『コラーゲン』
化粧品でも、食事でも、女性を魅了するキーワード。
「年齢とともに、コラーゲンが減少し・・・」
「ハリ・弾力成分のコラーゲンが少ないとハリがなくなり・・・」
なんて、よく聞きますね。
ここでいう、『コラーゲン』とは真皮中に存在する弾力繊維のことなので、
お化粧品では補給することができません。
コラーゲン生成の鍵となる線維芽細胞の機能を衰えさせないように、
日焼け止めをしてあげるのが正解です。
じゃぁ、「コラーゲンって意味ないの?」
と思われるかもしれませんが、
そんなことはございません!!
コラーゲン自体、とても水と仲良しの性質があるので、
角質層内に浸透させれば、お肌を潤わせることができます。
ところが、コラーゲンは角質層への浸透も難しいと言えそうです・・・(^^;
お肌はバリア機能なので、基本的に吸収が得意ではありません。
コラーゲンは、アミノ酸が集まって繋がったペプチドを、さらに繋げたタンパク質がさらに寄り集まって、3重らせん構造を形成した
超巨大分子です。
角質層・基底膜において、浸透できる分子量は500程度と言われている一方、
コラーゲンの分子量は平均30万-100万.....
うーん、どうも無理そうですね。
ところが
このセルベスト リポコラージュ ラメラエッセンスCは違うみたいなんです。
セルベスト リポコラージュ ラメラエッセンスC
セルベスト リポコラージュ ラメラウォーター C 計6,552円(税抜)
MAQUIA ONLINEで応募してみたら、当選しました!(^0^)
皆様、応募してみるもんですよ!笑
MAQUIA ONLINEはプレゼント企画が大変多いので、是非是非チェックしてみてください!
こちらの美容液は珍しい2容器タイプです。
2液タイプ・・・といいたいところですが、残念ながら液じゃないのです!
白い固体が入っていました!
美容液を丸ごとフリーズドライ(凍結乾燥)しているのだそう。
傾けても落ちてこない・・・
ラメラエッセンスCの方は、成分表が
リン酸2Na、マンニトール、水溶性コラーゲン、ラフィノース、リン酸K、ヒアルロン酸Na、トレハロース、グリセリン、BG、水添レシチン、加水分解エラスチン、フィトステロールズ、カルボキシメチルデキストランNa
となっています。全部書いちゃった!
リン酸Naは吸湿性の高い白色固体です。
マンニトールは糖なので、保湿成分。
水溶性コラーゲンはタンパクなので固体なのでしょうが、普通水性成分に溶けて販売されているので、
このような形状は珍しいですね。
リン酸Naの吸湿性のためか、しっかりと密閉された状態です。
ちなみにリン酸2Naをネットで調べると
「生体膜の一部でー・・・」といった表記を見かけますが、
細胞膜の主要構成成分は「リン脂質」であって、リン酸ではないのでお間違いなく^^
リン酸2Naは通常、緩衝材やpH調整剤などに使われます。
これが配合量大というのは珍しいですね!
使用するときは、ラメラウォーター Cを注いで、振ります!
固体はすんなり溶けてくれました^^
ラメラウォーター Cの成分は
水、BG、ペンチレングリコール、アスコルビルグルコシド、セイヨウナツユキソウ花エキス、リュウガン種子エキス、ローヤルゼリーエキス、クエン酸Na、クエン酸、水酸化K
BGはさっぱり系の保湿剤です。
またBGとペンチレングリコールは静菌作用があるため、
”防腐剤不使用” ”パラベンフリー” などを謳いたいときによく使用されます。
ビタミンC配糖体と書かれているのはアスコルビルグルコシドのことで、
ビタミンCであるアスコルビン酸に糖であるグルコースを結合させた、ビタミンC誘導体です。
糖を結合している点に着目して『配糖体』と呼んでいるのですね^^
テクスチャーはかなりサラサラです!
使用感もサラサラ^^🎵
洗顔後一番に使用するのですが、
無臭で、浸透後もしっとりはしていますがベタつかないのでかなり気持ちよく使えます🎵
次に使うお化粧水の浸透もバッチリでした^^
さて、先の話に戻りますが、
このリポコラージュ ラメラエッセンスCはフェース生コラーゲンというものを配合しているのが特徴です。
フェース生コラーゲンとは、エステサロン用化粧品の販売をしているフェースグループが製法特許を取得した化粧基材なんですね!
コラーゲン修飾二鎖型閉鎖小胞体 = フェース生コラーゲン
だそうです。
名前が難しいのですが、ナノカプセルにコラーゲン繊維を巻きつけたような構造をしているのだそう。
このナノカプセルは水添レシチンという非イオン性界面活性剤で構成されているようです。
刺激の殆どない界面活性剤で、卵黄なんかにも入っています^^
前述した通り、
コラーゲンは分子量が大きく、肌への浸透は困難です。
なので、一般的にコラーゲンをペプチドにまで分解して浸透性を高めますが、
そうするとコラーゲンではなくなってしまうので、望みの保湿効果が得られません。
相反する現象なので仕方がないのですが、
なんと、このフェース生コラーゲンは
分子量30万の巨大分子であるコラーゲンを、を角質層内に浸透させることに成功したのだそう!
ほんとかなー^^;と思っていろいろ調べてみたのですが、
プレリリースを読む限り「確かに浸透したよ!」とのこと。
フェースさんより執筆依頼を受けているとはいえ、
論文で保湿効果についても報告がありました。
⇒特許技術使用美容液の肌改善効果(診療と新薬・第 53 巻 第 5 号)
キメ、ハリ、水分量の向上が認められたのだそうです!
化粧品で効能を肌の奥へ届ける方法は2つあって、
一つは『電気信号を利用する』ことで今回は割愛しますが、
もう一つは『お肌に穴を開ける』方法です。
本来分子量500までしか浸透しない角質層にそんな大きな分子を入れるということは、
バリア機能を一時的に崩すということです。
それを可能にするのが界面活性剤で、水添レシチンによるナノカプセル(リポソーム)の作用ということなのだと思います。
そして、巻きついていたコラーゲンも一緒に浸透するという・・・
高い保水力が期待できそうです!
本商品は溶解後冷蔵保存なので、”ナノカプセルにコラーゲンを巻きつけた構造”はきっと不安定なのでしょう。
開封前に固体・液体と分かれていたことからも、常温の液体中では容易に分解してしまうことが予想されます。
冷蔵保存かつ、開封後は早めの使用を心がけたいですね!
これまでのスキンケア化粧品の常識を逸脱したリポコラージュ ラメラエッセンスC
スキンケアの基本 ラメラ構造を整えることに着目した、ユニークな本格的エインジングケア化粧品です。
お肌の乾燥が気になる方は、是非試してみてください^^🎵
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