寒い冬こそ体を温めて美肌をゲットしよう! 今回は「MAQUIA」2月号から、美容家の山本未奈子さんが教える、肌の修復力をアップさせる加温スキンケアテクニックをお届けします。
天才ズボラスキンケア
美容家 山本未奈子さん
「HSPを活性化する加温生活で美肌キープ」
「冷えた女はキレイになれません」と話す理論派の山本さんが取り入れるのは、体温を38℃以上に引き上げる美容法。「ダメージを受けた肌を修復し、元気にするたんぱく質“ヒートショックプロテイン(HSP)”は、熱ストレスで体温を引き上げることで、活性化するという研究結果が出ているんです。だから、生活のいろいろなシーンで、体温をアップするようにアプローチ。美肌以外にも、太りにくい、病気になりにくい、疲れにくいなど、いいことずくめです」
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体温を上げて“HSP”を活性化するには、股関節と肩甲骨を動かすこと、熱めの入浴が効果的!
「テレビを観ながら股関節ストレッチ」
「椅子上に片脚を置きながら前後に脚を開き、股関節を伸ばすようストレッチすると体温が上昇。また、スクワットも効果的!」
「テレビを観ながら肩甲骨をストレッチ」
もうひとつの代謝の鍵となる肩甲骨! 頭の後ろでハンガーの両端を持ちながら、上げ下ろしを繰り返し、肩甲骨を引き寄せ。
「熱めのお湯でHSP上げ入浴法」
「熱めの40~42度のお風呂に、汗が出るぐらいを目安に10~20分浸かって。より効果を上げるには、約3分浸かり、足先に冷水を約30秒かける。これを4セット繰り返すのが◎」
「シャンプーしながらリフトマッサージ」
「頭の前、横、後ろに筋肉があるので、シャンプーしながらその部分を円を描くようゆるめていきます」
「忙しい日は末端だけ温冷シャワー」
「シャワーだけの日は、体の末端となる足先に熱いお湯と冷水を交互にあてて」
「体の芯まで温まるよう発汗効果の高い入浴剤を入れて」。
1 ミネラル豊富な海水塩を配合。リサージ ミネラルバスソルト【医薬部外品】 10包入 ¥2800/カネボウ化粧品
2 炭酸効果がパワフルな入浴剤。バブ メディケイティッド 柑橘の香り【医薬部外品】 6錠入 オープン価格/花王
Technique
体温を上げるためには、深く眠れるよう副交感神経にスイッチして質のいい睡眠を取ることも大事。
就寝前、リラックスモードにして良質睡眠
「就寝1時間前は、リラックスモードにして副交感神経へとスイッチ。ダウンライトにして、ラベンダーやマンダリンなど鎮静効果の高いアロマのキャンドルをたいたり、カモミールティーを飲んだり。HSPの働きが上がるんですよ」
[Recipe]
「朝も生姜入りのポカポカジュースを日課にしています」。人参とりんごをミキサーにかけた後に、生姜汁を入れればOK。
「体ポカポカの美肌鍋が日課」
「我が家では、簡単!美味しい!ヘルシー!体の中からポッカポカ!になるから、鍋が定番です。どの鍋にも温め効果の高い、生姜を入れるように」
[Recipe]
材料は、茅乃舎の野菜出汁、塩、こしょう、マギーブイヨン、鳥のもも肉、トマト、キャベツ、たまねぎ、人参、じゃがいも、生姜。それぞれを大きめにカットし、出汁、マギーブイヨン、お肉を入れて火が通った後、野菜を、最後にトマトをたっぷり投入するだけ。
食べ過ぎの時は代謝上げサプリ!
「糖質はカットするけれど、美肌に欠かせない脂質はカットせず、腸の働きも活性化」。パーフェクトダイエット プラス+ 30袋入¥12000/シンプリス
Mask
シートマスク上からHSPを活性化するブースターマスクで密封し、睡眠中の肌の修復力を底上げ。
「就寝中のHSPを活性化するマスク」
入浴後、まずシートマスクをのせる。さらに温スチーム効果のパナソニックのブースターマスクをのせる。
1 温かいスチームマスクで、シートマスクの美容成分の浸透がアップ。ブースターマスク(プレミアム)(黒)EH-XM10-K ¥40000/パナソニック
2 マイクロ エッセンス マスク 6枚入¥8000/エスティ ローダー
MAQUIA2月号
撮影/玉置順子〈t.cube〉 ヘア&メイク/広瀬あつこ 取材・文/長田杏奈 構成・文/中島 彩(MAQUIA) 企画/清田恵美子(MAQUIA)
【MAQUIA2月号☆好評発売中】
※Amazonはコンパクト版のみの取扱いです。