2017年春もまだまだブレイクが続きそうな「赤リップ」ブーム。
黄み寄りや青み寄りなどの色違い、また、ツヤやマットなどの質感違いで何個でも欲しくなる赤リップですが、一本のリップでも、その日の気分やスタイルに合わせて、ちょっとしたイメチェンを楽しむことも可能です♡
今回は、最近インスタグラムにアップした、私の赤リップメイク合わせワザを3パターンご紹介します!
パターン①「お仕事オンモード」
今回ご紹介するメイクは全て、こちらの資生堂「マキアージュ エッセンスグラマラスルージュ NEO」の10番レディレッドを使っています。
リキッドルージュタイプなので発色も質感も調整しやすく、口紅だと色が付きすぎて苦手……という赤リップ初心者の方でも使いやすいのが◎。
まずはお仕事オンモードから。
唇の上下内側に線を描くようにラフに塗ったあと、上下の唇を合わせて馴染ませると、きちんと「赤」なのに自然で、パワーが湧いてくるような気分になれます♪
逆にチークは色味を出さず、テラコッタカラーで骨格と立体感をメイクするようにすると全体のバランスが良いです。
パターン②「スポーティモード」
ボーイッシュなファッションの時には、あえてヘアメイクは女性らしくセンシュアルさをプラス。
赤リップを上下ラフにのせた後、薬指で軽くポンポンっと叩くようなイメージで全体を馴染ませ、輪郭をぼかします。
するとツヤ感と色味が少し指に移り、セミマットなリップの質感に。
あまりツヤツヤしていると全体のバランスとチグハグになりすぎるので、この“セミマット仕上げ”がポイント!
指についたリップはふき取らず、チークの上に重ね付けしてしまいます♪
唇と頬の色と質感がリンクすることで、ナチュラルなのに色っぽい血色感がプラスできるのです。
仕込みチークは、ツヤ感のあるクッションタイプのコーラルピンクを軽く。
アイメイクはキャップの影に隠れるので控え目でOK。
パターン③「ほっこり週末アウトドアモード」
冬のカジュアルスタイルには、トレンドカラーのネイビーやグレーと相性抜群な「ネオンピンク」、いわゆる蛍光ピンクのチークを合わせます♪
キュートで幼い印象になりがちなピンクカラーも、赤リップと合わせてカジュアルに崩すと、むしろこなれた感じの「大人かわいい」メイクに。
クリームタイムのチークを、頬の少し高い位置に気持ち広めに入れ(ぼかしすぎると『おかめ』になるので注意!)、赤リップをラフに付けたあと、なんとなく輪郭がきちんと出るように指で整えます。
ニットのほっこり感で全体が膨張して見えがちなので、このメイクでは輪郭をきちんとした方がベター。
リップ本体ではなく指で輪郭をとることで、くっきりしすぎず、程よい週末の抜け感メイクが完成します♪
赤リップというと、「しっかりレディ」「勝負リップ」というような印象を持ちがちですが、使い方や合わせ方で、このようにカジュアルダウンすることもできますよ♡
プラスするだけで、ほんのり「女性っぽさ」もプラスしてくれる赤の魔法。
ぜひ参考にしてみてください♪
トータル美容のエキスパート
得意なジャンルは、メイク全般、新商品レポート。元美容部員、美容ライター、メイク講師、美容業界歴16年!化粧品検定1級。さまざまな経験や美容知識を活かして、誰でもマネできる美容テクやメイクの小ワザを発信。