「口臭」について気になったことはありませんか?
公益社団法人 日本歯科医師会の調査「⻭科医療に関する⼀般⽣活者意識調査」 (2016)によると、
8割の人が口臭が気になったことがあると話しており、その傾向は女性の方が強いそうです。
また最近は「スメハラ」という言葉も登場し、臭いに関する関心は高まっています。
私はコーヒーや納豆、チーズ(特にブルーチーズ!)などニオイの強い食べ物が好きなため...笑
割と気にしており、朝昼晩の歯磨きは欠かせません汗
世の中には口臭ケアに関する製品はいくつもありますが、それらはどのような製品なのでしょうか?
正しい口臭ケアをするためには、まず口臭の要因から理解していきましょう。
口臭の要因は、大きく二種類に分けられます。
一つは、生理的口臭。健康な方でも発症するもので、生理機能の変化によって増減するものです。
例えば、空腹時、起床時、緊張時は唾液が減少するため、口腔内の自浄機能が低下することによって口臭が強くなります。
もう一つは、病的口臭。歯周病や虫歯などの口腔疾患によって原因菌が増殖すると、細菌の代謝物が悪臭の要因になります。また呼吸器系や消化器系の疾患が由来の場合もあります。
いずれにしても、口腔内で細菌が増殖することにより、その代謝物として悪臭が発生することで口臭となるのです。
そもそも菌は何を代謝しているのでしょうか?それは、食べカスや口腔内の脱落上皮と呼ばれる皮膚の残骸をはじめとするタンパク質。それらの汚れは歯垢や舌苔として口腔内に蓄積します。
舌苔付着量の増加に伴い口臭の指標の1つであるメルカプタン発生量の増加が確認されていることから、歯磨きや舌磨きによる口内環境の清浄化は口臭ケアに効果的と考えられます!
冒頭と同調査によると、現状、多くの方が行っている口臭が気になったときの対策としては、
「歯を磨く」が66.0%と1位。次いで「ガムやタブレットをかむ」が51.8%、「うがいをする」が38.4%となっているそう。
是非、ここに「舌磨き」をプラスしたいところですね!
今日ご紹介するのは、
イシュア「ホワイトニングペースト」(医薬部外品)85ml ¥1,300(税抜)
ライオンさんから登場した、自宅で簡単にできる 歯のホワイトニングケアシリーズです!
何やらハミガキとは思えないスタイリッシュさ✨隠さず置いておけるので、使いやすいです♪
「歯の美白」に加えて、エイジングケア・口臭ケア・歯周病ケア・知覚過敏ケアの4タイプが出ており、
今回ご紹介する口臭ケアタイプでは炭酸水素Naが水に溶解し、HCO3-イオンがプラスに帯電している汚れに付着してという細かい粒子によって物理的に舌苔を除去することができます✨
この炭酸水素Naは歯周病ケアタイプであるホワイトニングペースト トラブルケアにも配合されているので、歯周病が気になる方はこちらのタイプでもいいかもしれません^^
ホワイトニングペーストは液状でポンプ式。
歯ブラシに乗せるとすぐにてろてろと歯ブラシ感に入っていきます。
ペーストをよく見るとキラキラした物が入っていますが、こちらはきっと雲母チタンでしょう✨メイクアップ製品にも使用される、干渉色のある粉体です。
ハミガキによくあるぴりっと辛い感じは殆ど無いので舌磨きをしてもピリピリしないですよ♪
といっても甘くもなくとても爽やかに歯磨きをすることができます!
ところで、気になる「ホワイトニングペースト」のネーミングですが、
スキンケア製品と違って、歯の場合は医薬部外品でなくても「美白」を謳うことができるのです。(※一般化粧品の場合は、「ブラッシングによる」の注釈が必要。
本製品はポリリン酸Naが配合されており、着色汚れを浮かすのに一役買っています!そこでブラッシングをすることにより歯の美白をすることができるのですね^^
実際、使用感としてこのハミガキを使用し始めてから、コーヒー大好きな私ですが、以前より歯が白くなったように思います✨
研磨剤でゴシゴシ削るよりも歯に優しいホワイトニングが出来るので、重宝しています^0^
ちなみに、医薬部外品は虫歯の進行を防ぐフッ化ナトリウムによって取得しているようですよ^^
さて、口臭のメカニズムから考えると、もう一つ口腔内の殺菌アイテムを追加するのもオススメです。
同シリーズのホワイトニング デンタルリンスには殺菌剤として頻用されるセチルピリジニウムクロリドが配合されています。
セチルピリジニウムクロリドや塩化ベントニウム、グルコン酸クロルヘキシジンなどの歯の表面や粘膜に吸着する性質を持つ成分は、持続的な殺菌効果が期待できます!
ホワイトニング デンタリリンスは医薬部外品ではないため殺菌効果を謳うことはできませんが、ハミガキペーストと別のメカニズムで口臭ケアが期待できそうです^^
他にも口臭ケアをする洗口剤はいろいろなメーカーから出ていますが、
「汚れを落とすタイプ」と「殺菌タイプ」は効果が両立しにくいので(汚れを落とす界面活性剤が殺菌剤を取り囲んでしまうため)配合成分を見ながら上手に選んでみてくださいね♪
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