ちょっとマニアックなオトナ美容をご紹介する連載企画「#ギ☆のマニアック美容道」。今回は、2020年12月3日発売「タカミスキンピールマスク」を、同時発売の「タカミ美肌コットンクロス」とマスクとの併用が推奨されている「タカミスキンピール」とともに取り上げます。「タカミスキンピール」はみんなのベスコス毛穴ケア部門TOP5 常連アイテム。気になる美容効果から使用感、その使い方まで深掘りレポート!
今年48歳になるマキア公式ブロガー歴13年目のベテランブロガー。主婦ときどきライター。初めて美顔器を買ったのは高校生のときという筋金入りの美容マニア。コスメとコスメの写真を撮るのが好き。プチプラからハイブランドまで幅広くレポートします。国内外問わず旅行が趣味で、旅先ではご当地美容を必ずチェック。旅行に行けるようになったら、コスメを買いあさってしまうかも!?
[目次]
- 毛穴ケアの殿堂入りコスメからマスクが新発売、その特長は?
- 洗顔後の”顔を拭く行為までが角質ケア”「タカミ美肌コットンクロス」
- 全ての肌悩みは角質層から。肌に「タカミスキンピール」が必要なワケ
- 週1回の貼るスキンピール「タカミスキンピールマスク」でプロの施術を再現!
- 「角質ビューティープログラム」の気になる美容効果は?
毛穴ケアの殿堂入りコスメからマスクが新発売、その特長は?
美容皮膚科タカミクリニックプロデュースの「タカミスキンピール」は、発売から15年以上のロングセラー角質ケアコスメ。”スキンピール”という名前から、肌表面を剥がすコスメだと、恥ずかしながら長年勘違いしていた私。正しくは肌の生まれ変わりである“代謝”に着目した、理想的な角質を育てる、剥がさない「角質美容水」でした。
「タカミスキンピールマスク」は、「タカミスキンピール」2分の1本分を贅沢に染み込ませたシートマスク。毎日のスキンピール習慣を週1日、マスクに切り替えることで更に上質な角質に導いてくれるそう。
この1週間1クール<週6スキンピール+週1日マスク>という新しいリズムのプログラムとして、タカミが新たに提案するのが「角質ビューティープログラム」。
プログラムに欠かせない「タカミ美肌コットンクロス」とともに、3品まとめて解説します!
洗顔後の”顔を拭く行為までが角質ケア”「タカミ美肌コットンクロス」
タカミ美肌コットンクロス 30枚入り 880 円(税込)
肌の表面の角質層はわずか0.02mm。とってもデリケートで、洗顔後の拭き取りによる摩擦がバリア機能を低下させることも。
実は私、タオルの刺激や雑菌が気になって、もう何年も洗顔後、タオルではなくティッシュ2枚で水分を拭き取ってました。なので、この商品は「待ってました!」という感じ。
「タカミ美肌コットンクロス」は、抜群の吸水性を持つ天然コットン100%使用で、肌に繊維を残さず化学繊維や接着剤などを使用しない特殊製法。その上、穴の開いた立体構造の「メッシュクロス編み」で面ではなく点で当たるから、摩擦による肌への刺激を徹底回避してくれます。
使い方
洗顔後、折りたたまれているクロスを広げて、顔全体を包み込むように当て、水分を拭き取ります。肌を擦らずに軽く押し当てて使うのがポイント。
結構大顔の私でも、一度に顔全体を覆うことができる大判サイズ。しかもわずか1秒で拭き切れてしまう、驚異の吸水力。(もうティッシュには戻れないかも!?)
低刺激ですが、これで唇を軽くくるくるマッサージすると、ふやけた皮が無理なく取れます。ゴマージュより負担が少なく、その後のリップケアもスムーズに。
ちなみに使い終わったクロスは、ほどよい水分でお掃除に最適。ついでに洗面所周りをピカピカに磨き上げてます。
洗顔後、余計な付着物もゼロ、完全に清潔な状態になった肌でこそ、次に使う「タカミスキンピール」が最大限に効果を発揮。
全ての肌悩みは角質層から。肌に「タカミスキンピール」が必要なワケ
15周年の限定パッケージ
タカミスキンピール 30mL 5,280 円(税込)
全成分
水、BG、ペンチレングリコール、PCA-Na、サンザシエキス、ナツメ果実エキス、グレープフルーツ果実エキス、リンゴ果実エキス、オレンジ果汁、ライム果汁、レモン果汁、クエン酸Na、クエン酸
意外にシンプルな成分構成。殺菌性や保湿性のあるペンチレングリコールは、赤ちゃん向け製品にも使われるくらい、低刺激な成分。植物由来の成分も多く、肌へのやさしさにこだわっていることが感じられます。
そもそも”美しい肌”という認識は、理想的な構造にある角質層によってもたらされるもの。
逆にくすみ・ゴワつき・毛穴・キメの乱れ・テカリ・カサつき・ニキビ・小ジワなどトラブルのほとんどが、角質層の乱れから始まります。「タカミスキンピール」は、この古い角質を強制的に剥がすのではなく、健康な角質層が自ら行う”正しい代謝”を再現させるのが最大の特徴。クリニックでの経験を活かし、基材・濃度・pHなどにきめ細かく配慮されているから、毎日使えるし、ただ塗るだけで誰でも簡単に角質ケアができちゃいます。
使用法
スポイトの半分ぐらいのところに入った線が適量の目印。
水のように軽い美容液を両手のひら全体に広げ、顔の中心から外側へ、顔全体を包み込むようにやさしくなじませます。次のスキンケアコスメを重ねるまで、3分待つのがポイント。
私は毎回タイマーで測って、ボディケアの時間に。
初めてなので朝晩使いましたが、継続使用している場合はどちらかだけでもいいそう。
もちろん刺激はゼロ。ピーリングジェルやスクラブと違い、すぐに肌がツルツルになるわけではないので、これでスキンピールできているのか疑わしく思うくらい。効果を実感できるのは、使い続けてしばらくしてから。具体的には「タカミスキンピールマスク」と合わせて後述します。
週1回の貼るスキンピール「タカミスキンピールマスク」でプロの施術を再現!
タカミスキンピールマスク 1包15mL / 1箱4包入り 3,520 円(税込)
「タカミスキンピール」が現品の半分、15mLも入った贅沢マスク。とはいえ正直、毎日使っている美容液と全く同じものが入ったマスクシートを使う意味があるのかなと思ったのですが、使って納得。15mLというと大さじ一杯分ですが、それが無理なく無駄なく肌に送り込めます。
天然コットン100%、製造時に接着剤・添加物・油剤を一切使用しないというこだわりシート素材。
使用方法
洗顔後すぐの乾いた肌に使用。マスクに美容液がなじむよう袋全体を軽くもんでから開封し、目の位置を合わせて、顔全体にマスクを密着。そのままの状態で約3分間おいてからマスクをとり、肌に残った液は手でよくなじませます。その後は、化粧水からいつものスキンケアに。
フェイスライン周りもしっかり覆うことのできる大判サイズ。
パック後は、他の美容液たっぷりマスクのように、美容液が肌表面にあまり残ることがなく(パウチの中や使い終わったシートにも)、しっかり肌に送り込まれたことが分かります。
普段のケアで美容液15mLをここまで入れ込むのはまず不可能なので、まさにクリニックやサロンの施術を再現しているよう。ただ塗るだけでは届いていなかったかもしれない角質奥まで、穏やかに確実に美容液を浸透させることができたはず!
「角質ビューティープログラム」の気になる美容効果は?
1週間のサイクルを守って、みっちりプログラムを実行。
実は「タカミスキンピール」は、より悩みの多い顔の左側だけに使ってみました。
まず違いが表れたのが、毛穴よりも「肌の水分量」。スキンチェッカーでの数字は多いときで10%、平均でも3%使った方が高くなりました。
毛穴への効果は、2週間ほどで。使っている方がより「黒ずみ」「ザラつき」が気にならなくなってきたのと、ファンデの「毛穴落ち」が目立たなくなってきました。毛穴の大きさや形自体にも差が出てきたのは、併用したコスメとの相乗効果もあるかも。
そう、使い続けることで、その後に使うスキンケアコスメの効果がアップしてくるのがこのコスメのすごいところ! 美容成分がしっかり届くようになったんだなと実感。(これを使うときは、高級コスメをここぞとばかりに投入することをオススメしたい!)
個人的には「ひょっとして一生このまま?」と思っていた、左顎先の巨大なニキビ痕が徐々に薄くなってきたのが一番嬉しい。美白コスメとの相乗効果だと思ってます。
1週間の総まとめで「タカミスキンピールマスク」を使うと、効果は特に「肌のキメ」に現れます。ワントーン明るくなるのと同時に、肌が滑らかに整って、ブランドの言っている「端整な肌」というのはこういう状態かなと思えました。
以前、肌診断で”ピーリングのしすぎで角層が薄くなると、美しい角層を損なう原因となる”と言われたことがあって、冬の間は大好きなピーリングやスクラブ洗顔を控えていた私。でも、冬こそ寒さや乾燥で新陳代謝が悪化し、古い角質が溜まりがち。そんな私にとって、角質を剥がすのではなく育てるタカミの「角質ビューティープログラム」は、まさにうってつけのケアでした。
☑冬グスミが気になる
☑高評価のコスメや高級コスメを使っても、イマイチ効いている気がしない
そんな方に、まずお試しいただきたいです!
※記事内容は個人の体験に基づくものであり、すべての方への効果を保証するものではありません。
エイジングケア&ネイル命
得意な美容ジャンルは、エイジングケア・ネイル。メイクもスキンケアも、「自分に合うものを見極めて、楽しむ気持ちも忘れずに」がモットーの主婦兼ライター。