季節の空気が変わると、まとう香りも着替えたくなる。
透明感のあるクリアな香りが好きなのだけど、気分や季節で、好む香りの傾向ってほんの少し変わるもの。
定番は、フランシス・クルジャンの「アクア」。単品使いはもちろん、その名のとおり水や空気のように澄んだ香りなので、どのフレグランスとレイヤードしても相性バッチリ。
冬にヘビロテしていたのは、ゲランの「モン ゲラン」。マンダリンオレンジやラベンダー、サンダルウッドの奥行きのある香り。凛とした大人のムードでありながら、どこか親しみ感もある。
ジョー・マローンの「フリージア&ペア」は、クルジャンと重ねると白い花のブーケを胸いっぱい抱えているような気分になる、幸せな香りに。
ロジェ・ガレの「フィグ」は、敬愛する調香師・クルジャンが手がけた香りということで、初めてこのブランドで使った香水。フィグ(いちじく)のみずみずしさが広がる、ほんのり甘いフルーティーフローラル。
そしてこの春の新スタメンが、同じくロジェ・ガレの「エクストレドコロン テ ファンタジー」。
素敵なBOXとともに、ロジェ・ガレ様から届きました。
さわやかさと幻想的な雰囲気を兼ね備えた、スモーキーなティー&ウッディの香り。
厳選されたベルガモットの紅茶みたいな香りと、ウッディなサンダルウッドやベンゾイン、青々としたベチバーやシピオルのみずみずしさが織りなすハーモニーが、シーズンチェンジの気分にぴったり。
コロンなのに香りの持続性もあり、軽やかにまとえるフレグランス。
もちろん、他の手持ちフレグランスとのレイヤードもしやすく、バッグインしやすいサイズなのでパシャパシャ使えそう。
また、甘さ控えめなのでユニセックスでシェア使いできそうなのも◎
トータル美容のエキスパート
得意なジャンルは、メイク全般、新商品レポート。元美容部員、美容ライター、メイク講師、美容業界歴16年!化粧品検定1級。さまざまな経験や美容知識を活かして、誰でもマネできる美容テクやメイクの小ワザを発信。