新宿から車で2時間半ほどの山梨県・小淵沢に位置するアルソア本社へお邪魔してきました。
『自然との調和』に根差した製品開発や社員さんの熱量にとっても感動。私自身、早速肌の変化を感じることができたアルソア流スキンケアをレポートします!
この記事を読み終わったときには、きっとみなさんもアルソアファンになっていることでしょう!
アルソア誕生秘話
アルソアの誕生は1972年。高度経済成長期の真っ只中でした。
その頃は海外からさまざまな輸入化粧品が手に入るようになり、日本でもファンデーションを塗る→コールドクリームを塗って落とすといった“塗り重ねる化粧法”が主流だったそう。
当時、美容師だった創始者の高村佳寿枝(かずえ)氏は、肌荒れに悩むお客様を見て
「日本人が持っている本来の美しい肌を取り戻したい!」と、一念発起。
温泉に入った後の肌がしっとりしていることからミネラルに着目し、「落とす」を重要視した黒い石けんを作ったのだとか。
それが、アルソアの代表的アイテムでもある「アルソア クイーンシルバー」です。
大きなアルソア クイーンシルバー!
この黒い石けん、見覚えがある方もいるのではないでしょうか?
独特な色と化粧品らしい華やかな香り、私の実家にもありました。
発売以来、姿かたちを変えず、ずっと愛され続けている石けんなのだそうです。
歴史を感じる金型
発売当初から愛されている黒い石けん「アルソア クイーンシルバー」
アルソアの考える「真の美しさ」
アルソアでは、創立以来「心・体・肌」はいつも一体であり互いに影響しあっていて、この3つすべてが健康なときこそ真の美しさが得られる、心と体と肌の健康「三健(さんけん)の精神」という考えを提唱しています。
創始者・高村佳寿枝氏直筆の書
この一貫した理念のもと、肌を整える化粧品だけでなく、
自社農園で採れた栄養たっぷりの野菜などを使った「アルソア 酵素」といった健康食品
さらにはレストラン「アルソア女神の森 奏樹」や
心と体を整える宿泊施設「アルソア女神の森 美ウェルネスリトリート」
など、幅広いサービスを展開されています。
今の時代だからこそ、「心と体は繋がっている」という考え方はすっと入ってきますが、創立当初から大切にしている理念なのだからすごいですよね。
「アルソア レインボーファーム」で学んだスキンケアの本質
一列ごとに違う野菜が育てられている、”雑木林のような自社農園"「アルソア レインボーファーム」
「自然との調和」を体現する自社農園「アルソア レインボーファーム」の見学もさせて頂きました。
まず驚いたのは大きなレイシ(霊芝)!
顔よりも大きなレイシに大興奮!笑
レイシとは、サルノコシカケ科に属するキノコの一種です。
エイジングケア化粧品や健康食品の原料としてよく使われているレイシも自社栽培しているなんて、本当に驚きました。
見るからに元気いっぱい、栄養がたっぷりつまっていそうです!
次にご案内頂いたのはアーチ状のミニトマト畑。
「アルソア レインボーファーム」をご案内くださった責任者の山野さん。
とっても面白おかしくご説明してくださったのですが、農学部出身とのことで、さすが! ところどころに専門家の知見が盛りだくさんで圧倒されました!
私が知っているミニトマトと違い、蔦植物かの如く、元気に生い茂っています。
「アルソア レインボーファーム」の野菜たちは私の知っている農業の常識とは真逆でした。
害虫駆除のための農薬を撒かないことはもちろん、一つの果実に栄養を集める”間引き”をしないそう。
水を与えないだけでなく、野菜より先に水を奪ってしまうとされる雑草(オオバコ)がたくさん生えていることにもビックリ!
手に取って食べたミニトマトはとっても濃厚で、果実味があって、本当に美味しい!
ここに、アルソアの魅力に迫る秘密が詰まっていました。
人間が弱っている時には病気になりやすく、健康な時には病気を寄せ付けないように、虫も病気も寄せ付けないほど健康な野菜が、「アルソア レインボーファーム」には育っているそうです。自らの力で雑草からも水を得るほどに強いから、水やりもいらない。
そして、そんな健やかで丈夫な野菜は環境を整えることで育てることができるのだそうです。
どんなに科学的に栄養素がリッチな肥料でも、与え方を間違えると畑が腐ってしまう。
肌も同じように、どんなに高級で栄養豊富な成分を外から与えても、肌を健やかに育む環境を整えていないと、肌は応えてくれないのです。
健やかな野菜を育む土壌づくりには、人気の酵素飲料「アルソア 酵素」の副産物として得られる「酵素ファイバー」の発酵パワーを再利用。微生物が盛んに発酵をしているため、土を掘り起こしたとたんにモクモクと湯気が出てきました!
肌も同様に、健やかな肌にとって必要な環境(=土壌)こそが、心・体が整った身体であるということです。
アルソアの3STEPスキンケア
アルソアのスキンケアは「洗う」「除く」「潤す」のシンプルな3STEP。シンプルなお手入れだけで肌を健やかに育む環境を作ります。
「洗う」
アルソア クイーンシルバー
<枠練石けん> 標準重量135g 4,400円(本体価格 4,000円)
熟練の職人技で70日間*かけてじっくり作られた枠練石けん。*135gの場合
独特な黒い色は汚れをやさしく吸着する「炭*」由来とのこと。*洗浄成分
ハチミツやスクロースなどの保湿成分を配合しているので、汚れはしっかりとれているのに肌が突っ張る感じはまったくしませんでした。
見学会では「良い泡」の作り方をレクチャーして頂きました!
緻密な泡は、肌に摩擦を与えずに洗い上げることができる他、刺激が抑えられるという研究報告もあります。
肌が乾燥気味であったり敏感な方こそ、もこもこな泡で洗顔をすることで、肌表面の汚れを落としながら、肌の保湿成分を守ることができますよ!
「除く」
毛穴につまった汚れは週2回のケアで取り除きます。
アルソア クレイパック
<パック> 100g 3,850円(本体価格 3,500円)
北海道の天然泥「モシリクレイ*」を配合したクレイパック。*ベントナイト(皮ふ清浄作用)
乾燥肌・敏感肌の方は1分
脂性肌の方は2分
というように、肌質によって置き時間を変えます。
肌が隠れるくらい厚く塗るのがポイントです。
水洗いで丁寧に取り除くと、クレイ独特の保湿効果と吸着作用で驚くほどの透明感!
【潤す】
化粧水に使われている水は一般的な精製水ではありません。
なんと、独自原料の「アルソア水(常水)」と「モール水」を採用しています。
化粧水の大部分を占める成分である“水”にこだわってくださっているのは嬉しい!
・「アルソア水」ってどんな水?
肌の重要な天然保湿因子「NMF」。
アルソア水は、NMFに含まれるミネラルバランスに着目してつくられた水です。
さらっとした水のようなテクスチャーなのに、すっと肌に馴染むのが不思議。
何回でも重ねたくなるさっぱり感がハマりそう!
・「モール水」ってどんな水?
北海道の雄大な大地が育んだ植物性温泉水「モール水」。
有機酸であるフミン酸を豊富に含み、泥炭・亜炭層を通過して汲みだされるモール水は少し茶色っぽい色をしています。
汲みだされた温泉水は最低限の処理をして、チャーター便で工場へ直送! 添加物を加えずに新鮮な状態なまま製品化されるそう。
私もモール水温泉に入ったことがありますが、肌あたりがとても柔らかくて、じんわりしっとり温まって本当に気持ちが良かったです♪
アルソア セルローション
<化粧水> 150ml 5,280円(本体価格 4,800円)
モール水がベースの「アルソア セルローション」。サラサラとした、本当に水のようなテクスチャー。
3回重ねて使うのがおすすめなのだそうですが、全然べたつかないので何回でも重ねられます!
基本の3STEPは以上ですが、もっとスペシャルなお手入れをしたい! という方におすすめなのがこちらの美容液です。
アルソア セルエッセンス
<美容液> 25ml 14,300円(本体価格 13,000円)
透明な保湿成分とピンク・白色のエモリエント成分が使うたび混ざり合う仕様のクロスループ製法。
界面活性剤を使わずに水性と油性の成分を届ける工夫なのだとか。しかもエアレスポンプなので、最後までフレッシュに使うことができます。
保湿より一歩進んだエイジングケア*を目指す方におすすめです。
*年齢に応じたケアのこと
心と体を整えるダイニング&ウェルネスリトリート
肌だけでなく、「心・体」を労わることができる施設もあります。
アルソア女神の森 奏樹
アルソアは「マクロビオティック」という言葉が今ほど知られていなかった時代に、日本で初めてのオーガニック社員食堂を作ったのだそうです(うらやましい!)
「アルソア女神の森 奏樹」では、栄養たっぷりのお野菜をふんだんに使ったお食事が頂けます。
前菜の赤ビーツのスープ。素材から引き出した自然な甘みと土の香りを感じられてとってもおいしい!
彩り旬菜を味わう贅沢プレート。お野菜が日替わりなので、何度来ても楽しめるのだとか。
デザートの豆花(トウファ)と植物性チーズのチーズケーキ。植物性とは思えないくらいしっかりコクのあるお味で、大満足。
お腹いっぱい食べても、身体が重くならないのが嬉しい。
身体を労わるお食事ができました♡
アルソア女神の森 美ウェルネスリトリート
「アルソア女神の森 美ウェルネスリトリート」は心と体をしっかりと休めることができる会員制の施設。一日では時間が足りないほど充実しています!
ヨーロッパでは医療にも使われているというラドン温浴
血行促進効果が期待できる炭酸泉の足浴
広々とした個室のトリートメントルーム
アルソアのスキンケアを体験できることも嬉しいポイント!
窓からは美しい緑が眺められたり、夜間は間接照明でリラックスできたりと、
単なる外見の美しさだけでなく、内面から健やかさを育める、そんな施設でした。
まとめ
アルソア本社への訪問を通じて、「真の美しさ」について深く考える機会を頂きました。
八ヶ岳の恵みをふんだんに受けた自然豊かな地で過ごすということも、心から始まるスキンケアの一部だったと感じています。
アルソアのスキンケアは、できるだけ肌に負担をかけないシンプルなもの。
アルソア水やモール水といった自然の恵みを活かした成分が、肌の本来の美しさを引き出す鍵となっています。
最近では、石けんを泡立てるというマインドフルネスな時間から一日を始めることで、毎日自分と向き合うきっかけにもなりました。
本記事を通じて、「心・体・肌」のケアをしたいと思ってくださった方は、是非アルソア製品を手にとってみてください!
肌が健やかに育まれる環境を、一緒に作っていきましょう!
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