。
「肌の色も〜生きていて動く」って当たり前のことなんだけど、鏡を一つの確度から凝視して決め顔でメイクする多くの女性は忘れがちなこと。
「色が合ってなければ似合わないのは当たり前」⇒「自分が持つもとの色を透けさせて活かすカラーなら、誰にでも似合う」
「パウダーが光で粗を隠してくれる」⇒「暗い場所では?暗くても明るくてもきれいなのは粉ではなくて艶感メイク」
「ハイライトやシェーディングでメリハリ顔」⇒「影や光は動くのが当たり前。均一に塗ればOK」
「まぶたのくすみは隠すべき」⇒「くすみはトラブルじゃない。ブラウンアイシャドウの色はくすみ色。活かせば良い」
↑くすみを活かすニュアンスカラーリッド
と、次々と既成概念をクラッシュさせていく吉川さんのトーク、なんと痛快なことか!
粗は隠して自分ではない別物になりたいと願ってきた女性たちにパワーを与えてくれる考え方ですよこれは…。
すっぴん別人の時代が終わって「自分でありながら最高を目指してこそ!」という時代がくれば良いな。
そうすればきっと自信のない女性も減って、すっぴん別人の女性にショックを受ける男性も減るはず…(笑)
私も目の回りに塗りたくるのはやめよう!と思いました…。
実際のテクニックについては次の記事で◎
<2015年03月08日にアップされた記事です>