いつものメイクにマンネリを感じたら、とびきり旬なカラー、イエローを纏ってみて。洒落見えするイエローの使い方を、林 由香里さんがレクチャー!
濃度別に使いこなして洒落感をコントロール
センスアップには、Yellowを纏って。
ヘア&メイクアップアーティスト
林 由香里 Presents!
今季、ぜひトライして欲しい色といえば、断然イエロー。ヘルシーでコンサバ感ゼロのイエローをほんの少し噛ませるだけで、はっとするほど洒落て視線をひく存在になれますから。でも、一見、奇抜な色で難しそう……と思う人も多いはずだけど、実は日本人の肌になじみがいいので、案外誰にでもマッチ。さらに、ひと昔前のポップな発色のイエローとは違って、今どきは透け感と軽やかさのある大人にも使いやすい絶妙な発色で、どんなファッションや髪色にも合わせやすいんです。まず、デイリーなメイクの上にどこか1パーツ、イエローを重ねることからスタートし、徐々に濃度をあげていっていろんな新鮮フェイスを楽しんで。
Cheek+Lip
オレンジよりのイエローで血色UP
イエローを広範囲にのせつつも、血色を感じるオレンジよりのイエローをチョイスしているから、実はハードル低めでトライしやすい。チークは、頬の中心のみピンクを仕込んで血色をあげておくのが効果的!
HOW TO MAKEUP
頬の中央のみにピンクのチークDをのせ、上からイエローAを目頭下から鼻下あたりまでふわ~っと広い範囲に入れていく。リップBは、ラフに直塗りし、唇中央のみに重ねづけしてふっくらと。
A オレンジよりの優しい発色のマスタードイエローチーク。ザ ブラッシュ マット 001M ¥3300/アディクション ビューティ B オレンジみを含んだ、イエロー。下地としても重宝。ケイト リップカラーコントロールベース EX-1 ¥1320(編集部調べ)/カネボウ化粧品
C お洒落かつ軽やかに目元を引き締める、グリーン。アートエクスプレッショニストマスカラ 06 ¥4400/THREE D ソフトなピンク。ザ ブラッシュ マット 009M ¥3300/アディクション ビューティ
Eye+Cheek+Nail
目と頬にじわ〜っと漂わせて
イエローが全体に漂うメイクは、色素薄めなアンニュイガールというイメージ。女っぽさがありながらも、イエローならではのヘルシーさが潜んでいるから好感度も抜群。パキッと発色させず、広範囲にあえて淡くのせて、締めすぎない陰影感をつけるのがポイント。
HOW TO MAKEUP
目元は、パレットEのイエローを上まぶた広めに、下は目頭のみにオン。さらにEの下の淡いグレーを上の二重幅と下のキワに入れて陰影をつけて。ベージュのマスカラIは、上のみにたっぷりと。頬は、頬の内側&高めの位置に丸く。
E クリアなイエローと軽やかに引き締めるグリーンがかったグレーのセット。ペタル フロート アイシャドウ 11 ¥2420/トーン F 繊細なパール感がみずみずしい、透け感のある練り状スティック。ファシオ マルチフェイス スティック 07 ¥990(編集部調べ)/コーセー G 爽やかなレモンイエロー。ネイルカラー 19 ¥1760/ポール & ジョー ボーテ
H オレンジと黄みの絶妙色。ベージュリップ。エンスロール マット リップス EX03 ¥3850/セルヴォーク(4/15限定発売) I ほどよく目元を引き締めるベージュ。ディファイニング マスカラ 06 ¥3080/スナイデル ビューティ
MAQUIA 5月号
撮影/ISAC〈SIGNO〉(モデル) Kevin Chan(物) ヘア&メイク/林 由香里 スタイリスト/鈴木美智恵(モデル) モデル/比留川 游 構成・文/中島 彩(MAQUIA)
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